蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】チェン今季初勝利 オリオールズ左腕 ヤンキースに2015年5月11日 紙面から 大リーグは9日、各地で行われ、元中日左腕でオリオールズのチェン・ウェイン投手(29)はヤンキース戦に先発し、7イニング5安打1失点で今季6試合目にして初勝利(1敗)を挙げた。ジャイアンツの青木宣親外野手(33)はマーリンズ戦で4打数1安打、1四球。一方、マーリンズのイチロー外野手(41)は7回に代打で三ゴロに倒れ、守備には就かなかった。試合はマーリンズが6−2で勝った。 ◇ 中日からメジャー移籍して4年目のチェンが、今季先発6試合目にして待望の初勝利(1敗)を挙げた。ア東地区首位のヤ軍相手に7イニングを5安打1失点、四球はわずか1個。「うれしさはいつもと変わらない。チームが4連敗していたので、自分の投球をすることだけを考えた。うまく試合をつくれた」とチェン。過去5戦のうち3戦でクオリティースタート(6イニング以上、自責点3以下)をクリアしており、ようやく結果がついてきた。 序盤は苦しんだ。ファウルで粘られる場面が多く、2回までに53球を費やした。そこで3回以降、投手コーチのアドバイスもあって配球パターンを変更。「捕手もうまくリードしてくれた」と、今季から握りを変えているチェンジアップとスライダーを効果的に使い、3回と7回には3者連続三振を記録した。 味方打線も3本塁打で6点を奪って援護した。「きょうはみんなが良かったので勝ててよかった」。昨年11月には次男が誕生し、2児の父となったチェン。生後半年の次男にささげる初勝利ともなった。 (ニューヨーク穐村賢) PR情報
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