まるごと STAR WARS 2015.05.04


(ルーク・スカイウォーカー)僕はジェダイだ。
かつて父がそうだったように。
(オビ=ワン・ケノービ)「ルークフォースを使え」。
(ハン・ソロ)ヒャッホー!今年12月およそ10年ぶりに新作が公開される「スター・ウォーズ」。
今世界的に大きな盛り上がりを見せています。
1977年の公開以来…ディズニーランドでは長年愛され続ける人気アトラクションから「スター・ウォーズ」の奥深い魅力を再発見!驚きの連続巨大ファンイベント!日本では味わえない「スター・ウォーズ」体験も多数!更に「スター・ウォーズ」を生み出すルーカスフィルムにも!初め「スター・ウォーズ」は全て日本語で撮影する予定でした。
細かい部品は全て日本のプラモデルを使ったよ。
最新作を担当する…「スター・ウォーズ」は希望なんだ。
(R2−D2・機械語)
(C−3PO)冗談じゃない。
分からず屋はお前さんの方だ。
さあ行け!映画の中の名ゼリフ……にちなんで決められました。
ディズニーランドにやって来ました!すごいですよちょっとやっぱり雰囲気が違いますね日本のディズニーとは。
さあなんでここにやって来たかというとですね「スター・ウォーズ」の映画を知らなくてもその「スター・ウォーズ」と接点を持てるアトラクションがこのディズニーランドにあるという事で早速ちょっと行ってみたいと思います。
今回のナビゲーターは俳優としても活躍するHey!Say!JUMPの中島裕翔さん。
大の「スター・ウォーズ」好きです。
クラシカルな町並みが続く通りを抜けると…。
トゥモローランド。
うわ〜もうここから急に世界感が違いますよ。
あっほんとだ。
もう見えますよほら!入り口からしてSFを感じるというか。
こちらが…1987年にオープンした人気アトラクションです。
2013年には大幅にリニューアルされ「STARTOURSTHEADVENTURESCONTINUE」と名前が変わりました。
あっすごい!C−3POとR2−D2がいるよ。
すご〜い!かっこいいなあ。
ちょっとワクワクしちゃった今。
早く乗りたいよ。
我々がこのスタースピーダーに乗って旅をするという話ですね。
…という設定でスリリングな冒険が待ち受けています。
おなじみのキャラクターも続々登場。
映画の世界が徹底的に再現されています。
スピーダーに乗る前の通路も「スター・ウォーズ」の雰囲気たっぷりです。
この眼鏡をかけてアトラクションを楽しむそうです。
ゲートに着きました。
うわ〜いよいよですね。
お〜。
(アナウンス)「Allpassengerspleaseprepareforimmediateboarding」。
うお〜開いた!いってきます。
アトラクションでは専用の3D眼鏡を装着。
迫力の映像に合わせて乗り物が激しく動き本当に宇宙にいるかのような体験ができます。
(衝撃音)登場する惑星や設定はランダムに選択され50通りを超えるストーリーが展開されます。
何回乗っても楽しめるのが人気の秘密です。
ひゃ〜すごいね!これは知らない人でも一気に「スター・ウォーズ」好きになっちゃいますよこれ。
親子3世代でスター・ツアーズを楽しんだ家族に話を聞いてみました。
「スター・ウォーズ」は大好きですか?Yes!いつだって正義が勝つと子供に教える事ができるわ。
正義と悪の戦いがあるファンタジーが魅力だね。
