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【芸能・社会】

うつみ「幸せでした」 愛川欽也さん死去後初会見

2015年5月11日 紙面から

愛川欽也さん死去後初めて取材に答えたうつみ宮土理=東京都目黒区で

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 先月15日に肺がんのため80歳で死去したタレント愛川欽也さんの妻・うつみ宮土理(71)が10日、東京都目黒区の中目黒キンケロ・シアターで会見。「遺骨をベッドに運んで一緒に寝ています」などと憔悴(しょうすい)した表情で語った。

 愛川さんの死後、うつみが公の場で発言するのは初めて。愛川さんの葬儀以外で外出するのも初めてという。聞き取りづらいほどの弱々しい声で語り、会見中ハンカチで何度も涙をぬぐった。「愛川とは毎日笑い合って一日を過ごした。いとおしくて一緒に同じ天国に逝ってしまいたいと何度も思った」とショックの大きさを表現した。

 愛川さんを入院させず自宅で介護したことについて「愛川は自宅が好きで、私の横にいることが好きだった。ずっと手を握っていました」と説明。最期の様子を聞かれると「そういうことが言えますか…。悲しくて酷です」と語気を強めた。

 会見の終盤には「愛川欽也と結婚できたことは私の最高の幸せ。私と結婚してくれてありがとう」と愛川さんに呼び掛けた。

 来月6、7日に同所で「愛川欽也の思い出展示会」(入場無料)を開催。ゆかりの品々を展示するほか、監督作品を随時上映、献花台も設ける。

 

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