先週中東ドバイである世界大会が行われた
そこには日本代表も参加。
世界と戦ったチームの名は…
メンバーは25歳から39歳まで。
建設業や塗装業などに就くごく普通の社会人。
いったいどういうことなのか?実は彼らが挑んだのはアマチュアサッカー世界一を決める国際大会。
5人制でフットサルコートを使うがボールは11人制サッカーと同じ5号球などルールは特殊。
2013年にスタートし開催は今回で2回目。
そのレベルはプロ顔負けでありヨーロッパの
実際これまで2人の選手がチェルシーとマンチェスター・シティからオファーを受けたという。
そんなアマチュアの祭典に挑んだ柴田工務店。
果たして戦いの結末は?
今夜はサッカーを一度は諦めたあなた必見です
3月東京で日本の代表チームを決める戦いが行われた
世界へ行けるたった1枚の切符をかけた戦い。
どの試合もアマチュアとは思えないハイレベルな攻防が繰り広げられた
次元の高さに前園も舌を巻く
そしてそんな激闘を制したのが柴田工務店
抜群のチームワークとそこから生まれる粘り強い守備が信条だ
準決勝ではふだん塗装業に就く野島が豪快なミドルシュート!
同点で迎えたPK戦では…
小学生のコーチを務める新倉が勝利をつかむスーパーセーブを見せた。
決勝も圧巻だった。
一進一退のまま迎えた試合終了直前…
(ホイッスル)さあリスタート。
落として狙っていった!決まったゴール!
強烈な一撃を決めたのは石井
そして掴んだ世界への切符。
だが実はこの結果にいちばん驚いたのは本人たち
まさかの世界行き。
だからなのか気になるのは代表の称号よりも…
初の海外にちょっと浮かれ気味か?しかし出発直前…
日本代表という肩書きは彼らのプレーも顔つきも変えていた
日本代表柴田工務店
やってきた決戦の地
この世界屈指の金融大国に44ヵ国から猛者たちが集結した
柴田工務店がグループリーグで対戦するのは…
初戦の相手は王者デンマーク。
果たして歴史的勝利なるか?大会の行方は番組の後半で
実は今世界ではこのような大規模な大会が行われるほどアマチュアサッカーが重要とされている。
その根底にあるものそれは…
日本でもサッカー人口のすそ野が広がれば選手の増加や育成ひいてはピラミッドの頂点たる日本代表のレベルアップにつながる。
そう語る今夜のブレインは…
イングランド協会に行ったときにサッカー発展戦略というのをイングランド協会が作ってたんですね。
そのときに言われたのがグラスルーツの発展なくしてトップの発展なしということを言われたんです。
衝撃を受けまして僕らの感覚だとイングランドって誰もがそのへんでサッカーやってるっていう感じじゃないですか。
もうそういうの当たり前にできてんのかなって思ったんですね。
すそ野を広げることによってやっぱりそこが育成からトップに繋がっていくと思うのでそこが広がればいい人材というのをそこでピックアップできていくじゃないですか。
グラスルーツを展開するには今以上にサッカー文化を根付かせる必要がある。
そこで松田が唱えるのは…
グラスルーツを実現するキーワード…
日本のサッカー人口の図式は年齢を重ねるごとに減少するピラミッド型。
松田はまずはこれを改善すべきだという。
そこで目指すはマンション型。
部活の補欠選手によるリーグ戦やシニアリーグなどプレーを諦めてしまう人の受け皿を作る。
そうすることで人口の先細りをなくせるというのだ
高校サッカーとか強い高校になると100人選手がいて出られる選手ってホントに15人とか。
そうすると80人が補欠のまま3年間終わってしまうっていう。
若くして引退しちゃうわけですよ。
それからやる機会がないしどんどん技術とか体力も落ちてくるからどんどんどんどん遠のいていっちゃう…。
そういうようになってかないとスポーツの文化にならないんじゃないかなというふうに思うんですけどね。
だがマンション型にも問題点が。
マンションといえば入り口は1つに限られる。
長年続けられるのは子供の頃からサッカーをしてきた経験者。
大人になってからでは始めづらいのが現状だ。
そこでグラスルーツを実現するキーワード…
それを実現する上で松田が理想とするのが長屋型。
果たしてこれは?
