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日本や中国はうまくやっているのに・・ハリウッド映画での韓国の扱いに不満高まる、韓国ネットは「韓国の現実を撮っただけ」「韓国に対するイメージが…」

FOCUS-ASIA.COM 5月12日(火)11時21分配信

韓国メディア・YTNは11日、韓国が舞台の一つとなったハリウッド映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(アベンジャーズ2)」に絡め、「歴代ハリウッド映画の中で、韓国の姿は良くない」と指摘した。

2013年に公開され、韓国で500万人の観客を動員した「ワールド・ウォーZ」では、韓国は「まるでゾンビウイルスの震源地」のように扱われた。「アウトブレイク」でも、韓国は致命的なウイルスの震源地として登場した。

今回公開された「アベンジャーズ2」は、比較的韓国を肯定的に描写しているものの、戦闘シーンが多いうえに、乱雑な裏通りがたびたび登場し、韓国政府が喧伝していた「800億ウォン台の経済効果、4000億ウォン台の国家宣伝効果」には、「とんでもない」と疑問がもたれている。

一方で、他国はハリウッド映画を観光産業に積極的に生かしている。「アバター」を撮影した中国は、2年間で観光客が600万人増えた。ニュージーランドは「ロード・オブ・ザ・リング」で観光収入が15%以上増加した。最近も中国や日本などは「トランスフォーマー/ロストエイジ」「ウルヴァリン:SAMURAI」といったハリウッド映画を介して、自国のブランド価値を高めようとしている。

これらはほとんど、アベンジャーズ2と同様に戦闘シーンが多いが、地域の魅力を生かしており、韓国も撮影契約を結ぶ際に、より具体的にすべきだという指摘が出ている。韓国の専門家からは「当初の企画に比べ、60〜80%程度の露出にとどまった場合には支援をしないというような先例をつくるべきだ」との声もあがっている。

これに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「来てくれて撮影してくれたら、感謝します。まるで奴隷根性」

「現実も暗い。記者さんも知っているでしょ?」

「アクション映画の背景がソウルでも、アクションに気を取られて、ソウルかどうかも分からない。“これがソウルだ!”みたいなものがないから、仕方がない」

「韓国はうつウィルスの震源地」

「第三者の目は確か。韓国の憂うつな日常をよく画面に映している」

「韓国の現実を撮っただけなのに、美しくないからって抗議するのか?」

「長い独裁と大統領の暗殺、北朝鮮の存在、外国での恥ずかしい行動など、みんな知っていることじゃないか」

「韓国はアジアのどこかにある、よく分からない国」

「アベンジャーズを見て韓国に行きたい人はいないはず。経済効果の算出には疑問しか感じない」

「世界で韓国に対するイメージがその程度ってこと。韓国がどこにあるかも知らない映画関係者がほとんどだと思う」

「我々の立場ではソウルの高層ビルが自慢でも、米国人にとっては米国スタイルを真似ているだけ。それに高層ビルはどこの都市にもある。韓国で撮影するメリットが少ない」

「見た通りの韓国を撮っただけ」

「北朝鮮なら有名だが、韓国の認知度はまだまだ」

(編集 MJ)

最終更新:5月12日(火)11時21分

FOCUS-ASIA.COM

 

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