AKB横山由依「ヤンキーとは程遠い…」＝松井玲奈とW主演、舞台「マジすか学園」

「舞台『マジすか学園』〜京都・血風修学旅行〜」の公開稽古を前に、写真撮影に応じる横山由依（右）と松井玲奈＝１３日、東京

　AKB48の横山由依とSKE48の松井玲奈が主演する「舞台『マジすか学園』〜京都・血風修学旅行〜」の公開稽古が13日、東京都内で行われた。AKB48グループのメンバーが不良少女を演じる人気ドラマシリーズの舞台版で、横山は「（松井と自分の）どっちもヤンキーとは程遠い」と苦笑しつつ、「感動と、ちょっとの笑いをお届けできたら」と意気込んだ。

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　この舞台に出演するメンバー16人は稽古前、不良少女の役衣装で取材に応じた。普段は清楚（せいそ）なイメージが強い横山は「初めての舞台でもあり、戸惑うことが多く、難しかった。苦戦しました」とコメント。松井も清純派アイドルであるだけに、「どちら（の演技）がヤンキーぽいか見ていただけたら」と話した。

　松井は出演メンバーのうち、梅田綾乃について「ヤンキーの芝居がすごく上手。一番ヤンキーっぽい」と褒めた。すかさず横山が関西弁で「ヤンキーなん？　」と聞くと、梅田は「違います」と即答。横山は永尾まりやに対しても、「はまり役なので『元ヤン』だと思う」と突っ込んだが、永尾は「否定したい」と応じていた。

　このほか、生真面目なキャラクターで知られる岡田奈々は「人生で初めて金髪にした」と言い、西野未姫も「自分の殻を破って演じている」と舞台に懸ける思いを語った。

　今作では、松井が演じる「ゲキカラ」や、横山が扮（ふん）する「おたべ」ら「馬路須加（まじすか）女学園」の生徒と、修学旅行で訪れた京都の不良グループの対決が描かれる。松井は「アクションシーンがとても多い舞台なので、見ている方に熱量が伝わるように全員で頑張っていけたら」とアピール。横山は「『こんなマジなAKBは見たことがない！　』という演技をしたい」と強調した。

　舞台はアイア2．5シアタートーキョーで14日から19日まで。