閣議決定いたしました。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
戦後日本の安全保障政策が、大きな転換点を迎えています。
政府は、臨時閣議を開き、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障法制の関連法案を閣議決定しました。
きょう夕方、政府が閣議決定した、安全保障法制の関連法案。
集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んでいます。
関連法案は、外国軍隊への後方支援のための新たな恒久法である、国際平和支援法案と、自衛隊法など10の法律の改正を一括して1本の法案にまとめた、平和安全法制整備法案の合わせて2本です。
政府はあす、国会に提出する予定です。
集団的自衛権反対!
きょうは、各地で反対を訴える声が。
総理大臣官邸前でも。
戦争法案絶対反対!
閣議決定絶対反対!
閣議決定を終えて記者会見した、安倍総理大臣は。
今後の国会審議については。
では閣議決定された関連法案について、政治部の田中記者と共に見ていきます。
かなり多岐にわたる法整備となっていますが、このうち、日本の平和と安全に関わる事態への対処について、新たに何をできるようにしようとしているのか、具体的な事例を挙げながら、見ていきたいと思います。
まずはこちらです。
A国が、日本に対して弾道ミサイルを発射しようとしているケース。
同盟国であるアメリカ軍などの艦船が、日本の防衛のために、自衛隊と共に情報収集や警戒に当たっています。
この時点では、ミサイルを発射していませんので、日本が武力攻撃を受けている、つまり、有事とはいえません。
一方で、発射の動きはあるので、平時ともいえない。
つまり黒でも白でもないということで、こうした事態を安全保障の世界では、グレーゾーン事態と呼んでいるんです。
なるほど。
ではそのグレーゾーン事態で、何をできるようにしようとしているんでしょうか?
外国の軍隊の艦船を防護するということなんです。
防護ですね。
対象は、日本の防衛のために、活動している外国の軍隊の艦船などで、自衛隊が武器を使って、守れるようにしようというものです。
そのねらいは一体どこにあるんでしょうか。
日頃から共に活動する他国の部隊を守れるようにすることで、平時から有事まで、切れ目なく協力体制を強化しようというねらいがあるんです。
この法改正について、専門家の中には、グレーゾーン事態に分類される安全保障上の脅威が近年増えているとして、必要だという意見がある一方、アメリカ軍などを守れるようにするということは、有事に巻き込まれる可能性が高くなるとの指摘もあるんです。
続いて、日本にとってもう1段階深刻な事態のケースを見てみます。
A国がB国に侵攻。
アメリカ軍などは、B国を支援するため、A国に対して武力攻撃をしています。
今回の法整備では、日本の平和と安全に重要な影響を及ぼすと、こうしたケースですね、判断すれば、これは重要影響事態となり、後方支援ができるということなんです。
後方支援ですね。
その後方支援というのは、自衛隊が出動し、アメリカ軍などへ物資の輸送や補給をすることなんです。
今も、主に朝鮮半島有事の際、アメリカ軍に後方支援ができるようにはなっているんですが、今回はこれを日本から離れた地域であっても活動できるようにしようとしているんです。
こういう形ですね。
でもその日本から離れた地域で、日本の平和と安全に重要な影響を及ぼす事態というのは、これは考えられるんですか?
