直撃LIVE グッディ! 2015.05.04


≫こんにちは。
5月4日、今日みどりの日ですけど安藤さん、僕憲法記念日があってこどもの日があってみどりの日なんですけど僕はそんなに慣れ親しんだ思い出はないんですがみどりの日ってどういう…。
≫もともとのみどりの日が4月29日にいきましたのでみどりの日というのが5月に残ったわけですよ。
でもちょうどいいじゃないですか連休で。
≫大げさにいうと立錐の余地なしっていうぐらい混んでいましたよね。
≫あまり詳しい意味はわかりません。
≫びっしりと隙間なくという意味。
≫三田さんのほうからうれしいお知らせがございます。
≫うれしいお知らせです。
今週1週間はプレミアム家電など豪華プレゼントがあたるデータ放送キャンペーンゴールデンウィークGPが始まります。
詳しくはリモコンのdボタンを押してください。
≫こちらは立錐の余地がありますね。
≫意味が違うと思います。
≫使ってみました。
それではまずはこちらのニュースです。
≫こちら箱根山の大涌谷です。
ゴールデンウィークで普段は観光客でごった返すところなんですけれどもご覧のように立ち入り禁止になっています。
≫斜面からもくもくと立ち上る煙。
これは今日神奈川県、箱根山にある観光地、大涌谷で撮影された最新の映像。
以前よりも蒸気の高さなど規模は大きくなっているという。
ゴールデンウィークの観光客でにぎわう箱根だが町は、ここ大涌谷の遊歩道の一部を今朝5時から立ち入り禁止にした。
大涌谷で一体何が起きているのか。
気象庁によると大涌谷付近では先月26日から火山性の地震が増加。
これまでおよそ150回発生していて昨日朝には大涌谷近くの一部温泉施設で、蒸気が勢いよく噴き出す様子も確認されたという。
気象庁は直ちに噴火につながるものではないとしながらも今後、高温の水蒸気などが突然地上に噴き出す恐れがあると注意を呼びかけた。
この事態を受け箱根町では今日から大涌谷周辺のハイキングコースなどを一部通行止めにする決断を下した。
≫また、箱根山の異常な状況が収まるまではこの措置を続けるとしていてゴールデンウィーク中の解除はほぼ絶望的な状況となっている。
≫地熱と火山ガスの化学反応を利用して作る大涌谷名物の黒たまご。
1つ食べれば寿命が7年延びるという伝説があるが製造所が規制線の内側にあるため販売中止となった。
≫多くの観光客が見込めるはずだった大型連休の規制は町にとって大きな痛手となっている。
箱根山では2001年以降数年置きに一時的な火山性地震の増加が確認されてきた。
2013年にも5か月間でおよそ500回の火山性地震を観測するなど活発化が指摘されてきたが噴火には至っていない。
気象庁は現地に機動観測班を派遣し今日午前9時から、およそ1時間火山活動の調査を行った。
調査で噴気孔の1つから通常よりも強い蒸気やガスが出ていることが判明。
地中内の圧力が高まっている可能性があるとしている。
噴火などの兆候となる地熱温度の上昇はみられなかったとしているが調査結果を踏まえたうえで今日夕方、火山活動の最新状況を発表するとしている。
ゴールデンウィークに突如敷かれた規制。
今、大涌谷はどんな状況なのか。
最新情報を中継で伝える。
≫今、ご覧いただいたようにやはり火山性地震が頻発しているということですぐに噴火と結び付けていいのかどうかまだ全然わからない状況ではあるんですけれどもとにかく万が一のことを考えて自然の遊歩道は通行止めということですが克実さん万が一ということを考えるとやっておいたほうがいいですよね。
≫ゴールデンウィークでみんな楽しみにしているんでしょうけれどこれはちょっと危ないですものね。
≫やらざるを得ない措置ですよね。
≫今日の「グッディ!」パネラーをご紹介します。
マキタスポーツさんと学習院女子大学の石澤靖治学長です。
よろしくお願いします。
≫箱根なんですけども箱根、箱根って私たち言うじゃないですか。
今回もその箱根のどこというようなよくつかみにくいということでこちらに地図を出してみました。
実は、箱根山っていうのは火山体の総称でしていっぱい山があるんですよ。
それの総称として箱根山と私たちは呼んでいるんですね。
そしてここの大涌谷というのは火山帯のちょうど中央付近にあたるところに大涌谷と。