子供たちは登場人物みたいなスーパーヒーローになりたいんだよ。
Yeah!スター・ツアーズで働くスタッフにも話を聞きました。
「スター・ウォーズ」は子供の頃から大切にしていたファンタジーの世界。
おもちゃのライトセーバーを振り回してジェダイの気分を味わっていました。
スター・ツアーズのキャストになりたいって自分で志望されたんですか?スター・ツアーズは子供の頃初めて乗ったアトラクションでした。
だからそこで働くチャンスがあると聞いて飛びついたんです。
幼い頃に見た「スター・ウォーズ」が仕事を選ぶきっかけになった人もいる。
「スター・ウォーズ」の影響力はすごいですよね。
そんな「スター・ウォーズ」そもそもどんなストーリーなのでしょうか。
というわけでこれまでにエピソード1から6まで全6作でつづられた壮大な物語をダイジェストでお届けします!題して…物語の舞台は遠い宇宙にあるとある銀河。
辺境の惑星で貧しい生活を送っていたアナキン・スカイウォーカー。
(飛行音)宇宙の正義を守る騎士「ジェダイ」になるため故郷を離れます。
またママに会える?時がたち成長したアナキン。
女王アミダラと身分を超えた禁断の恋に落ちます。
愛し合う2人はジェダイの掟を破って人知れず結婚。
幸せが訪れるはずでした。
しかしアナキンは妻アミダラに死の運命が迫っている事を予知します。
愛する妻を救いたい。
そんな心の隙を突かれ悪に取り込まれてしまうアナキン。
ジェダイ騎士団の師であるオビ=ワンを倒そうと戦いを挑みますが逆に倒されてしまいます。
あんたが憎い!選ばれしものだった!重傷を負ったアナキンはダース・ベイダーとしてよみがえります。
そのころ妻のアミダラは双子のルークとレイアを生んで命を落とします。
それからおよそ20年の月日が流れ銀河は帝国に支配されていました。
ある日レイア姫のSOSを受けた青年ルークはジェダイの騎士オビ=ワンと出会い反乱軍に参加。
仲間たちと帝国を倒す旅に出ます。
ダース・ベイダーと戦う中ルークに「希望」を託し命を投げ出すオビ=ワン。
(オビ=ワン)「ルークフォースを使え」。
ジェダイの意思を引き継いだルークはフォースの力に導かれ帝国の巨大要塞デス・スターを破壊します。
(爆発音)そしてダース・ベイダーと運命の激突。
あぁっ…!お前の父はわしだ!わしとお前と親子で力を合わせ銀河系を支配しようではないか!悪の象徴ダース・ベイダーが自分の父である事を告げられたルーク。
しかしベイダーからの悪への誘いをきっぱりと拒絶します。
もはや死ぬしか道はない!ダース・ベイダーの師である銀河皇帝ダース・シディアスはルークを殺そうとします。
父さん助けて…!助けを求める我が子の叫び声を聞き正義の心を取り戻すダース・ベイダー。
自分の命と引き換えにダース・シディアスを倒します。
それじゃ死んでしまう。
マスクを外したベイダーは父としてルークに最後の別れを告げると静かに息を引き取りました。
こうして銀河につかの間の平和が戻ります。
このように「スター・ウォーズ」は壮大な宇宙を舞台に…そんな「スター・ウォーズ」を生み出したのがジョージ・ルーカス監督。
世界の神話をモチーフにこの物語を創造しました。
アメリカ公開は1977年。
翌1978年には日本でも映画が公開され「スター・ウォーズ」ブームが巻き起こりました。
マーク・ハミルさんです!拍手〜!
