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【プロ野球】

巨人 もう一押しできず 最後は堂上、坂本が連続三振

2015年5月15日 紙面から

巨人−広島 9回裏1死二塁、空振り三振に倒れる巨人・堂上=東京ドームで(七森祐也撮影)

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◇広島5−4巨人

 広島が逆転勝ちで4位タイに浮上。1−3の4回に松山の1号2ランで同点とし、5回に暴投と丸の犠飛で計2点を勝ち越した。野村は7イニング3失点でこのカード3戦3勝。巨人はマイコラスが粘れず、打線はもう一押しができなかった。

     ◇

 白星にあと一歩、届かない。巨人は1点を追う9回、1死二塁と攻めこみ、中軸へ。しかし、3番・堂上と4番・坂本が連続三振だ。

 「内も外もどっちつかずという打撃が多かったね」と原監督。広島・野村には3戦3敗。天敵を攻略できず、打線に注文をつけてしまう。「ストライクゾーンを狭める勇気も持たないとね…」

 完敗ではなかった。堂上、坂本、阿部の新クリーンアップでの2試合目は2回に一挙に3点を奪取。坂本と阿部には1軍復帰後の初安打が飛び出した。しかし、あと一押しができない。逆転を許した後の得点は8回の高橋由の併殺打の間に挙げた1点のみ。

 試合後、阿部は「頑張ります」と言葉少な。ほかのナインもうつむきがちに球場を後にした。それでも打線は5試合ぶりの2桁安打。原監督は「少し勢いがつけばと思いますね」と前を向いた。 (川越亮太)

 

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