もくもく蒸気が出ている黒たまごが有名な大涌谷があるんですけどもここの一部が今回通行止めということになったわけですよね。
≫この大涌谷を拡大してみました。
ここに、大涌谷自然研究路というのがございましてそちらが今通行止めになっています。
ほかもピンクで示しているところがハイキングコースなんですがここ全体が、通行止めになっている状態なんですね。
≫観光客が訪れると必ずこの自然研究路とかハイキングコースは行って大涌谷のちょっとスリリングな部分を味わったりするんですがそれが全部、今は立ち入り禁止通行止めとこういうことになりました。
≫ここの大涌谷の駅のすぐ近くに今、大村晟アナウンサーが行っています。
大村さん、今の状態どうでしょうか?≫箱根山の大涌谷駐車場付近に来ています。
今、山の天気ということもありまして、先ほどまで雨が降っていたんですが今、晴れてきました。
そして何より、風が非常に強いんですね。
先ほどは雲が強い風に流れて辺り真っ白になって何も見えない状況でした。
そんな風が強い状況なんですがここは観光地です。
ゴールデンウィークということもあってお客さん、たくさんいらっしゃったんですね。
今外には見られないんですが。
外から建物の中に入るお客さんがたくさんいらっしゃいました。
その理由としまして大涌谷の自然路が立ち入り禁止になったということなんですね。
立ち入り禁止になった理由なんですけれども先ほどお話もありました。
火山ガスの水蒸気がかなり、立ち込めているという話なんです。
こちら、ご覧ください。
今、雲が全て強い風で流されて晴れてまいりました。
下、ご覧いただけますでしょうか。
今、ちょっと活発には見られないですがあちら、白い煙が立っていますね。
ご覧いただけますでしょうか。
あれが、今回、立ち入り禁止の理由の1つとなった火山ガスの水蒸気なんです。
これが、今かなり濃い白い煙ですね。
立ち込めているのわかりますでしょうか。
ここから数十メートル下なんですけどこちらからはっきりとわかるほど煙が立ち込めています。
≫大村さん普段も水蒸気が見える状態だと思うんですが普段と今日というのは違うんでしょうか?≫水蒸気の量、近くのお土産屋さんの店員さんに聞いたんですが、それほど量は変わらないということです。
≫もう1つ、大村さん。
風向きが大村さんの側から反対方向に思うんですけど、蒸気自体が。
そこに立っていてにおいのようなものは感じますか?≫かなり、車の中からも硫黄の強いにおいを感じることができましてここも、少し硫黄のにおいがするんですけどやはり風で流されている状況になっています。
それほど強い刺激臭は感じられません。
≫温泉施設の蒸気とかいつもより、多く噴出しているという話もあるんですがそうしたことは目撃しました?≫そういった話はちょっとこちらからは確認できていませんね。
ただ、こちら大涌谷の名物ってご存じですか?≫はい、黒たまご。
≫黒たまごなんですけれどもやはり観光客の皆さん黒たまごを目当てに大涌谷にいらっしゃった方も多いそうです。
ただ、黒たまごは今日は全て生産中止となっていましてちょっと、残念そうな顔をしながらあちらのように黒たまごのモニュメントの前で記念撮影をするような光景も多く見られますね。
≫引き取ります、大村さん。
気をつけて取材をしてください。
やっぱり、一部で通行止めでもお客さんは訪れているということのようなんですが。
箱根の噴火のリスクをもう一度ここでおさらいしてみたいと思います。
≫箱根山、最後の噴火は3000年前と記録されています。
40万年前に最初の噴火活動がありました。
最後の噴火が3000年前。
最近ですと2001年に山全体の膨張が確認されました。
噴火はしていません。
そして、2013年1000回以上の火山性地震を観測しています。
このときはロープウェイも停止されまして箱根の大涌谷は震度5を観測している状況です。
≫このときは噴火かというふうに言われたんですけれども今回のこうした動きと一連の関連性があるのかどうかというところも非常に気になるところですが。
≫現在、東京大学地震研究所の中田節也さんと電話がつながっています。
中田先生、よろしくお願いします。
≫中田先生は今の状況どういうふうにご覧になりましたか。