政府は、ありうるとしているんです。
例えば、こちらです。
国際的なテロ行為によって、インド洋周辺のシーレーンで、日本に原油を運ぶタンカーですね、このタンカーに被害が及ぶような状況になれば、重要影響事態に当たる可能性があるとしているんです。
これにアメリカ軍の艦船が武力を行使して対処している場合などでも、自衛隊が後方支援をできるというわけです。
さらに、今回の法整備では、これまでアメリカ軍のみとしていた後方支援の対象を、オーストラリア軍など、外国の軍隊にも広げたうえで、弾薬の提供もできるようにしようとしているんです。
これについては、すでに野党から、自衛隊の海外での活動を歯止めなく拡大させる懸念があるとして、強く反対する意見が出ています。
とりわけ、地理的な制約をなくすことについては、与党協議の過程でも、公明党が懸念を示していた経緯があります。
関連法案はあす、国会に提出されますが、国会論戦でも、こうした論点が焦点の一つになりそうです。
そして、さらに深刻なケースを見ていきたいと思います。
存立危機事態です。
この存立危機事態に当たれば、皆さんもよく聞いたことがあると思うんですが、こちらです。
集団的自衛権の行使をできるようにしようとしているんです。
集団的自衛権というのは、自分の国が攻撃をされていなくても、同盟国などへの武力攻撃に対して、反撃することです。
安倍総理大臣が、存立危機事態というものに当たる可能性があるとして、国会でもきょうの記者会見でも紹介しているケースで、見ていこうと思います。
今度は日本の近くに話を戻していきます。
日本の周辺にあるA国が、B国に攻撃をしている。
アメリカの艦船もすでに、A国から攻撃を受けています。
そして、A国は、日本も攻撃すると言っています。
B国に取り残されていた日本人を、別のアメリカの艦船が日本まで輸送しようとしている。
その艦船も攻撃を受ける可能性があるというケースです。
自衛隊は、こうした事態になれば、集団的自衛権によって武力を行使し、アメリカの艦船を守れるようにしようというものなんです。
閣議決定された法案では、どのように定義されているのかといいますと、こちらです。
わが国と密接な関係にある他国への武力攻撃により、わが国の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある事態と定義されているんですが、田中さん、このケースには、どういうふうに当てはまるんでしょうか。
まず、このわが国と密接な関係にある他国への武力攻撃。
これは、アメリカの艦船が、いわゆる攻撃を受けているということで、当たるということなんです。
さらに、わが国の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある事態、これは、A国が日本も攻撃する、さらに日本人を輸送しているアメリカの艦船が攻撃される可能性もある、こうした場面を総合して、この事態に当たるというふうにしているんです。
では、その場合に、自衛隊はA国に対して、どういった攻撃ができるということなんでしょうか。
政府は、必要最小限度の範囲で、武力を行使するとしています。
ですので、もし、このアメリカの艦船が、A国の軍艦から攻撃をされれば、その艦船を防護するため、政府は軍艦に対し攻撃をすることはありうるとしているんです。
今回の法整備によって、可能にしようとしている、この集団的自衛権の行使なんですが、政府はあくまで、日本を守るということを目的にした限定的なものだとしています。
ただ、専門家の中には、集団的自衛権は基本的に他国の戦争に関わるというもので、日本にとっては、危険が増すのではないかとの指摘もあり、国会では大きな論点の一つになります。
きょうの閣議決定について、与野党の反応です。
田中さん、政府はあす、法案を提出するとしていますけれども、今の各党の声を聞いていますと、なかなか激しい論戦になりそうですね。
そうですね。
歴代政権が認められないとしてきた、集団的自衛権の行使を認めるなど、安全保障政策の大転換ともいえる法案ですから、野党からは賛成、反対もさることながら、徹底した国会審議を求める声が相次いでいるんです。
ただ、安倍総理大臣がアメリカ議会での演説で、ことしの夏までに法案を成立させることを明言したことに、野党から反発が出ていて、審議の進め方を巡っても、激しい攻防が繰り広げられそうです。
安全保障の問題は専門用語も多く、実感も湧きにくいと思うんですが、私たちの命や暮らしに結び付く問題ともいえます。
みずからの問題として、国会審議をはじめ、法整備を巡る議論に関心を持っていくことが重要だと思います。
政治部の田中記者に聞きました。
少々お待ください。
次のニュースは、このシャープについてのニュースです。
私たちの暮らしの中で、今や、日常的なものとなったのが、テレビやスマートフォンなど、液晶の画面です。
その液晶事業の採算の悪化などで、大手電機メーカー、シャープのことし3月期の決算が、全体で2000億円を超える大幅な赤字となりました。
液晶テレビで一時代を築いたシャープが、なぜここまで厳しい状況に陥ったのか。
取材しました。
シャープペンシルを持ってる子は今、どれぐらいいます?
はい!
