全国の手術登録:医療裁判への影響は・・・
150万件の手術登録 医師偏在解消、成績向上に 外科学会がデータベース
日本外科学会は8日、専門医らによる手術の情報を登録するデータベースを来年1月から稼働させると発表した。
外科学会に関連した日本心臓血管外科学会、日本消化器外科学会など専門領域の学会も加わり、登録事業を行う一般社団法人を同日付で設立。関連学会も含め、専門医資格申請に必要な手術実績の登録は、このデータベースに一本化する。
計画によると、医師らは手術ごとに患者の病名や性別、年齢、居住地(郵便番号だけ)、手術の方式、執刀医名、予定された手術か緊急手術かなどの項目をインターネット経由で原則として手術当日に入力する。
手術の種類ごとに、どの地域でどのぐらいの数が行われているかを分析し、専門医の適正な配置の検討や、医療態勢整備に向けた提言につなげる。
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外科学会がデータベースを稼働させる
手術当日に登録する・・・
勿論秘書がやってくれるんで
しょうね・・・(;一_一)
こういうのもインターネットの普及が大きいですね
実際は、患者情報を登録してその後の調査が重要です
一つは治療成績ですね・・・
癌の治療成績の良い病院などといって
本が出されますが
治療成績の比較というのは別の施設でやるには
かなり難しいですよ・・・
背景が違えば比較しても意味がないからです・・・
数が多いのは参考にはなるでしょうね・・・
このデータベースで
最も期待するのは
それは・・・・・
それは・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-。-)y-゜゜゜
いや、失礼・・・(@_@;)
合併症の集積ですね・・・
登録しての調査ですから前向きに収集できます・・・
これは、非常に正確なデータとなります
従来の合併症調査は極めてずさんです・・・
アンケート調査なんかだともう殆ど使い物になりません
このデータベースで手術に伴う合併症が出れば
医療裁判にも大きな影響があると思います
恐らく合併症率は従来いわれていたより
高いのではないか・・・
学会で合併症報告をやる施設はそれは少しは自信もあり
数も多いので発表するんですよ・・・
日本全国の成績が集積出来れば
そこの施設が出来なかったというより
全国的に出来なかったということになり
より、医療の実態に即した裁判が行われるようになると
思いますし、期待もします
なぜなら、今の医療裁判はちょっと医療者側に厳しすぎるというのが
僕の印象です・・・
弱者救済は大切ですが、医療の不確実性をもっと
国民にも理解して欲しいと思います・・・
しかし、これで医師の偏在解消ってね〜〜
手術なんか殆どが待てるんであって
現に癌センターに全国からワンサカやって来るでしょ・・・
逆にこのデータベースのおかげで
集約が進めば良いと思います・・・\(^o^)/
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