(拍手と歓声)ハリウッドの有名な観光スポットチャイニーズ・シアター。
実はここも「スター・ウォーズ」ゆかりの場所です。
さあ来ましたよ。
ここですよ。
これ見たかった…あっ!あった!これですよ!R2−D2。
でこれがC−3POの足跡。
今から40年近く前この場所で足形をとった「スター・ウォーズ」の人気キャラクターたち。
こうやって立ってたんですよ。
(ダース・ベイダーのものまね)…って立ってたんですよここで。
C−3POこうやってやって…。
R2−D2は難しいかな。
(R2−D2のものまね)月日が流れた今でも一番目立つ場所にあります。
「スター・ウォーズ」がいかにアメリカの人々に愛されてるのかが分かりますよね。
そしてもう一つ。
アメリカで「スター・ウォーズ」の人気を象徴する出来事を目の当たりにしました。
やって来たのはアメリカ・メジャーリーグのドジャー・スタジアム。
うわすっげえ。
見てこれすごい!こんな大きいの?ここ。
なんとここ野球を見るドジャー・スタジアムで「スター・ウォーズ」のイベントが行われるそうなんですよ。
毎年恒例で行われるドジャースと「スター・ウォーズ」のコラボイベント。
アメリカの象徴メジャーリーグにも招かれる「スター・ウォーズ」。
その人気ぶりがうかがえます。
そしてこういうTシャツもファンの人に配られ。
…と書いてありますから。
こんだけすごいスポーツとコラボしちゃうっていうのもほんとにすごい事だと思います。
あっベイダーがインタビューを受けてます。
スタジアムにはこんな小さな子供も遊びに来ていました。
「スター・ウォーズ」のどこが好きなんだい?音楽!音楽か。
なんで年齢に関係なくみんな好きなのかな?ロックンロールと同じ。
いいものは世代を超えて受け継がれていくのよ。
ヨーダを背負っているこちらはお父さんと娘さん。
「スター・ウォーズ」はお父さんが見てたから知ってるわ。
ラブストーリもあるしアクションもあるしいいよね。
私はアクションが好きだわ。
とにかくみんなが楽しめるよね。
「スター・ウォーズ」はなぜここまで世代を超えて愛されているのか。
僕はその理由を知るためにある場所に向かいました。
はいこちら「STARWARSCELEBRATION」にやって来ました。
アナハイムのコンベンション・センターです。
早速ちょっと「スター・ウォーズ」がなんでこんなに人気なのかという秘密に迫りたいと思います。
では行ってきたいと思います。
世界中の「スター・ウォーズ」好きが集いファン同士はもちろん監督や出演者らとも交流を深めるルーカスフィルム公認の巨大なファンイベント。
それが「スター・ウォーズ・セレブレーション」。
お気に入りの衣装に身を包んだファンが闊歩し数万人がさまざまなイベントを楽しんでいます。
CanIaskyou?皆さんにとって「スター・ウォーズ」とは?「スター・ウォーズ」は共通の話題で家族みんなで楽しめるんだ。
「スター・ウォーズ」は大好きですか?2人とも「スター・ウォーズ」ファンさ。
それで結婚したんだ。
デートの話題はいつも「スター・ウォーズ」だったわ。
私たちを結び付けてるの。
Askquestion?Sure.ああそうだよ。
すっごいそっくりですけど。
自分で作られたんですか?私の妻が作ってくれたんだ。
これも妻の作品なのさ。
あっそうなんだ。
ああ。
(2人)はい。
すげえ!僕は「スター・ウォーズ」の善と悪の戦いが好きなんですよ。
皆さん思い思いに「スター・ウォーズ」を楽しんでいるようですね。
それではここで「スター・ウォーズ」をもっと楽しむためのポイントをいくつかご紹介しましょう。
「スター・ウォーズ」の世界では平和を愛する正義の「ジェダイ」と悪の信奉者「シス」が対立しています。
代表的な人物がこちら。
ジェダイ騎士団のトップがマスター・ヨーダ。
深い知恵を持つ指導者。
小柄で900歳近い年齢ながら戦う時は圧倒的な力を発揮します。
続いてはルーク・スカイウォーカー。
ヨーダの最後の弟子である才能豊かな青年。
ダース・ベイダーを倒そうと奮闘する希望の星です。
