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【プロ野球】

堂上が1軍昇格へ 「感覚はいい」

2015年5月12日 紙面から

 右手親指を骨折した影響で2軍調整を続けていた巨人・堂上剛裕外野手(29)が12日の広島戦(東京ドーム)で1軍に昇格することが濃厚となった。昨オフに中日を戦力外となった後、育成契約を経て、支配下選手登録を勝ち取った背番号91は打線の起爆剤として大きく期待されそうだ。

 2月28日のヤクルト戦(東京ドーム)で負傷した堂上は4月24日の社会人野球の日本通運戦(ジャイアンツ)で実戦復帰。イースタン・リーグ8試合に出場し、打率3割8分9厘、1打点、1本塁打と成績を残してきた。また、1軍に同行した新潟遠征では練習でサク越え弾を連発。一塁の守備にも取り組み、首脳陣にアピールしてきた。

 一方、チームは2カード連続の負け越しなど失速気味だ。大きな要因は打線の不振で、チーム得点(116点)、チーム打率(2割3分9厘)ともにリーグ4位。原監督が「もう少しつながらないと」とこぼすほどで、長距離砲の堂上に白羽の矢を立てたようだ。

 この日の堂上はジャイアンツ球場に登場。ロッカーの荷物整理や休日返上でのマシン打撃などに取り組んだ後には「毎日全力で頑張るだけ。感覚はいいので、一瞬に集中したい」。1軍での出番が目前に迫っただけに、課せられた役割をしっかりと果たすことを誓っていた。 (川越亮太)

 

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