翁長沖縄知事:27日から訪米 辺野古反対伝える

毎日新聞 2015年05月11日 20時32分(最終更新 05月11日 20時33分)

沖縄県の翁長雄志知事=喜屋武真之介撮影
沖縄県の翁長雄志知事=喜屋武真之介撮影

 沖縄県は11日、翁長雄志(おなが・たけし)知事の訪米を発表した。翁長知事の訪米は就任後初めてで、27日から6月5日までの日程でワシントンとハワイを訪問。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する考えを米政府や米国民に直接伝え、移設計画の断念を求めていく。

 ワシントンでは、国防総省や国務省の米政府関係者に加え、米議会やシンクタンクなどの関係者との会談を調整している。ハワイでは祖父母が沖縄出身のデービッド・イゲ州知事と面談する方向。知事の訪米には、移設に反対する名護市の稲嶺進市長らが同行する意向を示している。

 翁長知事は昨秋の初当選後から訪米を検討してきた。【佐藤敬一】

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