シャープペンシル。
今から100年余り前、日本で始め、業績を拡大させたのが。
シャープです。
社名の由来にもなっています。
文具で基礎を築いた創業者が、こだわりを持っていたというテレビ事業。
1988年には、当時としては画期的な、テレビ用液晶ディスプレーを実用化しました。
そのシャープがきょう、ことし3月期の決算を発表しました。
グループ全体の決算は、主力の液晶事業の採算悪化などで、最終的な損益が2223億円の赤字となりました。
さらに、シャープ単体では、会社設立以来、初めて、負債額が資産額を上回る債務超過に陥りました。
液晶テレビで一世をふうびしたシャープ。
1998年に就任した町田社長は、国内で販売するテレビを、2005年までに液晶にすると宣言。
液晶テレビが会社の主力になり、三重県の亀山工場で生産した製品は、世界の亀山モデルとして、注目を集めます。
2005年には、薄型テレビの出荷台数で、世界シェアの13%を占めて、トップに立ちます。
2007年3月期の決算では、1000億円を超える最終黒字となりました。
しかし、この液晶テレビにこだわり過ぎたことが、業績悪化の要因の一つになりました。
こちらは、液晶テレビやスマートフォンなど、液晶製品の産業構造を示した図です。
下が、消費者に最も近い家電製品を販売するメーカー。
真ん中は、液晶パネルを製造するメーカー。
そして上が、液晶パネルの部品や材料を供給するメーカーです。
シャープは、消費者に近いこの層で、高いシェアを維持しようと、液晶テレビの生産に投資を集中させました。
亀山工場が稼働を始めたころは、円安によって輸出も好調でした。
しかし、韓国などのライバルメーカーはこの間、着々と技術力を高め、次第に価格競争が激化。
優位な立場が崩れ始めます。
かげりが見え始めたシャープは、価格競争を避けようと、真ん中の層の液晶パネルで活路を見いだそうとしました。
しかし、ここでもライバルメーカーとの価格競争が激しくなり、業績が悪化してしまいました。
一方、部品や材料を生産するメーカーが位置する一番上。
ライバルが少なく、寡占が進んでいるのが特徴です。
ここで高い収益を上げているメーカー、DICです。
液晶テレビなど、ディスプレーが色を出すために必要な顔料を製造しています。
ディスプレーには、赤・緑・青の三原色が必要ですが、このメーカーは、緑色の顔料で、世界シェアの8割を占めています。
こちらにありますような、印刷のインキから、当社の歴史は始まっております。
この会社は、創業当初から、印刷向けのインキを作っていましたが、次第にこの分野の競争が激化。
印刷向けだけでは、収益を上げにくい状況に陥っていました。
そこで。
こちらが当社で開発しました、緑色の顔料になります。
これまでの蓄積を生かし、1990年代の後半から、液晶で表示される色を鮮やかに映し出す、顔料の開発に着手。
実用化に成功しました。
ライバルが少ないニッチなこの分野。
印刷用に比べ、利益率が高いため、会社の収益に大きく貢献しています。
日本企業が、国際競争力を高める戦略について、専門家は。
経営立て直しが急がれるシャープ。
経営合理化策として、大阪の本社ビルと土地を売却。
国内の従業員を対象に、3500人程度の希望退職を募集するほか、累積赤字を穴埋めするため、およそ1200億円の資本金を、5億円まで減らす、大幅な減資を実施するなどとしています。
シャープにとっては、液晶の開発で世界をリードしてきたという自信が、むしろマイナスになったところもあったのかもしれないですね。
そういうところもあったかもしれないですね。
韓国とか台湾のライバル企業が、激しく追い上げてくる中で、どの事業にどれだけ力を入れるかって、一瞬の経営判断が、まさに命運を決める、厳しい現実を見た気がします。
シャープの業績悪化は、日本の製造業の経営戦略を考えるうえで、多くの教訓を残すものと言えそうです。
次のニュースです。
きょうも暑くなりましたね。
汗かきましたね。
関東などでは所によって、30度以上の真夏日となりました。
あすも東日本や西日本を中心に、きょうと同じくらいまで気温が上がると予想され、引き続き、熱中症に注意が必要です。
東京・新宿、午後2時過ぎです。
日ざしが強くて、じりじりします。
ご覧ください、気温は30度です。
きょうも気温が上がりました。
博物館の前には、長打の列が出来ました。
お目当ては、京都・高山寺に伝わる国宝の鳥獣戯画です。
博物館は、熱中症にならないよう、給水所も設けました。
きょうは東北や東日本などの広い範囲で、晴れて、気温が上がりました。
