ひるブラ「タケノコまるかじり!〜栃木県・宇都宮市〜」 2015.05.04


生字幕放送でお伝えします
竹の美林。
美しいですよね。
ここは栃木県宇都宮市の竹林です。
こっち来て!タケノコ見つかりましたよ!ほら!
今から専門の職人さんが掘りますよ。
出るかな?出るかな?
周りを探って、探って。
どれぐらいでしょうね。
これやわらかそうじゃないですか。
盛り上がってきた!これ、宇都宮のタケノコ築地でも人気!
でかっ!篠原さん、どうですか?
タケノコ、おいしそう!
すごい大きいですよ。
篠原と同じ、おそろいの色。
タケノコカラー!黄緑。
香り、しますか?
すごいいい香り。
土の香りもしますし竹のフレッシュな香りすごいですね。
宇都宮のタケノコは大きい、そして、やわらかくてとにかく有名なんですよ。
鮮度抜群で極上のタケノコの名産地なんですよ。
この広大な竹林。
これ、全部、竹でございます。
この竹林の大きさいいタケノコを採るために整備された竹林なんですよ。
ここは一般の方もタケノコ堀りを体験できる。
なんといっても宇都宮は東京まで車で1時間半という近さ。
取れたてを旬のものを都心に届けるんですね。
その魅力がこのやわらかさなんですよね。
これ、タケノコのステーキよ。
おしょうゆですか?
焼き肉のソースです。
いかがですか?やわらかさは?
やわらかいですよ!甘い!
これだけ大きくてやわらかいのが宇都宮のタケノコのよさ。
篠原さん、お子さんにはぜひおすすめが土佐煮なんですけどツナで作ってるんですよ。
ツナのうまみがたっぷりしみこんでおります。
こちらもいただいてみます。
絶対、おいしい!
いただきます。
いかがですか?
めっちゃうまい!音、聞こえますか?これ。
シャクシャクって聞こえる気がします。
おいしい!
でも、篠原さんやわらかいってのはねとにかくいち早く新鮮なタケノコを収穫するからなんです。
そのためにはここではローラー作戦という作戦が展開されてるんですよ。
皆さん、職人の方が探しております。
若いタケノコを見逃さずに採る。
このエリアを大勢でくまなく収穫するためにみんなで、くまなく探してるんですね。
この時期はあちこち竹林、移動して移動して、どんどん掘ってこうしなくちゃいけないんです。
採れてますね。
こちらにいらっしゃるのは若山太郎さん。
こちらの農園のあるじでございます。
職人さんのすごさっていうのは傷をつけないで、いい状態で収穫するんですよ。
そのためには、土の中のタケノコの状態を見極めて、察知してこれはどんな感じなのかっていうのを見なきゃいけないんですよね。
例えばどんなふうに見ているのかまず、タケノコがあるところ教えてもらっていいですか。
素人、なかなか分かんない。
足で探しているんですよ。
踏みながら。
ちょっと出るか出ないかのところを…。
ゲームみたい!楽しそう!だから、足袋なんですね。
ここにありそうです。
ちょっと掘ってみましょうか。
ここで、すでに職人さんは、篠原さんタケノコが、この段階でどういうふうに生えてるかが分かるんです。
このタケノコちょっと穂先がこっちに曲がってるのお分かりになると思うんですね。
ちょっとカーブしてますね。
曲がってる先でぐっとカーブして土の中で竹の根っことつながっているんです。
ですので、その付け根のところを切ります。
大体、大きさも分かるんでしょう?
芽の大きさを見ると大体、想像がつきます。
これ、20cmぐらいじゃないですかね。
周りから掘って…。
さあ、いきますよ!
本当に20cmぐらい…。
大体、これで22cmぐらいなんです。
僕の手のひらが。
しかも、篠原さん傷つかないっていうのは根っこの付け根のところだけをずばっと見事に、いってるのできれいな形で採ることができるんですね。
それがわれわれの口の中に新鮮なまま届くんですよね。
もっと大きいのありますかね?
ちょっと探してみましょうね。
これ、どうですかね?だいぶ、大きそうですね。
これは、どうですか?いいタケノコですか?
これ、いいですね。
上の芽の色を見てください。
色が黄色っぽい薄いのが分かると思うんですね。
これ実は、まだほとんど日に当たってない証拠なんです。
ちなみに日に当たってしまうとこういう緑になっちゃう。
分かります?濃いですよね。
こうなると少し硬くなっていわゆる、えぐみというのがちょっと出始めちゃうんですって。
こっちのがいいってことですね。
えぐみが少なくてやわらかい証拠です。
大きさどれぐらいの?およそ。
これはちょっと大きいですよ。
25cmか、30cmぐらいあるかもしれないね。
本当に宝探しみたいな感じですよ。
ニョキニョキ!すごい!
