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 大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」の是非を問う住民投票が17日に迫ってきた。有権者約211万人と過去最大規模の「選択」へ、どんな論戦が交わされているのか。全国各地の住民投票を取材してきたジャーナリストの今井一さん(60)と現場を歩いた。

 10日夕、大阪市此花区であった大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)の街頭演説に足を運んだ。

 「『負けたら辞める』と情に訴えるような発言が残念。これまで長い間、都構想の理念と理屈で攻めてきたのだから、最後までそのスタンスを貫いて欲しい」