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【大リーグ】

マー「腕振れた」 DL入り後初ブルペン30球

2015年5月14日 紙面から

 マー、今月中のローテ復帰へ一歩前進−。右手首と右前腕を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(26)が12日、DL入り後初めてとなるブルペン投球を行った。セットポジションとノーワインドアップから15球ずつ。すべての変化球を含む計30球を投げ込んだ。

 4月26日以来、16日ぶりとなる傾斜のついたマウンドでのブルペン投球。力感のあるフォームから低めに制球された投球に「思っていたよりしっかり投げられた。自然と(腕が)振れていくという感覚はあったので良かった」と、田中自身の表情も自然と明るいものとなった。

 真後ろから投球を見守ったロスチャイルド投手コーチも「すべての球種がコントロールされていて、全体的に良かった」と合格点を与えた。

 今後については本人、首脳陣も口をそろえて「明日(投球翌日)の状態を見てから」と慎重な姿勢を崩さないが、従来通りならば中2日か中3日で2度目のブルペンに入る予定。その後はマイナーでのリハビリ登板を経て、今月下旬のメジャー復帰という流れになりそうだ。(セントピーターズバーグ穐村賢)

 

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