一方シスのトップがダース・シディアス。
銀河帝国の初代皇帝として君臨する悪の権化。
指から強力なエネルギーを出して戦う事もできます。
最後はダース・ベイダー。
かつてはジェダイの希望の星でしたがシディアスに操られ悪に染まってしまいます。
戦いで重傷を負ったため生命維持装置がないと生きられません。
実は主人公ルークの父親でもあります。
再びスター・ウォーズ・セレブレーションのイベント会場。
あっちやばい。
ほら。
あれ動くの?ここまでいると何かリアリティーありますね逆に。
あっ動いてる動いてる。
すごいすごいすごい。
こちらはファンが自分で作った自慢のロボット。
細部に至るまで忠実に再現されています。
おっすげえ!かっこいい!めっちゃ飛ぶ!すごい。
これでレースするんですね。
レースが始まる。
おっ来た!頑張れ頑張れ!かわいいなあ。
子供たちもすごい食いついて見てますよ。
R2−D2をはじめ子供たちにも大人気のロボットたち。
というわけで「スター・ウォーズ」をもっと楽しむためのポイント。
「スター・ウォーズ」の脇役として欠かせないのが個性豊かな「ドロイド」と呼ばれるロボットたち。
中でもR2−D2とC−3POの凸凹コンビは大人気です。
どうやらそこの出口は1つだけのようです。
「スター・ウォーズ」の全エピソードに登場するキャラクターは実は彼らだけ。
時に空を飛んだり戦いに参加する事もあります。
(機械語)あぁ…本当に悪い夢を見ていた気分です。
C−3POに遭遇しました。
すご〜い!ハーイC−3PO。
すげえ!ジャパン。
ジャパンTV。
おっすごい!日本語しゃべれるんだ。
すごい。
イエーイ!Verynicetomeetyou.会場には人気キャラクターのフォトブースも至る所にあって映画の世界にたっぷり浸れます。
更にライトセーバーと呼ばれる武器を使ったデモンストレーションも注目を集めていました。
いける?おおいけるって!中島さんなかなかの剣さばき!このライトセーバー「スター・ウォーズ」では実に重要なアイテムなんです。
というわけで…ジェダイとシスが使う武器で柄から色のついたプラズマエネルギーのブレードが飛び出します。
ジェダイのブレードは青や緑色。
シスは赤いブレードが特徴です。
ブレードの切れ味は抜群。
使いこなすのは容易ではありません。
ライトセーバーを使ったアクションシーンは「スター・ウォーズ」の醍醐味の一つ。
ジェダイの騎士を目指す子供は小さな頃から練習用のライトセーバーを使って訓練を行っています。
そんなジェダイに憧れる子供たちのためにディズニーランドから「スター・ウォーズ」の参加型アトラクション「ジェダイトレーニング・アカデミー」がやって来ました。
(英語)会場にいる子供たちに声をかけライトセーバーの使い方をジェダイの騎士が教えてくれます。
みんな真剣そのもの。
ところが…。
出た!ダース・ベイダー!子供たちの前に恐ろしいダース・ベイダーが登場。
悪の道に入るよう誘ってきます。
ライトセーバーでダース・ベイダーと1対1の対決です!みんな頑張れ!
(英語)お〜っ!かっこいい!
(英語)子供たちの活躍によって見事ダース・ベイダーを撃退する事ができました。
先ほどのジェダイ・アカデミーでも使われていた不思議な力「フォース」。
「スター・ウォーズ」をひもとく大切なキーワードです。
これを学び取ればさまざまな力を使う事ができます。
例えば手を触れずにものを動かすテレキネシス。
戦いで使えば触れずに敵を突き飛ばす事もできます。
また指先から激しいエネルギーを放出して戦う事もあります。
しかしこれはフォースのほんの一角にすぎません。
フォースは実に深いんです。
「スター・ウォーズ・セレブレーション」では大会場でのイベントも。
(歓声)熱狂しているお客さんの視線の先にいるのは…。
更に…すげ〜。
ちょっと涙出てきたわ。
すっげえ!すごいなこれやっぱ。
更に…めったに見られないお宝映像も公開されました。
(英語)スペシャル企画…
(ダース・ベイダーの呼吸音)
(機械語)
(ダース・ベイダーの呼吸音)
