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米議会 日本の安保政策を支持
5月16日 8時11分

アメリカ議会の下院は2016年度の国防予算に関する法案を可決し、この中で「地域や国際社会の平和と安全のためにより積極的に貢献しようとする日本の決定を歓迎する」として、集団的自衛権の行使容認など安倍政権の安全保障政策を支持する内容が盛り込まれました。
アメリカ議会下院の本会議は15日、2016年度の国防予算の大枠を定める国防権限法案を賛成多数で可決しました。
法案では、「アメリカは地域や国際社会の平和と安全のために、より積極的に貢献しようとする日本の決定を歓迎する」としています。そのうえで、「集団的自衛権の行使容認や、新たに合意した日米防衛協力の指針、ガイドラインを含めた日本の防衛政策の最近の変更について、アメリカは支持する」として、安倍政権の安全保障政策を支持する内容が盛り込まれました。また、沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設計画について、「辺野古が唯一の選択肢だ」とし、日米の合意に基づいて、引き続き進展させる必要があると強調しています。
一方、オバマ政権は、中東で台頭する過激派組織IS=イスラミックステートなど新たな脅威に対応するためとして、前年度より多い予算を要求していますが、議会下院の予算案の総額も増額を認める内容となっています。

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