下からやらないと上にあがっていかないっていう。
だからいきなり上の階にいけないじゃないですか。
でも長屋型だとどの世代でもすぐに入れるじゃないですか。
どの家でも。
それが一つの屋根の中にいるというか。
私サッカー今までしたことがなくてサッカーに興味を持って始めるとしたらこの長屋型じゃないと無理ですよね。
そうですよね。
下からいけないですからね。
そうですね。
うまい人のなかにいきなり入れないじゃないですか。
はい申し訳ないですね。
申し訳ないし失敗したらどうしようとか。
いやいいんですよと。
下手でもいいんですって。
一緒にやりましょうよっというようなそういうものがどっかでできていければいいのかなっていうふうに思う。
たぶん僕がサッカーやってない素人目線で考えたときにやっぱりそのレベルがわからないとこでやって全然できなかったらそれでやめちゃったりする可能性もあるじゃないですか。
そういう意味ではそのレベルに合ったコミュニティーみたいなとこがたくさんあってその中で自分でそれに合ったレベルでやれるくらいになっていけばそれは理想なのかなっていうイメージはありますね。
引退がなくいつでも誰でも始められる。
これをサッカーに先駆けて実現させたあるスポーツのクラブがある
そのカテゴリーは幼児から35歳以上までとさまざま。
どの世代からでもラグビーが楽しめるクラブを実現させている
そこのコンセプトは…。
ラグビーを楽しもうということで始まって大人たちのチームから始まってじゃあ子供たちもみていこうよっていって子供たちのチームを作って…。
そこでやっていた人たちが今度歳とってくるから引退をさせないようにオーバー35のチームを作ってず〜っと継続できるようにした。
続けるってこと大事ですもんね。
そうですね。
グラスツールを実現するキーワードその3
日本の例えばいろんな助成金とかあるじゃないですか。
助成金がもしなくなったら立ち行かなくなったりとかっていうのもありますから地域でとかクラブでとか自立していけるような。
それは施設もそうだしランニングの資金もそうだし…。
その問題を解決したクラブが愛知県半田市にある。
クラブの施設に行ってみると…。
そこはなんと学校?
中学校と連携した総合型スポーツクラブ
いったいどんなコンセプトのもと設立されたのか…
その考えに中学校側も賛同。
体育館の建て替え時にクラブハウスを併設した。
そこには学校とは思えないさまざまな設備が充実している
この土地でのあらゆるスポーツ文化の発展を自分たちの手で支えている。
サッカーの指導者に話を聞いた
成岩スポーツクラブではすべての年代が一緒にサッカーを楽しんでいる。
そこにはこんな理想が…
日本は学校体育でスポーツが発展していきましたから学校にはほとんどグラウンドがあるんですよね。
で体育館もあるしプールもあるし。
そこの学校がもっと核になって地域と一緒にスポーツを育んでいくっていう…。
すごく大きなヒントじゃないかなと…。
まさにJリーグの理念である地域密着。
プロのチームがないところでもこういうことができるんだっていうのがビックリしましたしみんなが作り上げた地域じゃないですけど自分たちの地域村っていう意識が強いと思うので他にもできていけばすごいんだろうな…。
って思いましたね。
日本サッカー協会では他にもグラスルーツに欠かせないものとして
更にはサッカーを通じた社会貢献も重要視している
中東ドバイで行われたアマチュアサッカーの世界一決定戦
ふだんはごく普通の社会人が日本代表の誇りを胸に世界に挑んだ。
グループリーグ初戦の相手は前回の王者デンマーク
明らかに浮き足立っている選手たち。
更に…
(ホイッスル)
まったくいいところなく初戦を落としてしまった。
日本で見せた連携や思い切りのよさを失ったチーム。
選手たちはその原因をわかっていた
日本代表の名が知らず知らずのうち重くのしかかっていたのだ
気持を入れ直して挑んだ2戦目。
相手はサウジアラビア
すると日本は本来の動きを取り戻す
(ホイッスル)
得点源の野島が2ゴールをあげ接戦をものにした
2ゴール。
その夜…
この3番出して抜けて…抜けると自分のマーク外す。
疲れきった体をおして明日の対戦相手を分析。
狙うはもちろんグループリーグ突破だ
翌日。
朝から太陽が照りつけ
勝てば決勝トーナメント進出に大きく近づく一戦。
果たして…
まずは黄色のユニフォーム柴田工務店が流れるような攻撃
キーパー新倉も好セーブを連発する
だが終始チャンスは作るも肝心のゴールが生まれない
そして…
試合終了間際暑さで足が止まったのか隙を突かれ失点
初代日本代表柴田工務店グループリーグ突破はならなかった
アマチュアにもひらかれた世界への扉。
彼らの敗戦もまた日本サッカーの発展に繋がるはずだ
今日が誕生日のレジェンドっていったい誰!?
40年前の今日1975年の5月2日はイングランドのデビッド・ベッカムが生まれた日です。
現役時代マンチェスター・ユナイテッドで才能を開花させたベッカム。
そんな彼があるインタビューでこんな言葉を残しました。
グラスルーツを考えるうえでもとても深い言葉だなと思いました。
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SOCIO会員になればプレゼントが当たるチャンスが。
今週は…
2015/05/02(土) 23:50〜00:15
テレビ大阪1
FOOT × BRAIN【前園もビックリ!アマチュアサッカーの実力者たち】[字]
今アマチュアサッカーがすごい!ドバイで開催されるアマチュアサッカーの大会の模様と日本代表選手の活躍に注目!アナリストの前園真聖とともにアマチュアの現状を考えます
詳細情報
番組内容
「日本のアマチュアサッカーの現状と未来」を考える今回は、アマチュアサッカーの世界大会に密着した様子をお伝えします!アマチュアサッカー界にも日本代表が存在した?アナリストの前園もびっくりのそのプレーを余すことなく紹介します!またサッカー協会幹部をスタジオに招いて、日本サッカー協会が考える日本サッカー発展の理想形を考えます!アマチュアもあなどれない!日本国内も総力取材し、サッカーのために考えます!!
出演者
【司会】
勝村政信、皆藤愛子
【ゲスト】
松田薫二(日本サッカー協会 グラスルーツ推進部長)
【解説】
前園真聖(元日本代表)
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