でかいですね!
25、あるね。
私、大体これ20cmくらいだから。
30cmぐらいありますね。
最高です。
下のずんぐりむっくり太ってるのがやわらかくておいしいですね。
この旬のタケノコを職人さんたちは職人技できれいにみんな収穫されてるんですね。
でもね、篠原さんやっぱり、いいタケノコが採れる秘密っていうのはまさに、タケノコが生える竹林にあるんです。
ちょっとご覧になっていただいて程よい隙間があると思いませんか。
この隙間、この美しい景観実は、映画やドラマの舞台にもなったりしていてですね。
私、持っているのは番傘でございます。
このように番傘を差して歩けるほど間隔があいているんですね。
それが先代の教え。
タケノコの農家に伝わるのはとにかく番傘が通る広さにするとおいしいタケノコができるということなんですね。
暑いんですか?寒いんですか?竹林の中って。
いかがですか?
涼しいですよ。
日が当たると汗が出ますけどすごく気持ちいい。
すがすがしい。
実は、竹が通りやすいように歩きやすいように実は伐採しているんですね。
その証拠をお見せしましょう。
きょう、特別に土の中の状態掘らせていただきました。
こうなってます。
これが土の中でございます。
何かつながってるのはなんですか?この2つ。
これが、地下茎と呼ばれる要は竹の根っこですよね。
根っこのようなものなんですけど実はこの地下の茎からそれぞれタケノコって伸びてくるんですね。
この秘密の土なんですけどとっても軟らかいんですよ。
とっても軟らかくてこの軟らかい土の中で育つからこのタケノコがやわらかく育つんですよね。
しかもね、篠原さんここ、竹を1つ伐採してる跡がありますね切った跡。
なぜ切ってるかといいますとこれ切ると、今の地下茎が枯れるんですね。
これ、伐採しないともう、そこら中地下茎だらけになってしまって逆に土が硬くなっちゃう。
すると、やわらかいタケノコができないんですよ。
ちゃんと皆さんがメンテナンスしてるから程よくタケノコが育ってるんですね。
上の竹林の美しさとタケノコの味っていうのが比例してるんですよ。
人間と自然のコラボ!さすがです。
だからね収穫シーズン以外は年中、ずっと伐採し続けてないと広大な竹林を管理できないんだそうです。
皆様に感謝ですね。
タケノコもうれしそうに見えます。
こうやって品質にこだわっているタケノコというのは消費者のいろんなニーズに応えられるんです。
それが、サイズの種類をお見せしたいと思います。
出荷してらっしゃる状態を持ってきてもらいました。
これ、タケノコですよ。
僕の腕が、これぐらいですね。
これ、太いし、でかい。
重いですか。
切り株ですよ。
これ4kgぐらいあると思いますね。
赤ちゃんぐらいある。
このサイズが少しずつ小さくなっていきます。
こんなふうに欲しいって市場から来るんですよ。
サイズごとに。
どのくらいのサイズですか?
大きいものは2Lから小さいもので、4S。
でも一番築地のほうなんかでやっぱり人気があるのは小さいサイズなんですよ。
これがとっても高い値で取り引きされるそうなんです。
この小ささゆえの楽しみ方というのをちょっとご覧ください。
こちらは東京都内にある日本料理店。
宇都宮のタケノコに魅せられ10年前から毎年仕入れています。
中でもご主人のお気に入りは小さなタケノコ。
小ぶりだからこそおいしい春限定の人気メニューがあるんです。
特製しょうゆダレが香ばしい焼きタケノコ。
シャキッとした根元とみずみずしい穂先を一緒に楽しめちゃう小さいタケノコならではの味わいですよね。
こちらはおしゃれな一皿。
タケノコと春野菜のサラダ。
小さなタケノコはさっと湯がいただけ。
素材の味が生きています。
おいしそう!
このように重宝される小さなタケノコ。
その小さなタケノコを採るために、じゃあ小さな竹を育てたらいいんじゃないかとこちらの農家の先代は考えたんですね。
篠原さん、私たちが今タケノコ掘りを見させていただいたのはモウソウチクという高い大きい竹でしょう。
これ、大体15mぐらいあります。
こちら、隣を見てください。
ちょっと、背、低くないですか。
これ、大体8mぐらい。
こちら、大人なんですよ、これで。
これが小型化した竹。
これがアケボノモウソウと呼んでる小さく育ったモウソウチクなんですよね。
そのモウソウチクから小さいものを選んでこちらに植え替えてそれを50年繰り返して、今、こういう竹林になっているんですね。
手間がかかってそう。
でも、見事です。
本当にきれいです。
それも、なんでかっていうと小さいタケノコを採るためなんですよ。
若山さん小さなタケノコを…。
ここら辺によさそうのがありますね。
小さいのでるかな。
はい、どうぞ。
やっぱり、さっきより…。
どれぐらいですか、サイズって。
サイズだとMSからMぐらいですね。
一番、うれごろな。
こうやって小さいタケノコが安定して採れるようになったということですよね。
しかしね、篠原さん実は研究熱心な先代、お父様なんですけどさらに、小さなタケノコ作りに成功したんですね。
竹作りね。
この竹を見てください。
私の背と比べてくださいこの一本。
ちょっと小さめ!おんなじぐらい?
