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権力って厄介ですね。権力というものがどれほどおぞましく、政治の世界が一筋縄じゃいかないことを先生はよくご存知なのでしょうね。民主主義が制度はあっても根付いていない日本では国民生活を尻目に暴走する権力に対して実質的に抵抗できるのは一体どういう勢力か。
池田先生が創価学会として公明党を結成し、支援活動に会員を動員することに対して、どれ程の苦悩を巡らされていらしたのかは人間革命等にも記されています。
毎日のインタビューにある先生の御発言が建前でなく本来の先生のお気持ちだとおもいます。その上で、愚かな弟子や裏切りによって先生が大きく舵を切り替えざる得ない局面は、この15年間だけを見てもあったと思います。先生は自民と一緒になる方向へ向かって行く公明党を見破り、大変危惧されていたと思います。
「千万の創価の友を讃えなむ元初の誓い果たしゆくまで」2003年5月20日
先生はこのお歌を詠まれる直前の4月、5月の本部幹部会を欠席されました。
ラインでは、「先生は少し体調を崩された」と流れていましたが、私は「違う！」と思いました。
確かに体調を崩されたのかもしれません。でもこの欠席は先生の抗議の声だったのだと捉えています。公明党が自民と同調してアメリカのイラク攻撃を容認し、その流れを多数の創価学会会員までも受け入れた。先生のお気持ちを推するとどれ程悔しく、孤独で、お辛かっただろうか…。
私達の師弟不二とは、何なのか、深く考えさせられた時期でした。
そして先生はまたお一人、このお歌をもって立ち上がられたのだとおもいます。
虹さま
開目抄に挟んでいらっしゃるなんて、素晴らしいですね。感動しました。
虹さまの最大の長所はストレートすぎるところ、ではないでしょうか。
「私は、人類のために本当の貢献をしたのだから、人類から感謝されてもいい」
これくらいのお気持ちでいらしてください。いまは理解得られない方にもきっと、伝わる日が来るはずです。
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