スタート・ユア・エンジン!
(泊進ノ介)剛の父親がロイミュードの開発者…?
(詩島剛)驚いたろ?あのおぞましい悪魔どもを生み出した人間の子どもが仮面ライダーやってんだぜ。
でもその研究にはベルトさんも関わっていた。
つまり蛮野博士は人間の幸せのためにロイミュードを造ろうとしていた。
初めから暴走させようとしたわけじゃ…。
だとしても父親の犯した罪は大きすぎる…。
奴らは今までに多くの人間の幸せを奪ってきた。
(男の子)ママ!起きて!現に今も…。
起きて!ママ!
(剛)俺はロイミュードが憎い。
奴らを一匹残らず倒す…!霧子は…知ってるのか?
(頬を叩く音)このことは絶対姉ちゃんには内緒だ!もし教えたらたとえ進兄さんでも許さないから。
(ベルトさん)「剛は知っていたのか父親のことを…」やっとわかったよ。
なぜ剛があんなにも焦ってロイミュードを倒そうとしていたか。
「すべては霧子のためか」ああ。
霧子が真実を知る前に自分の父親が犯した罪をすべて消し去るつもりなんだ。
だからチェイスのことも…。
(詩島霧子)チェイスがどうかしたんですか?あっ…霧子!いつからそこに?たった今です。
会議が始まりますよ。
わかった。
すぐ行く。
「私はここでプロトタイプの修復を急ごう」これ確かチェイスの…。
彼が私に預けたんです。
この中に残っている記憶データをどうしても知りたいからって。
住民たちはロイミュードに凶暴化させられたうえ融合進化態の実験に耐えられず今も全員が仮死状態のままです。
でもなんでりんなさんは無事だったんでしょうか?
(沢神りんな)それがわからないのよ。
(仁良光秀)ウィ〜ン。
(本願寺純)またですか?仁良さん。
特状課さんよぉ事件を防げなかったそうじゃないか。
やっぱり仮面ライダーに変身できなきゃただの役立たずだな〜!アハハハハハハ!おっと…仕事仕事。
イッヒッヒッヒッヒッ!ルンルルンル〜ンルンルルンル〜ン。
はあ…困ったもんですねえ。
早く謹慎処分解かせる手立てないものですかねえ。
(ネクタイを締める音)俺に考えがあります。
霧子。
(チェイス)話はわかった。
いいだろう。
ホントに?助かるよ。
お前には借りがあるからな。
それよりもひとつ気になることが。
(チェイス)霧子の弟だ。
奴の憎しみ…いつもとは何かが違っていた。
えっ…?俺にもひとつ気になることがある。
(ロイミュード050)フッフッフッ…すべて計画どおりだ。
あのロイミュードの本当の計画って…。
剛…。
(携帯電話)
(不通音)さあ行きましょう。
(相馬頼子)よかったんですか?電話。
はい。
今は何より弟さんを見つけ出すことのほうが大事ですから。
さあ。
(頼子)ありがとう…。
そんなにまで私たちのこと心配してくれて…。
剛。
やっぱ似てるわ…。
(頼子)えっ?
(携帯電話)良からです!もしもし良?無事なのね?えっ?良さんなんて?よく聞こえませんでした。
ただ場所の名前を…。
(剛)どこです?剛くんが狙われてる?あくまで推測です。
もしそうなら背後にはブレンが?いや…もっと大きな存在かもしれませんよ。
001…。
(真影壮一)新しい居場所には慣れたかな?最近ハートたちから仲間外れにされている…そう感じているんだろ?
(ブレン)まさかそんなこと…。
(真影)隠すことはない。
君は「嫉妬」という感情を手に入れた。
ネガティブな心は絶大なパワーとなる。
つまり今回の計画も?奴らは仮面ライダーの存在を明らかにし先手を打ってきた。
今度はこちらからお返しする番だ。
最も効果的で残酷な方法でね。
ここだ!どこかに良さんがいるはずだ。
捜しましょう。
(頼子)はい!
(不通音)やっぱり繋がらない…。
(西城究)おかしいね。
今回被害に遭った住人の関係者に「相馬頼子」という名前はヒットしない。
そんなはずは…。
相馬頼子さん。
確かに剛はその女性に頼まれ誰かを捜していた。
住人の関係者じゃないのかも。
例えば…。
そうか不動産会社の…。
ビンゴ!「営業担当者相馬良」!剛さんちょっと待って!
(頼子)これ弟のです。
やっぱりここのどこかに良さんが…。
(カバンを落とす音)もう死んでるかも…。
きっとあの怪物が…!大丈夫!きっと生きてる!ああ…。
頼子さん!剛が危ない…。
きっと私の責任です!あの時ちゃんと剛の気持ちを受け止めてあげていれば…!
