ブロディクとウルトラが土俵で激突した!? 30年ぶりのカナダ人力士となった誉錦(ほまれにしき、本名ブロディク・ヘンダーソン、20=錦戸)が、前相撲で珍名で話題の宇瑠虎(26=式秀)と対決し、押し出しで勝利した。

 197センチ、150キロの誉錦に対して、宇瑠虎は164センチ、60キロ。小柄な相手に「ムズカシイ」と苦笑した誉錦だったが「親方にもプッシュ、プッシュと言われていた。突っ張れた」と笑顔を見せた。ウルトラマンの存在も知っており「ダイスキ」とにっこり。「いい戦いを出来て、誇りに思う」と満足げに話した。

 一方の宇瑠虎は、脱臼癖のあった左肩を昨年8月に手術し4場所休場。復帰場所の前相撲で、話題のカナダ人力士とぶつかり「当たると思ってなかった。土俵に上がったら『デカイ』と思った」と驚き顔。「まだまだ自分の相撲が取れてないけど、大きい相手に勝つための研究が足りない」と反省しきりだった。