静岡市で2007年12月、NHKが契約するオールニッポンヘリコプターのヘリが墜落し機長ら2人が死傷した事故で、運輸安全委員会は22日、テールローター(後部回転翼)を制御するロッドが整備ミスで破断し、操縦不能になったのが原因とする調査報告書をまとめた。
報告によると、同機は07年10月にテールローターの不具合を受けて整備を実施。ねじを締める際に誤って逆方向に回し、ロッドがねじで接続されている部分の緩みをさらに緩めたため、ロッドの接続部に亀裂が生じ、折れたとみられる。マニュアルには回転の方向が通常とは逆であることが記載されていた。
同委はマニュアルの内容を把握するよう指導を徹底することなどを国土交通相に意見した。
同ヘリは07年12月9日、機長ら2人が東京から静岡ヘリポートへ向け飛行中、同ヘリポートの約800メートル手前で墜落した。
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