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【大リーグ】

投手イチ 19年ぶりあるかも

2015年5月14日 紙面から

7回表、二ゴロに倒れるイチロー=ロサンゼルスで(社英夫撮影)

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◇ドジャース11−1マーリンズ

 次の大敗試合は救援登板あるかも!? マーリンズがドジャースに1−11で大敗した後、「マウンドに上がりたいと思わなかったのか」と問われたイチローが「きょうは、僕は考えなかったですけどね」と苦笑いしながら返し、条件が整えば登板も辞さない姿勢をのぞかせた。

 9日のカブス−ブルワーズ戦で8点リードを許していたカ軍が8回から38歳控え捕手を登板させたように、大リーグではワンサイドゲームになると野手を投げさせて救援投手陣を“節約”することがたまにある。だが、以前からメジャーで登板することを望んでいる41歳外野手は「きょうは、その日ではなかった」と、共同電によれば乗り気ではなかった。

 愛工大名電時代にエースを任され、オリックス時代の1996年オールスター戦で超異例の登板を果たした逸話は米国のファンにも知られている。マ軍公式サイトのジョー・フリサロ記者が「イチローは当時93マイル(約149キロ)出したと聞いた。映像もある」とツイッターに投稿すると、「じゃ、彼がクローザーになるべきだろう」と、救援失敗が続く右腕シーシェクの後釜を望む反応も即座に飛び出した。

 

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