箱根の山は今、どういう状態にあると考えられますか?≫そんな深刻ではないんですが2001年とか2008年の状況ですね。
それに近いものがあるので大事をとっているということだと思いますけど。
≫克実さんは何か気になることはありますか?≫最近、先生、富士山のこともいわれていますけどあの辺はどうなんでしょう?≫富士山の噴火は全く関係ないですね。
≫今回は噴火の警戒レベルはこれは1。
≫気象庁が発表しています噴火警戒レベルなんですが一番下の予報レベル1平常ということなんですけれども先生、実際は箱根町は火山周辺の規制をしたレベル2の状態の動きを見せています。
これはどういうことなんでしょうか?≫2と1の境というのは地下変動が見えるとか地震活動が活発化しているとかで2にするんですけど基準自身は気象庁が持っているのでその辺はよくわかりませんけどそれまでもいかないという判断をしたのか、あるいは2に上げてしまうと今の駐車場のところも行けなくなるので配慮したのか。
どちらかだと思います。
≫私たちが思い出すのは御嶽山のときにレベルは1だったんですね。
にもかかわらずあの大規模な災害が起きてしまいました。
レベル1という判断について今、妥当なんでしょうか。
≫レベル1であっても噴火しないといっているわけではないので平常という言葉は誤解を与えていると思うんですね。
やはり、活火山で火口に近づくときは危ないと思ったほうがいいと思います。
≫今の先生の話非常に大事でレベル1が平常であっても噴火しないということじゃないんだと。
つまり活火山は常に噴火の危険性を伴っているのでレベル1というのはあくまでも噴火はあるかもしれないけど現在のところは平常だよということでいいんですよね。
≫特に今回のように地震が高まっているとか噴気の量が増えているというときは要注意だと思います。
≫1つ気になるんですが昨日未明、午前1時51分ごろマグニチュード5.9の地震が発生しました。
八丈島から南へおよそ180kmのところが震源です。
実際、震度は1以上の観測はされていないんですけれども昨日の午前2時35分に八重根港で50cmの津波が観測されています。
先生、これは今回の箱根と関連性はあるんでしょうか?≫全くないと思いますけど。
ただ、日本全体が地震も火山活動も活発化している時期ではあるのでそういう意味では関係ないとはいえませんけど直接は関係ありません。
≫つまり大きな意味で言うと日本全体が地震活動が非常に活発になっているところの1つということだけれども現在の箱根の状況とは関係ないと。
≫そういう意味ではいろいろ東日本の大地震のあとに結構、火山が活発化しているところが多いんですね。
箱根山も2011年の地震のあとは、数か月地震活動が高まりましたので。
そういう意味で少し噴火しやすくなっている状態だろうとは思います。
≫今後、どのぐらい危険性というか要警戒なんでしょうか。
≫難しいんですけど箱根山が本当に噴火する元気があるのかどうかというのは誰にもわからないので。
数週間から1か月ぐらい、様子を見てなんともなければ元に戻すということだと思います。
≫わかりました。
中田節也さんに聞きました。
ありがとうございました。
今のところ富士山の噴火とかとは関係がないということでちょっと安心ですがやはり数週間以上の警戒が必要だということです。
≫続いてのニュースにまいりましょう。
≫芝生の上に横たわっているのは落下した遊具のゴンドラ。
ゴンドラは地上およそ4m上から落下。
乗っていたのは41歳の母と3歳の娘だった。
事故が起きたのはゴールデンウィーク真っただ中のおととい午後3時10分ごろ。
千葉県山武市の県立蓮沼海浜公園のこどものひろばで2人乗りのゴンドラ1台が地上に落下した。
今日の「グッディ!」は…。
この3つのポイントからアトラクション事故の原因に迫る。
まずは事故の爪痕。
≫事故があったのは園内で最も人気のあった遊具の1つ。
こちら、6mの高さのレールの下につり下げられているゴンドラに乗るというものです。
辺り、見回しますと近くでお子さんが遊んでいますしレールの下もこのように歩けるような状況です。
≫事故から一夜明けた今日。
園内のアトラクションは全て運行を停止していた。
だが、ゴンドラが落ちた場所では子どもたちが遊んでいた。
この状態で事故が起きていたら一歩間違えたら更に被害が拡大していた。