(人々の言い争う声)隠れてて。
良さんは必ず俺が見つけ出す。
はい。
できたわよ霧子ちゃん改良型重加速粒子測定器!50倍の精度で微量な反応も検知できる。
空からね!「さてはライドブースターに装備したんだね?」正解!よし出動準備は整った。
あとは…。
例の作戦ですね。
(仁良)呼んだ?仁良さんお待ちしておりましたよ〜!それ皮肉か?ううんとんでもない!実はうちの泊ちゃんがどうしても仁良さんにお話ししたいことがあるんだそうです。
なんだ?俺…反省しました。
だから仁良課長の許可が出るまでもう二度と仮面ライダーには変身しません。
誓います。
おお…おお。
おうおうおうおうおう…。
いい心がけだねうん。
だが謹慎処分はそう簡単には…。
ああーっ!
(りんな)キャーッ!怪物よー!
(西城)うわーっ!ついに特状課が襲われたー!一大事ですよー!とっても怖いですー!助けてくださーい!ああーっ!終わりだー!
(本願寺)おそろしや〜!早く助けないと…。
(仁良)殺されるー!謹慎中だから変身できない。
(仁良)死にたくないー!変身さえできれば…。
(仁良)ああああああ…。
(一同)変身さえできれば〜!変身を…きょ…きょ…許可…。
やったー!
(りんな)よっしゃー!いくぜベルトさん。
「オーケー!久しぶりのフルスロットルだ!」変身!「ドライブ!タイプスピード!」ハア…。
ありがとう!おかげでうまくいった。
俺はお前に借りを返しただけだ。
(クラクション)剛がピンチだ。
もうひとっ走り付き合えよ。
剛をお願い!たった一人の…家族なの。
家族…。
いいだろう。
霧子!心配するな必ず助ける。
変身。
「シグナルバイク!」いくぞ!「ライダー!チェイサー!」カモンライドブースター!「ゴー!ブースタートライドロン!」
(クラクション)
(飛行音)いけ。
(一同)うわあーっ!
(銃声)幸せな家族ばかり狙いやがって!
(銃声)「シグナルバイク!」レッツ変身!「ライダー!マッハ!」「トマーレ!」「トマーレ!トマーレ!」ハッ!「トマーレ!」「トマーレ!トマーレ!」
(感知音)地上にかすかだが重加速粒子の反応が!
(警報音)見つけた!ここにきっと剛が…。
(衝突音)うわっ!うわっ…ううっ…。
あっ!「オツカーレ!」
(剛)おい良さん!おいしっかりしろ!あんたのお姉さんも来てるんだ!今すぐ会わせてやるからな!おい!良さん!頼子さん!良さん見つけましたよ。
(相馬良)姉は…いない…。
僕に姉はいない…。
えっ?
(頼子の笑い声)
(笑い声)
(笑い声)そのポカンとしたまぬけな顔。
それが早く見たかったのよ!
(笑い声)
(銃撃音)フンッ!うわっ!ハッ!「シンゴウアックス!」ハーッ!
(爆発音)うわっ…まずい落ちる!うわっ…うわ…ああっ!
(クラクション)助かった…。
(エンジン音)トリャーッ!どういうことだよ?頼子さん。
頼子さん!まだわかんないの?あんただまされたのよ。
私は頼子なんて名前じゃないし弟もいない。
(050)フッフッフッフッフッ…。
(頼子)ハハハ…。
(剛)じゃあ…。
ハハハハハハ!やっぱ似てるわ…。
剛。
よくも俺の家族の記憶を…!どこだ?剛!俺は向こうに行く。
ああ。
(頼子)どの家族も同じよ。
少し刺激を与えただけで本性がむき出しになる。
互いに醜く争う。
(050)俺の能力は触れた相手のネガティブな感情を増幅させることだ。
それは触れた人間を媒介しウイルスのように一気に伝染する。
(頼子)ハハハハハ…!あなたも感染してるのよ私の手から…ね。
お願いします。
(050)今回の実験には進化態を探す他にもうひとつ目的があった。
詩島剛お前の心の闇を引き出すことだ!貴様だけは…絶対に許さない!「シグナルバイク!」変身!「ライダー!マッハ!」ハ−ッ!
(頼子の笑い声)くっ…うっ!よくも…姉ちゃんとの思い出まで!アアーッ!
(頼子の笑い声)ハアッ!
(頼子)そうそれでいい!何!?怒りをぶつけなさい!「シグナルバイク!シフトカー!」「ライダー!」うああーっ!
(頼子)もっと…!「デッドヒート!」もっと強く!ウオォーッ!そして…そしてこの私を…。
ぶっ潰す!ヤーッ!
(笑い声)オリャーッ!
(笑い声)「タイヤコウカン!アラブール!」
(笑い声)ハアァーッ!!