日中の最高気温は、前橋市で32度5分、埼玉県熊谷市で31度6分、福島市で30度1分などと、所によって30度以上の真夏日に。
また富山市で29度ちょうどなど、気温の観測地点のおよそ半数に当たる450か所余りで夏日となりました。
この暑さで、熱中症の疑いで病院に運ばれる人が相次ぎました。
そして、きょうも各地で見られたのが、汗を拭く人の姿です。
汗について詳しい、医師の五味常明さんです。
夏の前のこの時期に、急に暑くなると、人はうまく汗をかくことができないといいます。
その理由は、汗を作る器官、汗腺にあるということです。
汗は、皮膚の表面から蒸発する際に熱を奪い、体温を下げます。
適切に汗をかかないと、体温の調節がうまくいかず、熱中症になる危険性が高まるのです。
では、うまく汗をかくためにはどうすればいいのでしょうか。
これから本格的に暑くなるにつれて心配される熱中症。
街の人たちは。
熱中症を予防するうえで、気をつけるべき点もあるといいます。
まずは、水分のとり方です。
また、汗を拭く際には。
あすも、東日本や西日本を中心に、きょうと同じくらいまで気温が上がる見込みです。
日中の最高気温は、埼玉県熊谷市や甲府市、それに長野市で31度、奈良市で30度などと、平年を5度から9度ほど上回ると予想されています。
気象庁は引き続き、熱中症に注意するよう呼びかけています。
真夏日となった所があった一方で、北海道では雪が降りました。
午後7時ごろのオホーツク海側の佐呂間町と北見市を結ぶ、ルクシ峠です。
雪の降り方は比較的強く、時折、横風が吹くと視界が悪くなるほどでした。
札幌管区気象台によりますと、きょうの北海道は4月下旬並みの寒気が流れ込んだことに加え、オホーツク海側では海から冷たい風が吹いて、気温が上がらず、寒い一日となりました。
午後8時の気温は、遠軽町白滝で0度2分などとなっています。
あすは平年並みの気温に戻る見込みです。
続いてトゥデーズウオッチです。
火口周辺警報が出されている神奈川県の箱根山で、6日ぶりに温泉供給施設のメンテナンス作業が行われました。
大涌谷にある温泉供給施設への立ち入り。
強固な安全装備を身につけることや、最も強く蒸気が噴き出ている井戸の半径200メートルには入らないことを条件に、特別に許可されていて、きょう、管理会社の作業員5人が、6日ぶりに施設に入りました。
4つの井戸で、配管の詰まりを取り除く作業などを行ったということです。
管理会社によりますと、一部の装置に温泉の成分が付着するなどして、仙石原と強羅への温泉の供給量は、通常の8割程度に落ち込んでいるということです。
南シナ海の南沙諸島、各国の駆け引きが激しくなっています。
中国が南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で、浅瀬の埋め立てを急速に拡大させている問題。
アメリカのシアー国防次官補は、議会上院の公聴会で、2017年から18年の間には、飛行場が完成すると見ていると述べ、懸念を示しました。
そして記者団に対し、アメリカ軍の航空機などによる偵察活動を強化する考えを示しました。
この問題について、ラッセル国務次官補は、今週末から中国を訪問するケリー国務長官が、習近平国家主席とも会談して、中国の埋め立てに対するアメリカの懸念を直接伝えることを明らかにしました。
このニュースのポイントは、打開策を模索です。
アメリカは、中国の一方的な埋め立て行為は、アジア地域を不安定にさせるとして、中国の動きをなんとか止めたいと考えています。
しかし、有効な手だてが見つかっていません。
軍事力で強引にやめさせるわけにはいかず、偵察活動を強化しながら、外交で中国への働きかけを強める方針です。
ただ、中国の行為を止めるのは容易ではなく、今も打開策を模索しています。
自動車部品メーカー、タカタのエアバッグのリコール問題。
ホンダとホンダの海外法人、それにダイハツ工業はきょう、新たに合わせて190万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
対象は、ホンダのフィットやダイハツのミラなど、合わせて21の車種で、製造期間は車種によって異なりますが、平成14年1月から、平成19年12月までです。
これでタカタ製のエアバッグによる日本の自動車メーカー各社の世界でのリコールは、調査目的も含めると、3000万台を超えることになります。
最後はこちら、TPP・環太平洋パートナーシップ協定を巡るアメリカ議会の動きです。
