クロマグロ大量死の葛西臨海水族館にハガツオ21匹搬入 一般公開に歓声

2015年5月15日10時52分  スポーツ報知

 クロマグロが大量死した葛西臨海水族園(東京都江戸川区)で15日、ハガツオが搬入され、一般公開された。

 開園1時間ほど前から、水槽に和歌山県の海で飼育されていた全長50~60センチ、平均2キロのハガツオ21匹を入れると、群れになって水槽内を回遊。開園と同時に幼児の団体客らが水槽の前に駆け付け、歓声が上がった。

 錦織一臣副園長は「入れたうちの何割かは弱って死んでしまうのは想定しているが、今後しばらくは様子を見ていかないといけないと思います」と慎重な発言。ただ、従来通りの展示に向け、一歩ステップを上がったことから「復活に向けて、一歩一歩進んでいきたい」と話した。

 1匹だけ生き残っているクロマグロについては「元々群れで泳ぐ魚なので、このまま順調にいって追加することができれば」。今後は予定通りであれば今月中に小型マグロ類のスマ、6月にはクロマグロを入れる。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
今日のスポーツ報知(東京版)