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小学校教師がクラス全員の指紋採取
5月15日 20時50分

小学校教師がクラス全員の指紋採取
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東京・立川市の小学校で6年生担任の男性教師がクラスの児童全員の指紋を採取していたことが分かり、教育委員会は「児童の人権を侵害する不適切な行為だ」として教師の処分を検討しています。
立川市教育委員会によりますと、13日、市内の小学校で6年生のクラス担任の30代の男性教師が、児童の靴に画びょうが入れられていたことを知り、一人一人から聞き取りを始めました。その際にこの教師は、スタンプ台に児童の指を付けさせて、30人を超えるクラス全員の指紋を採取していたということです。
その後、保護者から学校に連絡があり、学校が教師から事情を聴いたところ、指紋の採取を認めましたが、動機や目的などは分かっていないとしています。教育委員会などは「児童の人権を侵害する不適切な行為だ」として、採取された指紋を廃棄するとともに、この教師の処分を検討しています。学校では17日、保護者を対象に説明会を開くことにしていて、立川市教育委員会は「市内の公立学校に対して人権への配慮について、改めて指導を行いたい」と話しています。

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