こんな小さくなっちゃったんです。
先ほどのモウソウチクもう一回大きな竹を見てください。
10mぐらいありますよね。
今、ここまで小さくして大人にして小さい竹を作ったわけなんですね。
これはヒメアケボノって呼んでるんですけどどんなタケノコが採れるのかちょっと若山さんに採っていただいてます。
このサイズです。
ちっちゃい!アクセサリーみたい!お味は違うのかしら?
中身のお味は変わらないんですが身を見てください。
食べられるのはこれだけです。
小さいでしょう。
お子様でも食べられそう一口で。
若山さん、言うとおり味は変わらないそうですが料理にもちょっと数がそろわないとか食べ応えがなさすぎるということで実は、食べるタケノコとしては商品価値ないんですがしかし、若山さんはこっちのほう。
低い竹のほうに新たな価値を見つけたんですね。
癒やしでございます。
オフィスビルや商業施設が建ち並ぶ、東京・赤坂。
こちらのビルのエントランスを彩るのは背丈が低い、小さな竹です。
葉が美しく茂って一年中、青々。
都会の癒やしとして注目されているんですよ。
時折吹くビル風が奏でる竹の葉音。
なんとも涼しげですよね。
春にはタケノコが生えてくるので季節感もたっぷり!
そして、こちらは六本木のホテル。
外国人のお客さんが多いんです。
小さな竹を植えることで非日常の空間を演出しています。
都心の建物に竹の癒やしパワーが生かされているんですね。
ここでは一般の方もタケノコ堀りを楽しむことができるんですよ。
いらっしゃいますね。
どうですか?楽しい?夢中です、皆様。
こちらでは今が旬のタケノコ料理を地元のお母様方に作っていただきました。
こちらニシンとタケノコの煮付けでこれは男の方が好きなんですね。
いわゆるおふくろの味なんです。
それで、これは本当にコトコトと煮込んだ…。
いただきます。
ニシンの味がタケノコにしみわたってておいしい!これは、地元の?
まさにおふくろの味なんです。
やさしい味。
続きましてタケノコのおみそ汁でございます。
タケノコだけですよ、これも。
これは、一回えぐみをとるために煮るのかしら?
軽く煮るんですよね?
そうです。
これは取れたてでないとこれだけおいしい味は出ないと思いますよ。
やわらかい!おいしい。
竹のいい香り。
甘みと。
あと、切り方によって全然、食感が違うんですよね。
もう、止まりません。
さらに、ぜいたくというかここならではの料理があります。
タケノコのから揚げです。
おいしい!おいしい、これ!
お酒のおつまみにいいですよ。
お酒のおつまみにもいいしお弁当に入っててもうれしい!
お子さんもいけるしね。
これは、お父さんも喜ぶし。
さらに新鮮だからっていうのはタケノコの皮のチップス。
皮です。
これ、やわらかいからやっぱり、いけるんですよ。
このまま食べちゃいます。
おいしい!ずっと食べてられる。
一生、食べてられる。
一晩中、食べていられます。
一番、皆さんが地元の方がやっぱり旬の時期に何回も作っちゃうのがおこわでございます。
やわらかいんでよくしみるんです、味が。
色つやもいいんですよ。
いただきます。
うーん…やわらかい!甘い!
これも何回もやるんですか?シーズンに。
何回も作ります。
ぜいたくですね、皆さん。
取れたてのタケノコの新鮮さ、ぎゅっと詰まってますよ。
篠原さん、ぜひね一般の方も体験できます。
5月中旬まで掘ることできるそうです。
2015/05/04(月) 12:15〜12:40
NHK総合1・神戸
ひるブラ「タケノコまるかじり!〜栃木県・宇都宮市〜」[字]

宇都宮市の竹林で育つ絶品タケノコを堪能。味の良さを追求するため、竹チップを敷きつめた土壌はフワフワ。貴重な小ぶりタケノコを育てる秘密とは?タケノコ料理も登場!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】渡部豪太,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】藤崎弘士 〜栃木県・宇都宮市から中継〜
出演者
【ゲスト】渡部豪太,【コメンテーター】篠原ともえ,【司会】藤崎弘士

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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