≫そして、ゴンドラが落ちたのがこの場所です。
直撃したとみられる柵が折れてねじ曲げられています。
≫柵が折れるほどの衝撃。
事故直後の写真から右側を下にして落ちたことがわかる。
乗っていた3歳の女児には外傷がなかったものの母親は娘をかばったのだろうか。
肋骨を折り頭部も負傷した。
ゴンドラはアトラクションの中でも人気があったスカイパイレーツという乗り物で全長180mのコースをモーター駆動で周回するもの。
そのスピードは時速4キロ。
ゆっくりと進むアトラクションだが、一体なぜ急に落下したのか。
点検に問題?≫休日このアトラクションの利用者は1日平均150人ほど。
ところがゴールデンウィークということもあってか事故があったおとといは開園の午前10時から事故があった午後3時までの間に388人が利用していた。
ゴールデンウィークでにぎわうことが予想されていたはずだが点検はきちんと行われていたのか。
≫2か月前の点検では異常がなかったというが…。
この公園では先月も別のジェットコースターが突然停止するトラブルが2回起きている。
≫点検そのものに不備があったのか。
アトラクションの老朽化。
警察の調べによると落下の原因はゴンドラをつるす金属製の支柱が折れたからだという。
公園の運営側も…。
≫2002年に導入されて以来13年間来園者に人気だったゴンドラ。
だが、来園者はこんな不安を感じていた。
≫国交省と公園関係者の会話では気になるやり取りも交わされた。
≫また、2002年の導入以来レールは交換したが5台あるゴンドラと支柱は一度も換えたことがないという。
一方、同じ日栃木県の有名遊園地那須ハイランドパークのアトラクションでも事故が起きていた。
ジェットコースターから金属片の部品がおよそ14m下に落下。
下を歩いていた42歳の男性の頭に当たり男性は9針縫う怪我をした。
ゴールデンウィークの行楽客を襲った事故。
遊園地の安全性が問われている。
≫ちょっと怖いですね。
見た目にもうちょっと古い感じがしますもんね。
≫言ってましたよねお母さんたちも。
異様にがたがた揺れるなと思ってたっていう。
それなりの兆候はあったのかもしれないなって思いますね。
スタジオには安全工学がご専門の横浜国立大学名誉教授の清水久二さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫ゴールデンウィークのさなかでこの、痛ましい事故ということになりましたが今回のゴンドラとほぼ同じ大きさのものを再現しております。
これが2人乗りのサイズです。
そしてシートベルトをして乗るということなんですけれどもほとんど露出したような状況になるわけですね。
このゴンドラが2mほどの支柱につながれていますので6mのレールからぶら下がるとこのゴンドラの底辺が4mの高さ。
ご覧ください、あそこに4mの目印がありますよね。
あそこから落下したということでゴンドラが人を含めると200kgほどの重さになるわけですね。
4mの高さから200kgの重さのものが落ちたということになるわけなんですがその事故の原因に迫っていこうと思いますけどまずレールが6mの高さでこのゴンドラというのが1周180mほどのレールを時速4キロで進むということになります。
高さ2mで重さ200kgなんで4キロといってもかなり近づいてくると迫力があるなと実際見ていて感じました。
出発して70mほどになったところでゴンドラと先ほどありました支柱、つながっている部分の溶接部分が外れてしまって落下ということなんですね。
下が、克実さん芝生だったということもあってお母さんが骨折ということになったわけなんですけれどもそこでちょっとクッションにはなったかなというようなところがあります。
≫下には人がいつもいないところなんですか?≫ここは、人が先ほどのVTRにもありましたがお子さんがいつでも遊んでいるという状況になるわけですね。
≫溶接の部分が外れたんですよね。
そんな簡単に外れるものなんですかね。
≫清水さん、その辺の溶接の外れ方となるとどうなんでしょうか?≫ものが破断するというのは材料の強さと、それから力の相互作用によって決まるわけですね。
材料の強さというのは劣化現象というのがありますから確かに、長いこと使っていると古くなると。
