トーク情報

Infrastructure as Codeを語る時に欠けていたもの

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トーク概要

2013年頃に日本で Infrastructure as Code という言葉が注目され始めて、約2年が経過しました。
沢山のツールが登場し、様々な試行錯誤の末、それなりに世の中に定着してきた感じもします。

しかし、未だに苦労している人も多く存在するとともに、諦めてしまった人、初めから諦めている人もいると思います。
成功しているように見える人の中でも、疑問を感じるていることもあるでしょう。

何故でしょうか?

沢山の人が注目し、情報を発信してくれているため、情報は沢山あります。
それでも、完成されていないのは、何か欠けているものがあるのではないでしょうか?

Infrastructure as Code についての多くの情報は、大筋で以下の3つに分類されます(筆者の主観による)
1. 概念的な話(商業イベントで多い)
 * Infrastructure as Code #とは
 * テスト駆動だ!コラボレーションだ!!アジャイルだ!!1
2. ノウハウ(Webで多い)
 * ○○の使い方
 * ○○のやり方
3. 事例(勉強会やカンファレンスで多い)
 * こんな感じでやってます
 * こんな風に進めました

何が足りないのか?

どの情報も玉石混交ではありますが、素晴らしいものが多く、十分なのではないかと思えてきます。
では、何が足りないのか?

Infrastructure as Code はその名の通り「インフラのコード化」です。
それはつまり、 インフラがソフトウェアになる ということです。
それはおそらく、多くの人が当たり前にわかっていることと思います。

にもかかわらず、

設計と実装

の話が欠けているのではないでしょうか?

本セッションでは、私が受託開発から今のインフラ専門の会社に至るまで、
それなりに長く利用している Chef を用いて、
設計と実装 にフォーカスを当ててお話してみたいと考えています。

発表内容(予定)
* Provisioning Frameworkの選び方(Chef vs Ansible etc...)
* 基本設計(Environment,Role,Node)
* Chefにおけるオブジェクト指向設計
 * 抽象化
 * 拡張性
 * 共通化
 * 再利用性
* Cookbookの実装
 * オブジェクト指向な書き方
 * 可読性
 * メンテナンス性
 * 宣言的記述とは
* サードパティライブラリ(Community CookbookやPlugin)について
 * 使うべきか、使わないべきか
 * 選び方
 * 使い方
* テストとCIについて
 * Testing Frameworkの選定
 * テストの粒度
 * 目的にあったCI方式の決め方
* 番外編(時間が許せば)
 * 受託開発でInfrastructure as Codeを実践するために必要なこと
 * 退職時の引き継ぎにChefが役に立った話
 * DevOpsしたいDevな人に言いたいこと、Opsな人に言いたいこと

トーク詳細

会場 TBD
開始時間 TBD
カテゴリ チュートリアル
言語 日本語
スライド字幕 日本語
時間 60 分
想定観客層 レギュラー
写真撮影 許可
ビデオ撮影 許可