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都内で安保法制関連法案に反対する集会
5月12日 20時07分

都内で安保法制関連法案に反対する集会
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集団的自衛権の行使を盛り込むなど、戦後日本の安全保障政策の大きな転換となる安全保障法制の関連法案に反対する集会が、12日夜、都内で開かれました。
集会は、安全保障法制の関連法案について、自民・公明両党が、11日の与党協議で合意したことを受けて、12日夜6時半から開かれました。
東京・千代田区にある日比谷公園の野外音楽堂には、主催者の発表で、およそ2500人が集まりました。主催者を代表して、ルポライターの鎌田慧さんが、「戦争を二度としないことが、憲法を守ってきた私たちの誓いです。安全保障法制を許すことはできません」と訴えました。
今回の安全保障法制には、政府が去年、憲法解釈を変更して認めた集団的自衛権の行使が盛り込まれるなど、戦後日本の安全保障政策の大きな転換となる内容が含まれています。会場では参加者が、「憲法9条を壊すな」とか、「戦争させない」などと書かれたプラカードを掲げながら、法案に反対する意思を示していました。
参加した70歳の女性は、「国民に十分説明しないまま、国の在り方を決める重要な法案を作ろうとしているのはおかしいと感じます」と話していました。また、65歳の男性は、「二度と戦争をしないと誓った憲法のもとで集団的自衛権の行使を認めるのは矛盾だと感じます。周辺の国々に誤ったイメージを与えかねない」と話していました。

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