アメリカ議会上院では、交渉加速に欠かせないとされる政府に強力な交渉権限を与える法案について、本会議で審議に入る手続きを進めることで、与野党幹部が合意しました。
14日に必要な動議の採決が行われる予定です。
採決は12日にも行われていましたが、国内の雇用が失われかねないとして、与党・民主党が反対したため、このときは審議に入ることができませんでした。
TPPを巡っては、交渉参加12か国が、15日からの首席交渉官会合で、難航分野を中心に協議する予定です。
アメリカ東部のフィラデルフィアで起きた急行列車の脱線について、当時の状況が明らかになってきました。
列車は、制限速度の2倍以上のスピードで走行していました。
また、制限速度を超えた時に、自動的に速度を抑える安全システムは、まだ導入されていませんでした。
画面右上を通過する急行列車。
脱線現場近くの監視カメラの映像です。
列車が通過した直後。
脱線によるものと見られる光が捉えられていました。
首都ワシントンからニューヨークへの急行列車に乗っていた乗客・乗員は240人余り。
7人の死亡が確認されたほか、合わせて150人以上が病院で手当てを受け、このうち8人が重体だということです。
調査に当たっている運輸当局の担当者は。
急行列車が制限速度の2倍以上で走行していたことを明らかにしました。
現場から回収されるオレンジ色の箱。
列車の運転状況などを記録した装置です。
その中に残されたデータの分析が進められています。
現地時間の12日午後9時10分、急行列車は、フィラデルフィアを出発しました。
脱線現場の手前、直線区間の制限速度は、およそ130キロ。
その先の左に緩やかに曲がるカーブでは、制限速度は80キロまで下げられます。
ところが、列車はスピードを落とさずに、制限速度の2倍以上の速度でカーブにさしかかりました。
緊急用のブレーキが作動しましたが、その直後に脱線した可能性が高いと見られています。
列車の運転士は、けがをしているものの、警察の捜査に応じているということです。
運転士の弁護士は、アメリカメディアの取材に対し。
今回の脱線について、運輸当局の担当者から、こんな指摘も。
自動的に速度を抑えるシステムは、全米の主要な路線で、ことし中に導入することが義務づけられていますが、脱線した区間には、まだ導入されていませんでした。
この路線を運行する、アムトラック・全米鉄道旅客公社は、慢性的な赤字経営が続いています。
アメリカ議会の公聴会では、アムトラックの老朽化した設備を更新して、安全を確保するため、適切に補助金を交付すべきだという意見が相次ぎました。
脱線の影響が広がっています。
ワシントンとボストンを結ぶアムトラックの路線のうち、フィラデルフィアとニューヨークとを結ぶ区間は、すべての列車が運休となりました。
ニューヨークの長距離バスの発着場です。
アムトラックが運休となったことを受け、事故が起きたフィラデルフィア方面に、バスで移動しようという人たちの、長い列が出来ています。
アメリカの交通の大動脈で起きた今回の脱線。
運輸当局は、原因の究明を急いでいます。
ニュースを続けます。
フィリピンのマニラ首都圏にあるスリッパなどを作る工場で、きのう、大規模な火事があり、地元メディアなどによりますと、工場の2階などで従業員ら72人が死亡しました。
入り口付近では溶接作業が行われていて、溶接の火花が工場で使う薬品に引火し、爆発を引き起こしたと見られるということです。
従業員からは、工場の安全管理が不十分だとの指摘が相次いでいて、警察が当時の状況などを詳しく調べています。
気象情報は井田さんです。
こんばんは。
暑い日には、こちらいかがでしょうか。
くずまんじゅうです。
くずまんじゅうですか。
福井県の若狭地方の夏の風物詩なんです。
地下30メートルからくみ上げた湧き水で、よく冷やされているそうなんですね。
涼しげな見た目と、つるんとした食感が特徴です。
ぷるるんとしておいしそうですね。
これだけ暑いと、人気あるんでしょうね。
多い日には、1日およそ4000個も作られるそうなんですね。
きょうの小浜市は、最高気温が29度6分と、ことし一番の暑さとなりまして、午前中からくずまんじゅうを求めて、多くの人が訪れました。
なんか見てるだけで、ちょっと食べたくなっちゃいましたね。
いくつでも食べられそうですね。
あしたも関東から西日本、暑さが続きそうなんですね。
日ざしがきょうよりは少なくなりまして、雲が広がって、不安定な天気となる所がありそうですから、見ていきましょう。
