NARUTO疾風伝 ナルトの背中〜仲間の軌跡〜「ネジの判断」 2015.05.14


(マツリ)これを差し上げます。
力を貸してください。
(ネジ)そんなものはいい!それより案内を頼めるか?はい!あちらです。
白眼!とらえた!
(リー)どうするつもりです?無視はできない。
(テンテン)でも中忍試験を降りることになっちゃうかも。
すすみません。
お前のせいではない。
俺自身の判断で行動している。
あっはい。
テンテンの言うとおり今回の中忍試験を棒に振ることになるかもしれない。
だがこういうときアイツならナルトだったら迷わずこうするだろう。
ええ!きっとね。
そうですね。
目の前の困ってる人を放っておいて二次試験を通過したとしたらナルト君に叱られてしまいます。
ナルトも我愛羅も運命に挑み困難を乗り越えた者同士だ。
けしてひと事だと片づけたりはしない。
(琵琶)
(我愛羅)ったく来るなと言ったはずだ。
(フウ)だからって放っておけないっす。
アンタの友達がここにいたらきっと助けに来たに違いないっす。
友達…。
ああアイツはバカだからな。
うおっ!ぐあっ!
(うめき声)うぅ…。
うぅ…。
あっ!う…。
あぁ…。
うぅ…。
忍法コクーン。
〜《ホウイチ:何だ?あれは》これは…。
アッシの力じゃこのチャクラの鎖をぶっちぎるのはムリっす。
だからせめて時間を引き延ばしてみるっす。
(琵琶)《これは…。
チャクラの鎖の動きが鈍くなってきた。
あの繭にはチャクラの吸収を抑える力があるというのか?》何をした?チャクラの糸で繭を作ったっす。
アッシの繭はメッチャ細いチャクラの糸が複雑に絡み合ってるっす。
思ったとおり吸収する力が弱まったっす。
止まったわけではない。
確かにチャクラの吸収スピードが遅くなった分体は楽になったがこのままではいずれ尾獣を抜かれ死ぬ。
マイナス思考はダメっす。
今にきっと誰かが助けに来てくれるっすよ。
お前こそなぜそこまでプラス思考になれるんだ。
生まれつきおめでたいって褒めてくれた人がいるっす。
誰も助けにはこないだろう。
そんなことないっす。
お〜い!誰かいるっすか?繭がある分声は通らない。
うっ…しまった。
こうなったら力ずくでも抜いてみせるっす!!は〜っ!この…くっ…。
よっ…よっ…あれ?やっぱり救援を待つっす。
いくら待っても砂隠れの援軍は来ない。
またまた…マイナス思考。
俺たちを襲っているのが砂隠れの人間だと言ってもか?マジっすか!?《フン…ムダなことを。
むしろそれで逃げ場をなくしてるだけだ。
いつまで閉じこもっていられるか》
(琵琶)かつて俺にとって他者との関係とは憎しみと殺意でしかなかった。
だから俺が風影になったことをいまだに恐怖による支配だと感じ亡き者にしようとする者がいてもそれはそれでしかたがない。
(我愛羅)否も応もない。
自らが招いたことだからな。
ただ一つ心残りがあるとしたら今の俺が変わろうとしていることを知ってほしかったということくらいだ。
苦しみや悲しみ喜びを他者と分かち合えるってあの友達から教えてもらったっすね。
ああそうだ。
しかし人柱力にとってそれは難しいことだ。
そんなことない!きっと大丈夫っすよ。
人柱力だってきっと100人の友ができるっす。
里長がそう言ってたっすよ。
《似ているなやっぱり》
(ガイ)砂隠れの慌てぶりを見るとやはり我愛羅は彼らの庇護下にはないと思うべきだな。
(紅)ええ恐れていたとおりの事態に。
(アスマ)自らをオトリにしてクーデター派をあぶりだそうとしているのか…。
(ガイ)ヘタをするとすでに暗殺されている可能性もあるな。
彼は木ノ葉とも友好的だけどそんなことになったら今後の関係にも影響が出るかも。
暗殺などさせるものか。
でも誰がクーデター派か定かではない以上砂隠れに協力は求められないわね。
我々だけでもなんとかするぞ。
とはいえどこに消えたか何の手がかりもないからな。
あれは!
(ガイ)うむ砂隠れの下忍だ。
(琵琶)あの琵琶の音!
(琵琶)あっ!
(琵琶)〜何ですかあれは!なんだか大きな繭みたい。
それにあの男は何者でしょう?あなたたちは滝隠れの受験者ですね。
(ケゴン)ああ。
はぐれたフウを捜しに来た。
はぐれた?《ネジ:なに!?我愛羅とフウからチャクラが抜かれている》どうしたの?ネジ。
あの繭の中には何が!?2人の人柱力だ。
1人は我愛羅様だけどもう1人はいったい…。
滝隠れの…お前たちの仲間だな。
いいのか今のままではあの2人は死ぬぞ。
あの琵琶法師の封印術だろう。
2人の尾獣チャクラは吸収されいずれその本体まで抜かれてしまう。
えっ尾獣を抜かれたら我愛羅様のお命が。
お願いします助けてください。
お前たちはどうするつもりだ。
仲間を見捨てる気?ここはいったん休戦してともに戦おうではありませんか。
今ならまだ助けられる。
頼む…。
(ヨウロウ)フウを助けてやってくれ。
ああ。
そうか。
(ネジ)確認したところヤツの背後は見通しがよさそうだ。
そこで作戦を考えてみた。
俺たちは攻撃チームと救出チームの二手にわかれる。
攻撃チームはヤツの背後から静かに近づき攻撃を仕掛けてその隙に救出チームが2人を助ける。
リーとマツリ滝隠れの2人はあの琵琶法師を。
(ヨウロウ/ケゴン)わかった。
