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      沖縄本土復帰43年の平和行進

      沖縄本土復帰43年の平和行進

      沖縄が本土に復帰してから15日で43年となるのにあわせてアメリカ軍普天間基地の移設計画が進められている名護市辺野古の周辺で、市民団体などによる「平和行進」が行われ、沖縄県内のアメリカ軍基地の閉鎖などを訴えました。
      この平和行進は、市民団体や労働組合が沖縄が本土に復帰した5月15日にあわせて毎年行っているもので、ことしは県の内外から、主催者の発表でおよそ1200人が参加しました。
      ことしの行進は普天間基地の移設計画が進められている名護市辺野古近くの砂浜から始まり、出発式で、移設計画に反対する住民グループの代表、松田藤子さんは、「43年前の復帰の日は喜びに満ちていましたが、その復帰は私たちの期待した形ではなく基地付き、安保付きでした。そして、いままた、新しい基地を要求してくる日米両政府の理不尽な態度に怒りがこみ上げてきます」と述べました。
      そして参加者たちは、「基地のない沖縄を」と書かれたはちまきをして、名護市辺野古の海岸沿いをおよそ2時間、行進し、埋め立て予定地に隣接するキャンプシュワブのゲート前で「新基地建設は許さないぞ」などとシュプレヒコールをあげて、移設計画への反対を訴えました。
      浦添市から行進に参加した40代の男性は「本土の人に沖縄がいまも抱える矛盾を見てもらいたい」と話していました。
      また石川県から参加した女性は「戦争から70年がたつのにいま、基地の機能が強化されるのはおかしいとおもいます」と話していたほか、奈良県の50代の男性は「今回の基地建設が通るとさらに強権的に戦争ができる国へと向かっていってしまうのではないか」と話していました。

      05月15日 20時11分