小林正典
2015年5月16日09時15分
あなたも「雪丸」になりませんか――。奈良県王寺町などがつくる雪丸実行委員会は15日、町のマスコットキャラクター雪丸の着ぐるみに入り、PR活動を手伝ってくれる協力者の募集を始めた。
雪丸は、町内の達磨(だるま)寺に石像がまつられている犬で、聖徳太子の愛犬とされる。2013年に町の公式マスコットになって以降、露出が増え、昨年の「ゆるキャラグランプリ」では全国11位にランクされた。
着ぐるみに入ったり、介添えをしたりする仕事は町の臨時職員らが担っていた。しかし現在の人気ぶりから、雪丸の活躍の場が増える気配もあり、一般から協力をお願いすることを決めた。
動作は研修などで教えてもらえる。見ているとかわいらしい着ぐるみも「中に入ると重労働」と町の担当者。「夏場では10分ほどでへばってしまうほど。でも子どもたちが喜んでくれるので、やりがいがありますよ。薄謝もあります」と協力を呼びかける。
応募条件は、15歳以上45歳くらいまで(中学生は除く)、身長の目安は150センチ~160センチ、着ぐるみを着てのパフォーマンスができる体力のある人――などで、条件を満たせば登録される。謝礼の目安は、1日(4時間以上)の活動で6千円、半日(4時間未満)は3千円を予定。交通費の支給はない。問い合わせは町地域交流課内の実行委員会(0745・33・6668)へ。(小林正典)
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