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【プロ野球】

落合コーチが自腹でニンジン作戦 交流戦で本塁打の投手に10万円

2015年5月12日 紙面から

 ロッテの落合英二投手コーチ(45)が、26日から始まるセ・パ交流戦で、セ・リーグ本拠地で打席に立つ投手陣に対し、賞金を出す。昨季の交流戦では、投手7人で計21打数2安打、打率9分5厘。打撃力アップを狙い、ニンジン作戦でやる気を出す。

 投手が打席に立つセ・リーグ本拠地での試合は、わずか9試合。だが「9人目の野手」の打席が、試合の明暗を分けることもある。指名打者制のあるパ・リーグでは、当然ながら打撃が不慣れな投手が多いが、落合コーチは「全体的にもう少し打てるようになれば。バントはきっちり決めてほしい」と話す。今春キャンプから投手陣の打撃練習にも力を入れている。賞金の原資は落合コーチのポケットマネー。送りバントを決めれば5000円。単打1万円、二塁打は3万円。本塁打なら10万円。さらに1打点につき1万円という。同コーチの懐は痛むかもしれないが、それが勝利につながるのなら大歓迎だ。 (福岡香奈)

 

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