東日本大震災以降、自治体や企業における
BCPやDRへの関心の高まりに伴い、
情報システムの安定稼働やデータの早期復旧など、
データセンターサービスへの需要は益々増加しています。
特に首都圏からは、災害リスクの低さや
交通アクセスの良さなどが注目され、
福岡エリアのデータセンターに対するニーズが高まっています。
福岡は、2014年12月に地震調査研究推進本部が公表した「今後30年間における震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」において、発生確率が8%と全国の主要都市と比較しても大幅に低い安全な都市です。
また、沿岸は日本海に接しており、周辺にはプレート境界がなく、水深も浅いため、津波の影響を受けにくい立地といえます。更に福岡市は歴史上津波が発生した記録もありません。
福岡は、東京・大阪・名古屋といった主要都市からのアクセスに優れ、飛行機や新幹線により短時間でアクセスが可能。さらに一日あたりの運行本数も多く、利便性が高い都市です。
また、福岡空港には地下鉄が直結しており、九州最大のターミナルである博多駅までわずか5分、九州一の繁華街天神も11分と市内の移動も大変便利です。
福岡は、便利な交通機関、安くて美味しい食事、長期滞在にも快適な住環境など、移・食・住が整ったビジネスに最適な街です。更に主要ベンダーの保守拠点が多く、保守部品の調達やエンジニアの確保が容易にできます。
データセンター福岡空港は、震度7クラスの地震に対しても運用可能なビル免震構造により、お客さまの情報システムを安心・安全に保護します。
また、電気設備の冗長化や72時間無給油で連続運転を可能にする非常用発電機によるバックアップなど万一の停電時にも安定して電力を供給します。
大きな地震が発生した場合にも高減衰積層ゴムが地震のエネルギーを吸収し、建物全体をゆっくりと平行に動かすため、建物自体や内部の設備への衝撃を大幅に軽減します。
24時間365日の運用監視はもちろん、10年以上に亘る安定したデータセンターサービスの提供実績とノウハウ、更にデータセンター事業者として国内初のBCMS国際認証取得(ISO22301)の実績を活かした安心と信頼の運用でお客さまをサポートします。
お客さまの情報システムを守るだけでなく、お客さまへの快適な作業空間や、明るく開放的なリフレッシュ空間など、「人」に優しい環境を提供し、作業効率アップと作業ミスの低減をサポートします。
名称 | データセンター福岡空港 | 受電 | 特高22kV(異変電所2系統受電) | |
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所在地 | 福岡県(福岡空港より徒歩10数分) | 電源設備 | 無停電電源装置:冗長構成 非常用発電機:冗長構成 無給油連続運転時間:72時間 | |
運開予定 | 2015年 | |||
延床面積 | 約3,700m² | |||
ラック数 | 約600ラック | 供給電力 | 6kVA(実効)、20kVA(最大) | |
建物構造 | 建物免震 | 空調設備 | 冗長構成 | |
床荷重 | 約2,000kg/m² | 火災対策 | 超高感度煙検知器、窒素ガス消火設備 | |
床下 | 約700mm | 付帯設備 | 会議室、作業室、リフレッシュルームなど | |
天井高 | 約2,600mm(フリーアクセス面より) | セキュリティ | 24時間365日有人監視 各種ゲート、生体認証、監視カメラなど | |
昇降設備 | 約2,000kg | |||
機器搬入口 | 4tトラックアクセス可 | 通信回線 | キャリアフリー、複数系統により引込 | |
電力使用効率 | PUE=1.5程度 | 適合基準 | JDCCティア4適合、FISC安全対策基準準拠 |