(悲鳴)
(ダース・ベイダーの呼吸音)東京・六本木。
日本でもすごい行列が!実はこれつい先日から始まったスター・ウォーズ展。
巨大なデス・スターやダース・ベイダーがお出迎え。
(スタッフ)手に持ってるのって何かな?ライトセーバー。
カレンダーで作った。
ライトセーバーやおなじみのドロイドも。
更に屋上ではダース・ベイダーと写真を撮る事ができます。
「スター・ウォーズ」ってのは親子のお話なんで。
僕が「スター・ウォーズ」好きだったから子供にも「スター・ウォーズ」好きになってほしいなと思って。
私たちの世代とあと私の息子が10代なんですけどもジェネレーションは違ってもみんな同じ話題で盛り上がるっていうのもあるので。
そんな日本のファンにジョージ・ルーカスがコメントを寄せてくれました。
続いてはジョージ・ルーカスが大きな影響を受けた日本文化。
Excuseme.Hi,Nicetomeetyou.はじめまして。
YutoNakajima.会えてうれしいよ。
「スター・ウォーズ」が日本から受けた影響ってどれぐらいあると思いますか?ジョージ・ルーカスが大学生の頃初めて日本の映画を見て衝撃を受けたんです。
観客には日本についての知識がないのに何をしているのかの説明がほとんどされない。
どうなっているんだこれはって引き込まれて気に入ったようなんです。
実際に「スター・ウォーズ」をどのように撮ろうか考えている時に役者のセリフからサブタイトルに至るまで全部日本語にしようとしたり三船敏郎にオビ=ワン役を頼もうというアイデアもあったんです。
実現には至りませんでしたが日本人の三船敏郎を起用し全編日本語で撮影する可能性もあったという「スター・ウォーズ」。
更に…。
ヨーダには禅や仏教哲学の要素が見られます。
ジェダイの服装はまるで侍ですよね。
とにかくさまざまなところに日本の影響があると思います。
他にも日本の兜をヒントにしたダース・ベイダーのヘルメット。
歌舞伎から着想を得たキャラクター。
着物をモチーフにした衣装も登場します。
人気ドロイドR2−D2とC−3P0の凸凹コンビは黒澤明監督の映画「隠し砦の三悪人」に登場する又七と太平をモデルにしているそうです。
更に正義の味方「ジェダイ」の語源は時代劇の「時代」から来ているそうで日本文化とは切っても切れない縁があります。
(R2−D2の悲鳴)
(機械語)
(呼吸音)
(悲鳴)さてこちらはですねサンフランシスコにあるルーカスフィルムにやって参りました。
ここで「スター・ウォーズ」が作られているといろんな人に聞いてちょっと舞台裏を調査していきたいと思います。
早速ですけど目に入るのがヨーダ。
マスター・ヨーダがいますね。
もう今からどんな話がたくさん聞けるのか楽しみですけど。
早速行きたいと思います。
あっ!R2!R2−D2が…えっ迎えてくれ…。
(機械語)おっ!しゃべってるよ。
かわいい!すげえ!
(機械語)おっおっあっすごいすごいすごい。
せっかくなんでR2−D2に中を紹介してもらいましょうかね。
いい?R2。
(機械語)何か「いい」って言ってるのかな?じゃあ行こうかR2。
(機械語)わ〜!すごい。
R2わざわざ来てくれたんだありがとう。
Thankyou.
(機械語)すごいよ言ってくれた何か言ってくれた。
あっまず目に入ったのが「LUCASFILM」。
見て下さいよ。
(R2−D2の機械語)こっち?こっちこっち?あっ!ここは…いろいろ飾ってありますよ。
ライトセーバー。
そしてなんとここにダース・ベイダーいますよ。
(R2−D2の機械語)うわ〜すっごいな大きいんだな。
台に載ってますけどすっごいでかいですよ。
でかいねこれね。
(悲鳴)アハハハッ!怖いんだやっぱりね。
ああ待って待って待って!ああすごい。
すごいですね。
これは何だろう?あっ!
(R2−D2の機械語)「キングコング」?「キングコング」だこれ。
で後ろの人が…あっこの人有名な人なんだもう。
中も見てみようじゃあ。
すご〜い。
(R2−D2の機械語)ComeonR2.
(機械語)えっ?
