蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】また神の手ぱるる AKBドラフト会議で1位ゲット2015年5月11日 紙面から
AKB48と国内の姉妹グループの13チーム(AKB48チーム8は除く)が、オーディションのファイナリスト47人から必要な人材を指名する「第2回AKB48グループ ドラフト会議」が10日、東京・有明コロシアムで開かれた。1巡目で樋渡結依さん(15)と水野愛理さん(12)が、それぞれ3チームから指名を受け、会場は白熱。今年秋に新潟を拠点に発足するNGT48からも、キャプテンの北原里英(23)と兼任メンバーの柏木由紀(23)が参戦。最終的に24人の候補者が指名を受けた。 ぱるるのゴッドハンドは、今年もチームに歓喜をもたらした。2013年11月の第1回ドラフト会議で5チームが競合する中、島崎遥香(21)がくじ引きで、川本紗矢をゲットした。今回も験を担いでその右手に運命が委ねられた。 チームAは島崎、チームNは山本彩(21)、チームBIIの渡辺美優紀(21)がステージへ。3チームが1巡目で選択希望したのは、樋渡さん。強化合宿などで約2カ月猛特訓してきた中で、存在感が際立っていた逸材だ。 いざ開封。山本も前回、3チームの競合から須藤凛々花を引き当てている。緊張感が漂う中、島崎は「交渉権獲得」の文字をみつけると「やったー!!」とガッツポーズ。チームAのテーブルに駆け寄り、高橋みなみ(24)らと輪になって小躍りした。「前回、さーや(川本)を引いてから、みんなの圧力がひどくて無理だーって思ったんですが、ことしも頑張るぞって思って引きました」。島崎は胸をなで下ろした。 樋渡さんは埼玉県出身の15歳。デビュー当時の前田敦子に雰囲気が似た美少女だ。「1巡目で指名されると思っていなかったのでびっくりしましたが、チームAさんがいちばん好きだったので、入れてうれしいです」と声を震わせた。目標は「広い世代の方に面白いと思ってもらえたり、見ているだけで人を幸せにしたい」と語り、自らを大本命チームに導いてくれた島崎をあこがれの人にあげた。 また、愛知県出身の水野愛理さんには、AKBのチームKと、地元SKEからはチームKIIとチームEが1巡目で競合。結果、チームKIIの大場美奈(23)が当たりくじを引き当てた。大場は「水野さんはチームというより、SKE全体としての願いで欲しいと思っていた子。とりましたー!!」と満足げにシャウトした。 水野さんは「チームKIIはすごいダンスが激しいイメージがあります」と分析し、厳しいレッスンにも食らい付いていく覚悟をにじませた。 ◆山邊歩夢さん 姉に負けない活躍を!AKB48のチームBから3巡目で指名された山邊歩夢(あゆ、13)さんの姉は5人組ダンス&ボーカルグループ「東京女子流」のメンバーとして活躍する山邊未夢(みゆ、18)。終了後の会見で山邊は今後の抱負を聞かれ、「お姉ちゃんに分からないことを聞いて、ファンの方を幸せにしたい」と笑顔で意気込んだ。 ◆野村姉妹は明暗愛知県出身の野村奈央さん(15)と実代さん(12)は姉妹そろって最終候補に残り注目を集めていたが、姉の奈央さんは外れ1位でAKBのチームKとNMB48のチームBIIが競合。くじ引きでチームKの永尾まりや(21)が運命の糸をたぐり寄せた。奈央さんは「いろんな人に認めてもらえるように頑張ってセンターを取ります」と感激の涙。東京という新天地で、残念ながら選考から漏れた実代さんの分まで飛躍するつもりだ。 ◆NGT48 即戦力2人指名NGT48はチームが結成されていないため、グループ全体で2人を指名した。1巡目は、東京都出身の西潟茉莉奈さん(19)。キャプテンの北原は「NGTはこれからのグループなので即戦力が欲しかった。ゆきりん(柏木)が教えてくれたんですが、合宿のとき後片付けをしたり、面倒見がいいと聞きました」と一本釣りの理由を明かした。 総監督の高橋みなみは「NGTは(指名した2人とも)キレイめな系統で攻めたなと。期待大ですね」。 <第2回AKB48グループ ドラフト会議> AKB48(チーム8除く)、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48の各チームキャプテン(SKE48はリーダー)と各劇場支配人、代表メンバーらが、オーディションのファイナリスト(候補者)47人の中から必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定する。単独指名の場合は独占交渉権を獲得、競合した場合はくじ引き。指名を受けた人は、各チームに「研究生」として加入し、正規メンバーへの昇格を目指す。 PR情報
|