安倍首相糾弾決議を採択 世界遺産登録も非難=韓国国会
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は12日の本会議で、過去の侵略の歴史や旧日本軍の慰安婦被害者に対する反省を示さない安倍晋三首相を糾弾する決議を採択した。
決議は、安倍首相が慰安婦問題に関し「人身売買の犠牲」と表現して本質をぼかしたほか、靖国神社参拝や集団的自衛権行使、独島領有権侵害、教科書歪曲(わいきょく)・捏造(ねつぞう)といった歴史責任を回避する言動をしていると批判。日本政府に真の謝罪と国としての責任を要求したほか、慰安婦被害者のいるアジア諸国やオランダ、国連などと協力し断固対応していくと強調した。
また、朝鮮人が強制徴用された施設が含まれる「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の推進を糾弾する決議も採択した。
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