(銃声)うあっ!よせ!融合した人間ごと殺す気か!そうだ!邪魔するなら貴様から!
(チェイス)俺にはわからない…。
家族とはそんなに大切なものなのか?黙れ!ロイミュードは黙ってろ!「アラブール!」ハアッ!うっ…!はあ…あっ…。
それは自分の使命より大事なものか…?黙れ!黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ!「ヒッサツ!フルスロットル!」ハアーッ!やめろーっ!剛!
(頼子)ああーっ!すべて台無しじゃない!
(音楽)「ドライブ!タイプフォーミュラ!」剛は…俺が守る!黙れーっ!「タイヤコウカーン!」「フォーミュラ01!」ハアッ!うっ…!「フォーミュラ砲!」「ヒッサーツ!フルスロットル!」「フルフルフォーミュラ大砲!」
(爆発音)ううっ…。
お前は…誰なんだ?子どもよ!怪物の…。
お前ら仮面ライダーに敗北した惨めな怪物の…!彼女の名は西堀令子。
かつてプロトドライブだったチェイスに倒された005のモデル。
そして俺が逮捕した犯罪心理学者西堀光也の娘だ。
(西堀令子)なぜ気づいた!?相馬良の不動産会社のデータを調べた時過去の顧客リストに西堀の名前があった。
そして君にたどり着いた。
さすが刑事…大したもんだ!ハハハハ…!
(笑い声)誘拐および殺人未遂で逮捕する!復讐だったのか?父親の。
違うわ!私は父を越えたかった。
あいつが私を殺せば私が探求した最高の犯罪が完成したのに!
(笑い声)
(泣き声)お父さん…。
やっぱ…。
(笑い声)…似てるわ。
050の影響は消えた。
剛もう大丈夫だ。
家族…。
人間…。
ありがとうございました泊さん。
(救急車のサイレン)こんばんは。
やっと起きたわね。
(追田現八郎)先生…。
ここはどこだ?俺は一体…。
ねえ朝飯はご飯にお味噌汁〜?トーストとおコーヒーで…。
(ハート)050の力はあくまで人間のマイナス感情の増幅。
一気に集団感染させたのは001君の能力のはずだ。
(真影)確かに今回は自分の力を奴に分け与えた。
(メディック)目的はなんですの?
(真影)下ごしらえだよ。
仮面ライダーたちを潰す最強の戦士を手に入れるためのね…。
(メディック)最強の戦士?
(ハート)詩島剛…。
蛮野の息子か。
実に楽しいアイデアだろ?フフフフフ…。
剛。
剛!剛…。
(男性の声)お前の居場所をやろう。
(ブレン)いけ仮面ライダー。
(西城)英都銀行の支店で銀行員が殺されてる…。
繋がった12年前の事件と…。
「落ち着け進ノ介!剣が乱れている!」こいつが…親父を殺した犯人なんだ!
(一同)次回も見てね!
(鼻歌)2015/05/03(日) 08:00〜08:30
ABCテレビ1
仮面ライダードライブ[デ][字]
史上初!刑事が主人公の仮面ライダー!相棒は車!物語の舞台は警察—。「重加速現象」と呼ばれる怪事件の真相は—!?仮面ライダードライブ、スタート・ユア・エンジン!
詳細情報
◇番組内容
第28話『なぜ家族は狙われたのか』…父親がロイミュードの開発者・蛮野博士であることを進ノ介に告白した剛。何も知らない姉の霧子に、この事実を知らせてはならない…。進ノ介は剛が焦る理由を初めて理解する。
ドライブに変身するため、謹慎処分中の進ノ介はチェイスにある協力を依頼。快諾するチェイスだったが、剛について気になることがあると言い——。
◇出演者
仮面ライダードライブ/泊進ノ介(とまり・しんのすけ):竹内涼真
詩島霧子(しじま・きりこ):内田理央
仮面ライダーチェイサー/チェイス:上遠野太洸
仮面ライダーマッハ/詩島剛(しじま・ごう):稲葉友
ブレン(ブレン・ロイミュード):松島庄汰
ハート(ハート・ロイミュード):蕨野友也
メディック:馬場ふみか
◇出演者2
追田現八郎(おった・げんぱちろう):井俣太良
沢神りんな(さわがみ・りんな):吉井 怜
西城 究(さいじょう・きゅう):浜野謙太
ベルトさん:(声)クリス・ペプラー
本願寺純(ほんがんじ・じゅん):片岡鶴太郎
◇スタッフ
【原作】石ノ森章太郎
【脚本】長谷川圭一
【監督】石田秀範
◇主題歌
「SURPRISE-DRIVE」
歌:Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
作詞:藤林聖子
作曲/編曲:tatsuo
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/drive/
ジャンル :
福祉 – 文字(字幕)
アニメ/特撮 – 特撮
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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