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マツタケ不正輸入の疑い 朝鮮総連議長の息子ら逮捕5月12日 7時45分
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北朝鮮から大量のマツタケを不正に輸入したとして東京の会社の社長らが逮捕された事件で、警察は朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会傘下の食品卸売会社が事件に関わった疑いが強まったとして、この会社の社長や、従業員で朝鮮総連の議長の息子ら合わせて3人を外国為替法違反の疑いで逮捕しました。
このうち、議長の息子は容疑を否認しているということです。
このうち、議長の息子は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京・台東区にある朝鮮総連傘下の食品卸売会社「朝鮮特産物販売」の社長、金勇作容疑者(70)や、従業員で朝鮮総連トップのホ・ジョンマン(許宗萬)議長の次男、許政道容疑者(50)ら合わせて3人です。
警察によりますと、金社長らは平成22年9月、制裁措置で輸出入が全面的に禁止されている北朝鮮から、マツタケおよそ1800キロを中国産と偽って不正に輸入した外国為替法違反の疑いが持たれています。
警察はことし3月、東京の別の会社の社長らを逮捕し、取り引き関係の資料を分析するなどして調べを進めてきましたが、3人が事件に関わった疑いが強まったとして逮捕しました。
このうち許容疑者は調べに対し、「不当逮捕だ」などとして容疑を否認しているということです。
警察はマツタケの不正輸入の詳しいいきさつの解明を進める方針です。
この事件を巡っては、ことし3月、警察が朝鮮総連のホ議長の自宅を関係先として捜索したことなどについて、北朝鮮が「日本が両国関係を最悪の事態に追いやっている」などと反発し、これに対し、日本政府は捜査は法と証拠に基づいて適正に行われているとしていました。
警察によりますと、金社長らは平成22年9月、制裁措置で輸出入が全面的に禁止されている北朝鮮から、マツタケおよそ1800キロを中国産と偽って不正に輸入した外国為替法違反の疑いが持たれています。
警察はことし3月、東京の別の会社の社長らを逮捕し、取り引き関係の資料を分析するなどして調べを進めてきましたが、3人が事件に関わった疑いが強まったとして逮捕しました。
このうち許容疑者は調べに対し、「不当逮捕だ」などとして容疑を否認しているということです。
警察はマツタケの不正輸入の詳しいいきさつの解明を進める方針です。
この事件を巡っては、ことし3月、警察が朝鮮総連のホ議長の自宅を関係先として捜索したことなどについて、北朝鮮が「日本が両国関係を最悪の事態に追いやっている」などと反発し、これに対し、日本政府は捜査は法と証拠に基づいて適正に行われているとしていました。