(機械語)えっ?あっここでバイバイ?分かった。
じゃあありがとう。
すごい。
案内してくれてありがとね。
楽しかったよ。
Thankyou.ここルーカスフィルムにはいくつかのセクションがあります。
中でも重要なのが特撮を担当するインダストリアル・ライト&マジック通称「ILM」。
一体どんな事をしているのか特別に案内してもらいました。
Hi,Nicetomeetyou.テイラーです。
Yuto.こんにちは。
今日は私が案内します。
ここがロビー。
過去40年間の作品の美術が並んでいるの。
ここ会社ですよ。
会社にこんなのあるんですね。
すごい。
あっヨーダもいるし。
そうヨーダよ。
このヨーダは実際に撮影で使われたものなんですよ。
Inthefilm?えっマジ?すごっ。
え〜っ。
本物のヨーダ初対面です。
これはハン・ソロです。
みんなここでこんなふうに写真を撮るのよ。
やるよねやっぱやるよね。
うわっすごいこれ。
知ってたさ。
こちらがこの像が登場するシーン。
アハハハハッ!あっすごい!こっちにもたくさん飾ってあるわ。
ああっ!すっごいな!あっE.T.。
これはE.T.よ。
とっても壊れやすいの。
およそ30年前のものです。
胸の部分が光るシーンで使いました。
あっほんとだ。
クリア。
すごいほんとだ。
これで残ってんだね今。
30年もたって。
こっちは何すか?ここの奥の方は。
デジタルモデリングをしている部屋です。
昔はコンピューターが無かったので手作りで模型を作っていました。
今はコンピューターで作っています。
ここはILMのクリエイターたちが作品を作っている部屋の一つ。
実際どんな作業を行っているのでしょうか?これまで誰も見た事がない世界を特撮によって実現させたのが「スター・ウォーズ」。
「スター・ウォーズ」は特撮の進化の歴史そのものです。
特撮を語るうえで欠かせないのがこちら。
「スター・ウォーズ」をはじめ数々の特撮映画を生み出してきました。
まずベースとなる背景を撮影。
そこに合成したい人物などを別に撮影。
この2枚を重ねてプリンターにかけます。
するとこのような迫力ある特撮映像が完成するのです。
もっと近づけ!横に並ぶんだ!その後特撮技術は更に進化。
緑色の背景で俳優を撮影をし別に作ったCGと合成。
すると架空の空間で架空のキャラクターと共演する事もできます。
こうした特撮技術を現在の形にまで進化させたのがILMなのです。
そんな特撮のプロフェッショナルに話を聞きました。
ローン・ピーターソンです。
Yuto.I’mYuto.お会いできてうれしいですよ。
こちらが「スター・ウォーズ」の全6作品に携わってきたモデラー…モデラーとは監督の思い描くイメージを模型やセットといった実際の形にするクリエイターの事。
戦闘機Xウイングや宇宙船ミレニアム・ファルコン号などもピーターソンさんが手がけました。
面白い事に模型の細かい部品は全て日本のプラモデルを使っているんだよ。
何で日本のメーカーを使おうと思ったんですか?それは一番よく出来ていたからだよ。
実際にこちらの日本のプラモデルの戦車の部品を宇宙船の細部に当てはめてみると見事に一致します。
ピーターソンさんは更に大きなセットも手がけています。
これはポッドレース・アリーナだよ。
ああっ!わっすげえ!
(ピーターソン)こうやって全体を組み上げて地下にカメラが入れるようにしたんだ。
こちらは巨大な闘技場のシーン。
これも手作りのセットで撮影されています。
これは闘技場。
まず小さな模型を作ってそれから大きな模型を作るんだ。
ナイフで削って作ったのさ。
更に「エピソード3」のクライマックスで登場した火山の惑星もピーターソンさんが手がけています。
ムスタファー!
(ピーターソン)そう火山の惑星だよ。
これも同じ。
小さな模型からやって撮影用のセットにする。
下からライトを当てて溶岩にはヘアジェルのようなものを流したんだ。
監督のイメージを実際の模型やセットで表現するモデラー。
続いては絵によって表現するクリエイターをご紹介しましょう。
今日はよろしくお願いします。
中島裕翔です。
こちらこそお願いします。
お願いします。
こちらはマット・アーティストの上杉裕世さん。
なんと日本人。
上杉さんはおよそ四半世紀にわたりジョージ・ルーカス監督から全幅の信頼を得ている特別な存在です。
ルーカス監督とどんなやり取りをして仕事を進めたのでしょうか?すごく珍しい事なんですけど僕のデスクでジョージが描いたのがこれなんですね。
これ実際にジョージ・ルーカスさんが描かれたものですか?
