蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】高木勇プロ初黒星 連勝は5でストップ2015年5月11日 紙面から ◇DeNA4−2巨人ついに土がついた。巨人の先発・高木勇がプロ初黒星だ。同点の8回1死満塁から倉本に勝ち越しの右前適時打を浴びると、代打・井手の時には痛恨の暴投で4点目を献上。この様子を見た原監督は交代を命じた。7イニング1/3で11安打4失点。『サンデー勇人』としてデビュー戦から続けてきた連勝は5でストップした。 「負けるということは来てくれたファンに申し訳ない」。高木勇は新潟のG党への謝罪の言葉を口にした。失点4、被安打11はともに自己ワースト。さすがに、敗戦を認めていくしかない。「ギアを上げたところで失点したことがもったいなかった」。言葉の端々に悔しさがにじんでいた。 DeNAは3月29日の対戦でプロ初勝利を収めた相手。対策を立てられることは分かっていた。しかし、丁寧にアウトを重ねるスタイルを変える気はなかった。序盤の制球難は自らの手で立て直し、事前のシナリオ通り接戦に持ち込んだ。そんな右腕を原監督も信頼。8回1死の場面ではそのまま打席に向かわせた。 「代打が出ないことは次の回も投げるということ。期待してもらっていると思った」と高木勇。しかし、この策は裏目となった。打席では凡退し直後に2失点。悔しさと同時に、雪辱の気持ちが沸き上がった。「落ち込んでも仕方がない。次に向かって頑張ります」。越後路でなめた苦杯をさらなる飛躍の糧にする。 (川越亮太) PR情報
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