それから力というのは基本的には6種類の力があります。
それに、かつ繰り返すということと衝撃的なもの。
それから環境ストレスが加わりますから非常に複雑な現象ですね。
当然、起こり得るわけです。
≫そういったものが積み重なるという意味では点検という作業が重要になってくるんですが今回どのような点検がなされていたかというのを業者の方にお話を聞いております。
ご覧ください。
≫なかなか煮え切らないようなね。
≫ここの遊具の側は法にのっとった点検は行ったばっかりでしたとこういうふうに言ってますね。
≫運営側から委託されている業者が点検を行っているのがこちらですね。
点検が年に1回ということになっております。
業者の方がおっしゃっていましたが今年の3月9日に定期点検を行っている。
これでパイプなどをたたいて、ひびが入っていないかあるいは目視、それとパイプの太さを測って変形していないかということを調べるそうです。
更に当日なんですが運営側も、目視点検と試験走行を行っていて特に異常なしという結論を出しているんですが清水さん、この頻度とやり方内容というのは何か問題というのはあったんでしょうか?≫もちろん使用年数が増えれば点検の周期を短くしなくちゃいけないと。
これは常識ですけど。
ただ、外部の業者に丸投げした時点で安全契約というのは結んでいないわけですね。
単に点検だけを依頼しているわけで。
安全対策と安全解析をしてくれという依頼はないわけです。
だから、年度的に安全はだんだん悪くなると。
安全という問題は競争原理が働かないという1つの非常に特殊な分野ですから。
頼まれもないことをやって自分の労力を浪費することはないわけです。
≫つまり点検としては異常がなくても経年劣化というんですか。
どんどん劣化していくけれどもそれについて何か安全策を打つということは課せられて、契約上ない。
≫ないですね。
≫それってどうなんですかね。
≫安藤さんがおっしゃいました経年劣化という言葉がありましたが金属疲労で起きている遊園地の事故というのがこれまでもあるわけなんですね。
2007年記憶にもあると思いますが大阪、エキスポランドで19歳の女性が死亡。
このときは元運営側の役員が過失ありと認められているという状況なわけですね。
注目していただきたいのが稼働年数なんですが、15年。
エキスポランド。
ただ富士急ハイランドに関しては6年で金属疲労というものがありました。
今回に関してはどうなのかということになりますが13年ということなわけなんですよね。
≫これは、ひと口に運営側の担当者が寿命については考えてないって石澤さん、言ってましたよね。
≫考えなきゃいけないのが当然なわけで。
だからこそ、多分なんでも行政、行政と言うのはよくないと思うんですが競争原理が働かないのであればこういう部分は行政ががっちりやらなきゃいけないんじゃないですかね。
≫競争原理が働かないからこそ行政の出番なんですよね。
≫実際のところ、寿命というのはゴンドラだとどのくらいと考えられるんでしょう?≫それは非常に難しい問題ですがどんなプラントにも特殊事情というのがあります。
この場合は千葉県の房総というのは天然ガスが出る、全国でも珍しいところですけれどもそれだけ地下水のくみあげが激しくて地盤の沈下が起きるわけですね。
それから九十九里浜というのは海岸ですから潮の環境が非常に悪かったと。
こういう個々の特殊要因というのはなかなか法律に乗らないんですね。
ですからどうしても民間の力でリスクを減らすというのが不可欠だと思います。
≫運営側の善意というかね。
そこに頼っていかなくちゃいけない部分がなんか、ちょっと痛し痒しですね。
≫清水先生ありがとうございました。
続いては先週もお伝えしたがんについて今日は早期発見法を調べました。
≫先週木曜日、涙ながらに末期の大腸がんを告白した俳優・今井雅之さん。
末期の大腸がんなぜ、初期の段階で発見できなかったのか。
≫当初、腸の風邪と説明を受けたという今井さん。
≫俳優・今井雅之さんに襲い掛かった大腸がん。
しかし、なぜステージ4末期の状態になるまで発見できなかったのか。
国立がん研究センターの専門医に話を聞いた。
≫今井さんがこのとき訴えていたのは、体力の低下。