(リー)はい僕に任せてください!私も救出チームに…。
いや救出チームにはテンテンが必要だ。
2人で救出に向かう。
オーケー。
(ネジ)散!《手裏剣影分身》《水水手裏剣》《必殺宝具流星》木ノ葉旋風!法力結界チャバシラ!なんだあれは?防御の術か?いえそれだけとは思えません。
気をつけてください。
えっ!?〜テンテンチャクラ刀を頼む。
了解!ハッ!《繭の一点を狙って!》ここだ!ハッ!クソッ!ヤツには近づけん。
強力な結界だ。
これでは我愛羅様のために何のお役にも立っていない。
いえこれでいいんです。
え?敵の気を引きつけネジの仕事をやりやすくするのが僕たちの役目なんです。
ネジ大丈夫?2人とも大丈夫か?やっぱり救援が来てくれたっす!他言は固く禁じてあったのだが…。
部下を叱るなよ。
お前のことを心から心配してのことだ。
(ネジ)やはりな。
この鎖は点穴を正確に貫いている。
経絡系への直接的ダメージに加え点穴によりチャクラの流れをコントロールしお前たちの中の尾獣チャクラを吸い取っているんだ。
ああ。
いずれ尾獣チャクラが弱まればその本体までもが抜かれてしまうだろう。
なんとかしてほしいっす。
尾獣チャクラとはいえチャクラはチャクラ。
鎖に尾獣チャクラを吸い取られている点穴を突くことでその流れを止めることができるかもしれない。
できるか?ああ。
確信はないがやってみる価値はあるだろう。
頼む。
ここだ。
柔拳点穴針!どうした?あぁ…尾獣チャクラの勢いが強すぎて弾き返された。
尾獣チャクラがこれほどの力を持つものとはな。
《ネジ:あのときナルトの中の九尾チャクラの凄まじさに驚いたものだが…。
我愛羅とフウの尾獣チャクラもナルトの九尾チャクラに勝るとも劣らない…。
というわけか》頑張ってほしいっす。
頼りにしてるっすよ。
あぁわかった。
もう一度…。
はぁ〜っ!よし止まったぞ。
あぁ。
次はお前だフウ。
うん!
(ネジ)はぁ〜っ!
(琵琶)《なに!?尾獣チャクラの流れが止まった。
なぜだ?尾獣チャクラが流れてこない》琵琶法師の様子が…。
えぇ。
何か起こったんでしょうか。
あの木ノ葉の白眼何かやったのか?うむ…明らかに敵の様子がおかしい。
〜これはいったい…。
まるで生きているような…。
不気味な…。
気をつけてください!うっ…。
《このままではこの鎖は吸収するべき尾獣チャクラを探しすでに俺の体内に溜め込んだ尾獣チャクラを狙い奪い合いを始め崩壊する》〜結界が破られた!?うっ…。
ぐわ〜っ!彼を殺してはならない。
頼めるか?ああわかった。
うう…。
ネジ。
(ネジ)なるほど先ほどと理屈は同じだな。
点穴がふさがれている。
こちらは数が多いがな。
皆少し離れていてくれ。
まだ助かる。
医療班に連れていこう。
はいわかりました!礼を言う。
ネジお前に助けられるとは。
フン。
皆さんは大丈夫ですか?ああもう平気っすよ。
我愛羅様ご無事で何よりです!マツリのヤツも立派に働いた。
うん。
(紅)あそこに…。
どうやら我々が手を貸すまでもないようだな。
ああひと足遅かったようだ。
(フウ)滝隠れのフウっす!アッシ百人の友を作ってるっす。
だからフウの友達になってほしいっす!わかったわかった。
わかったからこの手を離せ。
ハハハ!ネジよかったですね!
(フウ)ヤッホヤッホホー!友達友達!2015/05/14(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝 ナルトの背中〜仲間の軌跡〜「ネジの判断」[字][デ]

砂漠で倒れていたマツリを偶然助けた事により、ネジは我愛羅の危機を知る。その頃、我愛羅とフウは謎の法師・ホウイチが放った特殊な鎖により尾獣を抜かれようとしていた。

詳細情報
番組内容
マダラの圧倒的な力の前にナルトは死の危機に瀕する。木ノ葉の仲間たちは、ナルトがいつでも里の希望だった事を思い出し、時は遡っていく——。それはナルトと自来也が修業の旅に出ていた頃。木ノ葉の里では久々に砂隠れの里と合同で中忍試験が行われようとしていた。人柱力を狙って“暁”が活動を始め、砂隠れ内部でも新しい風影・我愛羅を巡り、怪しい影がうごめいていた。各里の思惑や野望が渦巻く中、新たな中忍試験が始まる!
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】NARUTO-ナルト-(岸本斉史・集英社ジャンプコミックス刊)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】武上純希
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】「風」
 歌:山猿

【ED】「言葉のいらない約束」
 歌:sana
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ

http://ani.tv/naruto/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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