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彼の作家活動を批判するつもりはないし、キリスト信仰者の立場から真摯に学会を見ようとされている姿勢は尊敬しておりますよ。
しかし、一方では売文屋という評価があるのは事実。頼まれたらなんでも書くと。
彼の講演を聴いたことがありますが、エネルギッシュではありましたが、一方的にわぁーっと捲し立てるタイプ。分析力は優れているかもしれませんが、信じた物に猛進するタイプで、直感的に物を見る人。客観視する評論家タイプではありませんでしたよ。
その意味では信濃町界隈には好都合な人物だと思いました。
それはおいといて、この書籍の問題は以下の点にあります。
佐藤さんを利用する信濃町本部官僚たちの存在。
件の本の出るタイミングから選挙対策との批判があった。あまりにもタイミングがよいから。
現場でも、集団的自衛権について公明が歯止めになったなどの都合のよい使い方を推奨していた。
また、内容は学会側提供資料による分析。御用本との評価がある。
仮に評論本ならば、使用する資料が片寄り過ぎてその価値はありません。
さらには、自分たちに都合のよいものを、なんでも有り難いと崇める学会員の体質が問題。
集団的自衛権の賛成はおかしな話し。
学会公式見解は反対。
でも、本部から圧力があったから賛成した公明党。これも事実。
妥協は会長や政治担当の佐藤浩副会長が関与。
今になり梯子を外し、党に責任を押し付けようとしている感じがしますね。
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学会が重宝する佐藤優さん・・と、おっしゃいますが、
彼=佐藤優の神学に共感した上で論じてほしい。
で、なければ彼は単なる創価御用達の売文屋に堕してしまいます。
さもなくば、キング牧師を宣揚しつつも依然一神教を「外道」と唾棄する五重の相対に執着する大石寺教学のまんま。
これじゃ~先方に失礼です。
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