きょうの雲の様子ですね、西からだんだんとこのように、雲が広がってきています。
まだ雨雲は少ないんですけれども、九州の南のほう、白くくっきりとした、やや発達した雲があります。
この1時間で、これだけの、奄美地方では、落雷も多く。
落雷すごいですね。
観測されているんですね。
奄美地方ではあすにかけても、雷を伴った、激しい雨に注意をしてください。
そのほかも朝から天気の移り変わり見ていきましょう。
朝はまだ雨の範囲、少ないんですけれども、九州の南部で雨の所がありそうですね。
そして午後です。
九州、そして中国地方の辺りで雨、そして夜を見ると、広い範囲で。
かなり雨になりますね。
雨が降りやすいですね。
特に日本海側、そして西日本では太平洋側でも、雨となりそうです。
九州では激しく降るような所もありそうですから、注意をしてください。
では、なぜ不安定になるのか、天気図を見ていきます。
あすは西のほうから前線が進んできます。
そして日本海側にも低気圧が進むでしょう。
この前線周辺で、湿った空気流れ込んで、西日本では夜になると広く雨となってきそうです。
前線周辺、特に九州では、雷を伴って、激しく降るような所もありそうです。
低気圧も近づいてきますので、日本海側では夜を中心に雷を伴って、雨の降る所が出てきそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきます。
あすは午後になりますと、北日本から西日本、日本海側では天気が不安定となってきます。
落雷、突風など、天気の変化には注意をしてください。
気象情報でした。
スポーツ、佐々木さんです。
こんばんは。
大相撲夏場所です。
関脇・照ノ富士は、2日目から3連勝。
きょうはパワーのある栃ノ心と対戦しました。
おっと、両者が速い上手です。
今場所も右四つ、上手を切りにいった照ノ富士。
引き付け合い、力相撲。
寄り切り。
照ノ富士の勝ち。
4連勝の照ノ富士。
元大関・栃東の玉ノ井親方は、うまさとスピードに成長を感じるといいます。
きょうはどうぞよろしくお願いします。
その速さを支えているのは、場所前から鍛えてきた下半身だといいます。
今場所の成績しだいで、大関昇進の可能性もある照ノ富士。
玉ノ井親方は、気持ちの強さにも期待を寄せています。
今後、勝負のポイントとして、玉ノ井親方が挙げていたのは、立ち合いのときの踏み込みなんですね。
前に踏み込むことができれば、稽古してきた低い姿勢を取ることができると。
照ノ富士本人も、立ち合い、思い切って当たって攻めていけばいいと話しているんです。
なるほどね。
このあとの後半のね、取組とかね、期待できますね。
立ち合い、目が離せません。
注目。
では、横綱・白鵬とベテラン、安美錦の対戦は、もつれる一番となりました。
白鵬は今場所、いつもの安定感がまだありません。
相手の動きを見ながら攻めますが。
決めきれない。
ピンチを持ち前の反応のよさでしのぎました。
白鵬、15日間何があるか分からないねと、気持ちを引き締めていました。
大リーグ、イチロー選手と上原投手。
40代の2人が役割を果たし、勝利に貢献しました。
41歳のイチローは、代打で出場。
2点を追う7回、ノーアウト1塁の場面でした。
148キロをうまく転がしました。
サードの守備位置を見て決めた絶妙のバントヒット。
大リーグ通算安打数で、ベーブ・ルースにあと4に迫り、チームの逆転勝ちにつなげました。
40歳の上原は、2点リードの9回に登場です。
2アウトを取って、3人目のバッター。
フォアボールで出してしまいます。
さらにワイルドピッチで、ランナーが得点圏に。
上原は、1点はかまわないと落ち着いていました。
無失点で抑え、上原は今シーズン、7セーブ目です。
プロ野球です。
セ・リーグ首位のDeNAは、梶谷選手が、きのうの試合で左足を捻挫し、出場選手登録を外れました。
開幕から好調だった3番バッターがいなくなり、チームはどうなるのか、中日との対戦です。
DeNAは、31歳の井手を、梶谷に代わる3番に抜てき。
最初の打席は1点を追う1回。
インコースの変化球をうまくさばきました。
1アウト3塁2塁とチャンスを広げます。
このあと、ロペスに2点タイムリーが出て、すぐに逆転します。
5回の井手。
2アウト、ランナーなしの場面。
インコースの速球を、うまく回転して打てたと、1号ホームラン。
ベンチの起用に応えて、中日を突き放しました。
DeNAは主力の離脱を感じさせない逆転勝ち。
6カード連続の勝ち越しは17年ぶりです。
中畑監督は井手の活躍について、代役とは感じさせない結果を出してくれた。
