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「クローズアップ現代」BPOが審議対象に
5月8日 21時44分

「クローズアップ現代」BPOが審議対象に
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NHKの報道番組「クローズアップ現代」に出演した男性が、いわゆる「やらせ」があったとして訂正を求めている問題で、BPO=放送倫理・番組向上機構の委員会は、放送倫理に違反している疑いがあるとして番組を審議の対象にすることを決めました。
この問題は、去年5月に放送された「クローズアップ現代追跡“出家詐欺”」を巡り、出演した男性が、いわゆる「やらせ」があったとして訂正を求めているものです。NHKは、先月28日、事実のねつ造につながる「やらせ」はなかったものの「過剰な演出」や「視聴者に誤解を与える編集」が行われていたなどとする調査報告書を公表しています。
これについて、BPOの放送倫理検証委員会は、放送倫理に違反している疑いがあるとして「クローズアップ現代」と、同様の内容を関西地区で放送した「かんさい熱視線」の2つの番組を審議の対象にすることを決めました。
委員会では、報道番組での演出がどこまで許されるのかや、伝え方のどこに問題があったのかなどを議論するということで、今後、NHKの担当者らから聞き取りを行うなどして意見をまとめ、公表することにしています。
これについて、NHKは「BPOには、中間報告に続いて調査報告書を提出していて、引き続き協力していきます」とコメントしています。

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