10度目の防衛を達成したWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(35=ワタナベ)が13日、同ジムのWBA世界ライトフライ級王者田口良一(28)とともにさいたま市内で、ネパール大地震義援金を日本赤十字社に寄付した。
内山と田口が6日の防衛戦に勝利し、後援会の福田彰会長から贈られた報奨金計200万円を、日本赤十字社さいたま支部の稲田氏に贈った。内山は「2011年の東日本大震災の時にも寄付をさせていただいた。日本が地震のときは、他の国の方から助けていただいた。こういうときはお互いさま。協力できることを大変うれしく、復興に役立てていただきたい」と話した。田口は「ネパールの大地震では大変苦労されていると聞いている。義援金によって、少しでも早く元の生活にもどれるようになっていただければ」と、話していた。内山は、27日に左ひじの軟骨除去手術を受けることも明かした。