みんなでカバーし合うのがチーム力と、うれしそうでした。
3連勝を狙う巨人は1点を追う2回、ランナー1塁でアンダーソン。
うまく振り抜けたと、追い込まれてから甘いボールを捉えました。
2ランホームランで逆転します。
新外国人のマイコラスは、まだ勝ちがありません。
4回、1アウト2塁で松山。
ストレートが浮きました。
2ランホームランで同点にされます。
続く5回は1アウト3塁2塁のピンチ。
ワイルドピッチで勝ち越され、マイコラスは今夜も勝てず、ここで替わります。
打線は広島の野村に3回以降、てこずりました。
巨人、逆転負けで3連勝はなりませんでした。
巨人の原監督は、マイコラスについて聞かれると、うーん、なんというか、防ぎようがある投球だったと、悔しそうに振り返りました。
ヤクルトは投手陣が不調で、この10試合で8敗。
首位から4位に後退しました。
先発の成瀬に勝利を託します。
しかし、阪神の西岡に先頭打者ホームラン。
いきなり先制されます。
それでも2回に同点に追いつき、4回、2アウト満塁で、中村。
ヤクルト、勝ち越しのチャンスを生かせません。
直後の5回の成瀬。
鶴岡にホームランで勝ち越されました。
成瀬は6回途中4失点。
きょうもピッチャーがふんばれなかったヤクルトは、7連敗。
ついに最下位転落です。
ヤクルト先発の成瀬は、勝負どころで粘ることができず、申し訳ないですと話していました。
セ・リーグの順位です。
首位のDeNAと2位巨人の差が、3ゲームに開きました。
パ・リーグ、日本ハムは大谷投手が先発。
前回の登板で右のふくらはぎがつり、18日ぶりのマウンドです。
チームの連敗ストップを目指しました。
大谷は開幕から5連勝中。
序盤から飛ばしました。
2回は4番の中村。
5番のメヒア。
6番の森。
三者連続三振を奪います。
さらに6回。
三振を奪ったストレートは、きょう最速の159キロでした。
0対0のまま8回。
日本ハムはランナー2人置いて、ハーミッダ。
大谷のためになんとかしたかったと、全身守備の外野を越えるタイムリー3ベースで、2点を奪いました。
援護をもらった大谷は、9回もマウンドへ。
先頭の秋山に10球粘られ、初めてのフォアボールを出します。
100球を超え、浅村にはフォークボールを見極められます。
次のボールが甘く入りました。
タイムリー3ベースで1点差とされ、大谷はマウンドを降りました。
このあとは、増井がリードを守りきり、日本ハムの連敗は4でストップ。
大谷は開幕から6連勝です。
大谷は、好調の西武打線を相手に僅か1失点。
最後だけ申し訳ない投球になってしまった。
チームの連敗を止められてよかったですと、淡々と振り返っていました。
日本ハムが試合のなかったソフトバンクを抜いて2位に上がりました。
オリックス対楽天は、雨のため、中止となりました。
来週からオールスターゲームのファン投票始まります。
もし大谷選手が選ばれたとき、パ・リーグで指揮を執る予定の工藤監督、投手と野手、両方で起用したいと話していました。
続いてサッカーJ1。
今夜は柏レイソル対湘南ベルマーレの1試合です。
ここ2試合勝ちがないレイソルに対し、ベルマーレは今シーズン初の連勝を目指しました。
両チーム無得点の後半開始早々、レイソルはクリスティアーノ。
ここは相手ゴールキーパーに阻まれました。
一方のベルマーレは高山。
昨シーズン、レイソルに所属していました。
古巣を相手に果敢に狙います。
26分には裏への抜け出し。
レイソルの菅野が立ちはだかりました。
お互いにゴールは奪えず、勝ち点1を分け合いました。
さて、…に設置された防犯カメラに映っていたのは。
猿です。
自転車の駐輪場をゆっくりと通り過ぎていきました。
福岡市では、今月6日以降、猿の目撃情報が相次いでいます。
警察は猿を捕獲しようと、警察官を動員して、追跡しています。
(拍手)2015/05/14(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
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番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
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日本語
英語
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