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宮沢経産相 福島第一原発を視察5月7日 18時12分
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宮沢経済産業大臣は7日、福島第一原子力発電所を訪れ、汚染された雨水が排水路を通って海に流出した現場などを視察し、記者団に廃炉・汚染水対策に国も前面に立って取り組まなければならないという考えを改めて強調しました。
宮沢経済産業大臣は7日、視察で福島第一原発を訪れました。この中で、宮沢大臣は、東京電力の担当者から、ことし2月、2号機の屋上の一部にたまった汚染された雨水が排水路を通って港の外の海に流れ出していた問題の対応策について説明を受けました。
この問題を巡っては、東京電力は去年4月以降、排水路の放射性物質の濃度が雨のたびに上がっていることを把握しながら公表せず、地元の漁協関係者などから強い反発を招きました。
宮沢大臣は、東京電力に対して、地元や漁協の関係者との信頼関係をもう一度構築するよう指示しました。そのうえで、宮沢大臣は記者団に対して、「廃炉、汚染水対策は、福島復興の基礎となるもので、国も前面に立って対策に取り組まなければならない」と述べました。
この問題を巡っては、東京電力は去年4月以降、排水路の放射性物質の濃度が雨のたびに上がっていることを把握しながら公表せず、地元の漁協関係者などから強い反発を招きました。
宮沢大臣は、東京電力に対して、地元や漁協の関係者との信頼関係をもう一度構築するよう指示しました。そのうえで、宮沢大臣は記者団に対して、「廃炉、汚染水対策は、福島復興の基礎となるもので、国も前面に立って対策に取り組まなければならない」と述べました。