(上杉)これすごくお絵描き程度に思うと思うんですけど実は僕もびっくりするぐらい的確に彼のそのビジョンが示されてて。
え〜っ?一体このメモにどんな秘密が隠されているのでしょうか?最初の案ではこの決まり絵に対してちょっとズームインするぐらいの…。
しかしルーカス監督は…出来上がった映像がこちら…。
スーッとカメラが本当にこの中に入ってるかのように…。
クレーンアップして追っかけてるような。
今では結構当たり前だなって思ってしまうんですけど相当革新的なものだったんですね当時は。
僕のキャリアの中では…新しい大きな壁を乗り越えた感があるので。
ルーカス監督の一枚のイラストが特撮の新たな扉を開いたのです。
まず彼の頭の中に完成されたものがある感じなんですよ。
なかなかこんな人はいないよねって思ってます。
映画の未来を切り開いてきた「スター・ウォーズ」。
それを支える一人が日本人だったのです。
一流のクリエイターたちが憩う場所。
それが社内にあるジャバ・ザ・ハット・カフェ。
「スター・ウォーズ」に登場する人気キャラクタージャバ・ザ・ハットにちなんだものです。
こちらが…暗黒街を仕切る巨大なクリーチャーです。
ここでは映画のキャラクターが印刷された特別なお金が使われています。
実は残業が出た時にプロデューサーがクリエイターに配るクーポン。
このお金を使ってコーヒーブレークをしています。
わ〜ここが!食堂です。
すごい広い!食堂は広々として開放的。
眺めも抜群で想像力を働かせるにふさわしい環境です。
ルーカスフィルムから車でおよそ1時間。
東京23区2つ分の広さの敷地にたたずむのが…世界最高の音響スタジオといわれています。
ジョージ・ルーカスが敬愛する黒澤明の名前を付けた部屋も。
ここでは映画の音楽や効果音がつけられています。
(効果音)すばらしい音がつくと映像のパワーは何倍にもなるのです。
「スター・ウォーズ」の大きな魅力の一つが音楽。
作曲は「ジョーズ」や「E.T.」も手がけたジョン・ウィリアムズ。
ともすれば電子音に頼りがちなSF映画ですがリアリティーを出すためあえてクラシックなオーケストラの生演奏にこだわりました。
おなじみの「ダース・ベイダーのテーマ」ではキャラクターの登場と共にこのテーマを入れる事で音楽が鳴るだけでダース・ベイダーの存在を感じさせる事に成功しました。
これはジョン・ウィリアムズの録音風景。
映画の映像に合わせて抑揚をつけていきます。
例えばこの場面では船の上昇に合わせて力強く演奏しダイナミックな動きを強調しています。
現在新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が佳境を迎えているルーカスフィルム。
この作業に携わっている日本人がいます。
よろしくお願いします。
はじめまして成田と申します。
CGモデラーの成田昌隆さん52歳。
実は成田さんは「スター・ウォーズ」が人生を変えるきっかけになった方です。
僕は友達から「エクストリーム」って言われるんです。
「エクストリーム」って「極端」って事なんですけど。
僕が多分こういう性格になったのは中学生の時にこの「スター・ウォーズ」を見てフォースを信じてむちゃをするようになったと思うんですね。
実は私がこの業界に入ったのは6年前なんですね。
6年前なんですか!?はい。
その前に23年間日本の会社でサラリーマンをしてました。
えっ!サラリーマンをやられてて…。
転職しました。
46歳の時なんですけど。
月並みな言い方ですけど自分の人生一度きりですから後悔だけはしたくないと思いまして会社を辞めてハリウッドに引っ越して後戻りできない状況を自分で作り上げてCGの専門学校に行ってやり直したんですね。
好きな名シーンとか場面ってありますか?ありますね。
一番好きなシーンは「エピソード4」のデス・スターのトレンチを行く時に「ルークフォースを信じろ」。
(オビ=ワン)「ルークフォースを使え」。

(爆発音)僕自身にとっては自分を信じる事の大切さを教えてくれた映画だと思いますね。
中島さんも自分のフォースを信じていろいろチャレンジして頂けたら。
(ダース・ベイダーの呼吸音)
(機械語)巨大な「スター・ウォーズ」のファンイベント「セレブレーション」。
4日間の開催期間の中で最高潮の盛り上がりを見せたのが新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のパネルディスカッションです。
それまで秘密のベールに包まれていた新作の一端が初めてかいま見られる場所です。
じゃあ行ってきたいと思います。
しっかりリポートしてきます。
(歓声)・「Wewillwewillrockyou」J.J.Abrams!
