2015年5月15日15時23分
東京・原宿でモデルのスカウトを装って20代女性を誘い、着替え中の姿を盗撮し、その動画を配信したとして、警視庁は芸能プロダクション社長樺沢潤容疑者(38)=東京都渋谷区神宮前1丁目=と社員ら4人を名誉毀損(きそん)とリベンジポルノ防止法違反(私事性的画像記録公表)の疑いで逮捕し、15日発表した。
樺沢容疑者ら4人は容疑を否認し、社員1人は認めているという。
リベンジポルノ防止法は、撮影された人が公表を望まない性的画像を、元交際相手などが拡散させることを防ぐ目的で制定された。警視庁は、盗撮動画の配信は女性の性的なプライバシー侵害に当たると判断。交際相手や元交際相手が腹いせで公表したケース以外で初めて同法を適用した。
生活安全特別捜査隊によると、樺沢容疑者らは昨年11月、東京・原宿で20代女性に声をかけ、事務所で下着に着替えるよう誘導。隠しカメラで撮影し、今年1月にインターネットの動画サイトに有料配信した疑いがある。
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