右ボタン

生活

  • 印刷
子育てについて語る西田ひかるさん=大阪市中央区大手前4、NHK大阪放送局(撮影・笠原次郎)
拡大
子育てについて語る西田ひかるさん=大阪市中央区大手前4、NHK大阪放送局(撮影・笠原次郎)

【生活のリズム整えると機嫌も良く】

 8歳と5歳の息子を育てながら歌手・女優として活躍する西田ひかるさん=兵庫県西宮市=に、イヤイヤ期の対応を聞きました。

 -どう接していましたか。

 「お兄ちゃんは小さいときから、理屈で理解するタイプだったので、落ち着いたときに説明するというのが多かったです」

 「弟になると、前もって防ぐっていうのかな、何となく子どもの機嫌の悪くならないタイミングでスケジュールを組んだりしていました。夕方や午後、眠いときや疲れているときに、ストレスが加わると、理由が分からないままイヤイヤになるので、お出掛けなどは午前中とか。東京に2人を連れての移動は機嫌のいい時間帯にするなど、イヤイヤ期はそうやって乗り越える感じでした」

 -防ぐ工夫はほかにも?

 「特に幼少期は、早寝早起き、生活のリズムに気を遣いましたね。朝早く起きたら、元気よく幼稚園に行きますが、疲れていると、ぐずったりするので。小学1年生までは午後8時くらいに寝かせ、睡眠時間を確保し、心身を整えることを大切にしました」

 -泣いたり、駄々をこねたりにはどう対応していました?

 「スーパーで買うお菓子は一つだけ、お父さんやお母さんはおもちゃを買わない、買うのはおばあちゃんの役目とか、ルールを決めています。折れそうになっても、約束は絶対守らなければいけないと思っています」

 「ルールに順番を付けることも大切と思います。うちで一番譲れないのは、車ではシートベルトをするなどの(命に関わる)もの。もうちょっと遊びたいはグレーゾーン。基準は成長とともに変わっていきます」

 -未就学の子どもがいる読者に子育てのアドバイスを。

 「一人で抱え込まないことがすごく大事。ママ友付き合いは、よくも悪くも取りざたされるけど、友達のことを見たり、話を聞いたり、自分のことを話したりするうちに、解決したり、すっきりしたりすることがあります。激しいイヤイヤも、『絶対大丈夫よ』と励まされ、ママ友さんに助けられました。ネットで対処法は見つからない感じで、いろんな人とお付き合いするのが大事と思います」(聞き手・網 麻子)

▽にしだ・ひかる 上智大卒。1988年にレコードデビュー。2002年に結婚、約8年前から西宮市に在住、同市観光大使を務めた。夫は会社員。

▼次回は「パパがイクメンになる方法」 

★体験談、写真募集★

 「みんなで解決! 子育てカフェ」は、毎月第3金曜日に掲載します。次回(6月19日)のテーマは「パパがイクメンになる方法」。具体的な体験談や助言、写真を募集し、紙面や電子版「神戸新聞NEXT(ネクスト)」で掲載します。

 体験談や助言は200字程度。紙面上匿名可。写真は、育児中の父親と子ども(未就学のみ)で、標準サイズL判以上、1年以内に撮影した未発表のものに限り、匿名不可、返却しません。いずれも応募者の住所、名前、生年月日、職業、電話番号(必ず)、子どもの名前、性別、生年月日を書き、〒650-8571(住所不要)神戸新聞報道部子育てカフェ係へ。体験談はメールも受け付けます。

  
生活の最新

天気(5月16日)

  • 24℃
  • 20℃
  • 50%

  • 23℃
  • 16℃
  • 50%

  • 26℃
  • 21℃
  • 60%

  • 26℃
  • 20℃
  • 80%

お知らせ


チェックした記事

チェックした記事 チェックした記事

記事選択ボタン

記事選択ボタン

記事選択ボタン

閉じる

  • ログイン
  • 新規申込
  • 紙面を見る
  • 全ての地域版
  • 記事データベース
  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

ヘルプ

閉じる