(歓声)新たに「スター・ウォーズ」の監督を託されたJ.J.エイブラムスが登場。
すごい!うぉ〜。
(歓声)R2−D2に加え新たなドロイドBB−8も。
新旧ドロイドのそろい踏みです。
(歓声)新ヒロインを演じるデイジー・リドリーをはじめ新作のキャストも初お目見え。
(歓声)
(歓声)そしてこれまでの主要キャストも登場。
会場の興奮も最高潮です。
(歓声)こんな貴重な面々いないですよ。
すごいよこれ。
(拍手と歓声)
(拍手と歓声)ここでJ.J.監督からファンへの大きなプレゼントが…。
(拍手と歓声)うおっ!ついに!予告が見れる!?新たな映像が見れますよ!
(拍手と歓声)かっこいい!すげぇ〜!
(拍手と歓声)パネルディスカッションの興奮冷めやらぬままJ.J.エイブラムス監督のもとへ向かいました。
これから監督への独占インタビューです。
ハーイ!どうも!MynameisYutoNakajima.J.J.です。
I’mJapaneseactor.ほんと?すばらしい!新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の監督を務める…「ミッション:インポッシブル」や「スター・トレック」などを手がけてきた今最も影響力のある映画監督です。
やあありがとう。
約40年近くやっている「スター・ウォーズ」ですけどもなんでここまでたくさんの人に愛されてると思いますか?「スター・ウォーズ」はいろいろな魔法のコンビネーションなんだ。
そう善と悪が対決する話さ。
まず善と悪のフォースがあってそこに我々はつながっているんだ。
そういう要素が全部合わさって刺激的な楽しいアドベンチャーになるのさ。
「スター・ウォーズ」は監督にとってどんな存在ですか?「スター・ウォーズ」は希望なんだ!必ず善が悪に勝利する物語だしジョージ・ルーカスの思いがたっぷり込められている。
この映画を見ればとても前向きになれるし希望が持てる。
何でもできるんだって思わせてくれるのさ。
「スター・ウォーズ」世代を超えて受け継がれる家族の物語。
今回の旅で僕はこの映画が世界の人々を結び付ける力がある事を知りました。
そして人の人生を変えるほどの力がある事も知りました。
この希望にあふれた作品と出会えた事を誇りに自分の無限の可能性を信じていきたいと思います。
空に飛び立つ10分前だった。
2015/05/04(月) 10:05〜11:04
NHK総合1・神戸
まるごと STAR WARS[字]

今年12月に10年ぶりの新作が公開されるスター・ウォーズ。世界中で愛される理由を、Hey!Say!JUMPの中島裕翔が、アメリカ西海岸に探る!

詳細情報
番組内容
【ナビゲーター】中島裕翔(Hey!Say!JUMP) ▽LAのディズニーランドで「スター・ツアーズ」体験 ▽世界中からSWファンが集う一大イベント「スターウォーズ・セレブレーション」を徹底リポート!新作のJJ・エイブラムス監督に独占インタビュー! ▽サンフランシスコのルーカス・フィルムに潜入!ほとんどカメラが入ったことがないSWの聖地で貴重体験!おなじみのキャラクターたちも!秘蔵映像も満載!
出演者
【出演】中島裕翔,【語り】三輪秀香

ジャンル :
映画 – 洋画
映画 – その他
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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