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ISがイラク西部の都市制圧5月16日 7時01分
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イラクでは、過激派組織IS=イスラミックステートが西部アンバール県の中心都市ラマディに大規模な攻撃を仕掛けて地元政府の庁舎などを制圧し、この地域で掃討作戦を続けてきたイラクの政府軍などにとって大きな打撃となっています。
イラク西部のアンバール県では、広大な地域を支配するISが中心都市のラマディの市街地への侵入を試みて、先月以降、政府軍との間で激しい攻防が続いてきました。
地元の当局者などによりますと、ISは14日から15日にかけて政府軍に対して車を使った自爆攻撃や迫撃砲による大規模な攻撃を仕掛けて、ラマディの中心部に侵入したということです。そして、15日午後、地元政府の庁舎や警察本部などを制圧し、政府庁舎にはISの黒い旗が掲げられたということです。
これに対して、政府軍は、新たに特殊部隊を送るなど部隊を補強していて、ラマディ周辺の各地で激しい戦闘が続いているもようです。
イラクでは、先月はじめ、政府軍が北部の主要都市ティクリットをISから奪還したあと、アンバール県で支配地域の奪還に向けた大規模な掃討作戦を続けてきました。しかし、アメリカ軍など有志連合の空爆にもかかわらず、反転攻勢を強めるISに逆にラマディの中心部を奪われる形となり、政府軍や有志連合にとって大きな打撃となっています。
地元の当局者などによりますと、ISは14日から15日にかけて政府軍に対して車を使った自爆攻撃や迫撃砲による大規模な攻撃を仕掛けて、ラマディの中心部に侵入したということです。そして、15日午後、地元政府の庁舎や警察本部などを制圧し、政府庁舎にはISの黒い旗が掲げられたということです。
これに対して、政府軍は、新たに特殊部隊を送るなど部隊を補強していて、ラマディ周辺の各地で激しい戦闘が続いているもようです。
イラクでは、先月はじめ、政府軍が北部の主要都市ティクリットをISから奪還したあと、アンバール県で支配地域の奪還に向けた大規模な掃討作戦を続けてきました。しかし、アメリカ軍など有志連合の空爆にもかかわらず、反転攻勢を強めるISに逆にラマディの中心部を奪われる形となり、政府軍や有志連合にとって大きな打撃となっています。