史上初となる2度目の7連覇を目指す横綱白鵬は前頭2枚目豊ノ島に土俵際まで押し込まれたが、逆転の右はたき込みで3勝目を挙げた。

 横綱日馬富士は前頭3枚目佐田の海との取り直しの一番に引っかけで敗れ1敗目を喫した。初金星の佐田の海は4連勝となった。

 3大関は総崩れとなった。稀勢の里は前頭筆頭栃ノ心に土俵際で左から突き落とされて土がついた。琴奨菊は前頭2枚目安美錦の変化について行けずはたき込まれ、豪栄道は前頭3枚目大砂嵐に上手出し投げで敗れ、ともに連敗で2勝2敗となった。

 大関とりのかかる関脇照ノ富士は、小結逸ノ城を上手投げで下し3勝目を挙げた。逸ノ城は2勝2敗の五分となった。2場所連続水入りの大相撲になっていたが、この日は8秒で勝負がついた。

 左膝のけがで先場所を途中休場した前頭9枚目遠藤は、同7枚佐田の富士に押し出されて4連敗となった。

 前頭14枚目旭天鵬は同16枚目貴ノ岩を寄り切り、魁皇に並ぶ歴代1位の幕内1444回出場を白星で飾った。

 4連勝は佐田の海、前頭8枚目高安、同11枚目魁聖、同16枚目阿夢露の平幕4人となった。