それだけで大腸がんを疑うことは難しいという。
そして、飯沼医師は私たちが受けている人間ドックのがん検査についてこう指摘した。
≫しかし、肺がんについては…。
≫人間ドックだけでは発見が難しいがんもあるという。
発見の確率を上げるにはまず定期的な検査を受けることそして、精密な検査が必要だという。
そこで、大村キャスターが最新の大腸がん検査を体験してみた。
向かったのは神奈川・厚木市にある病院徳川ファミリークリニック。
≫不安げに検査を待つ大村キャスター、48歳。
実は、検査は前日から始まっていた。
≫大腸CT検査を受ける前日には病院から配布された、消化がよく便を排泄するのに適した食事を3食食べる。
≫眠る前には下剤を飲んで検査までにしっかりと排便。
そして迎えた検査当日。
腸の動きを止める錠剤を飲みまず行ったのは…。
≫肛門に管を通し2リットルの炭酸ガスを注入。
大腸を膨らませることで内面の様子を見やすくするという。
準備ができたら、いよいよ撮影。
≫撮影は通常、仰向けとうつぶせの2回行われる。
さまざまな角度から腸の内面を撮影するためだ。
≫検査はわずか15分で終了。
≫おなかにたまったガスをトイレで排泄する。
果たして大村キャスターの大腸は無事だったのか。
30分ほど待ち検査の結果を聞きに行くと…。
映し出されていたのは撮影された画像をもとに再現した大腸内部の3D動画。
医師の診断は…。
≫異常は発見されなかった。
ポリープなどがあった場合には一目瞭然でわかるという。
≫大村さん、きれいな大腸でよかったですね。
≫本当に、おかげさまで。
いろんな覚悟をしながら臨んだんですけれど私も内視鏡検査を麻酔なしでやったことがあってそれに比べたら、こんな簡単に終わるんだと。
それで安心できて。
≫ガスを入れるってどんな感じですか?≫ガスは2リットルくらい腸内に入れて腸を風船状に膨らませたらきれいにCTが撮れるらしいんですよ。
今井雅之さんは克実さんと同じ年じゃないですか。
ただ、進行具合を考えると今の私と同じくらいのときに初期の症状が出たんじゃないかとみられているから私診ていただいたんですね。
だから、やっぱりやるに越したことはないのかなと思いましたね。
こういうふうなやり方があるんだと驚きました。
≫全然楽そうでしたね。
≫マキタさんもやったほうがいいですよ。
≫やりたいですね。
でも、新しい罰ゲームとかバラエティーに使えそうだなと。
そんなことを考えちゃったんですけどね。
≫石澤さん、この3D‐CTってご存じでしたか?≫CTは聞きますけど3Dとなると、また別ですね。
中を立体的に見られるわけでしょう。
ちょっとびっくりしたね。
≫とてもきれいですよ。
よく見えて。
≫下剤も少し飲んだだけで。
≫そうです、前の日に。
内視鏡の場合って2リットル水を飲むじゃないですか。
≫ものすごい飲むでしょ、下剤。
≫3Dの場合は500ミリリットルのペットボトルを前日に3本飲む。
あと、就寝前に下剤を飲むだけで。
非常に楽でした。
今日はスタジオに医師で医療ジャーナリストの森田豊先生にお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫まずはこちらです。
がんを早期に見つけるためにはということなんですけれども。
先生、私も54ですけれども私とか、大村さんとか気になりますけど心配になりますけど。
≫心配しなければいけない年齢だと思いますね。
がんというのは50歳ごろから急激に増えてくるんです。
男性のほうが若干多いのはたばこを吸う人が多いからだということですけどね。
≫マキタさんは、たばこは?≫吸います。
≫年齢いくつですか?≫45歳です。
≫だんだん増えてくるお年頃ですね。
≫石澤さん、吸わないんですか?≫僕は32年前に禁煙しました。
≫ちょっと逆算が難しいですね。
≫安藤さんも人ごとではないですよね。
≫それは年齢的なものを言ってるんですか。
≫はい。
≫そう見れば全くそのとおりだと思いますよ。
≫年齢的に、50歳っていうのは老化って意味ですよね。
細胞の老化。
≫細胞ががん遺伝子みたいなのができてしまう年齢が大体50過ぎてからなんですね。
老化するということと関係しているんです。
≫そのために皆さん人間ドックをお受けになるわけです。
おおむね企業に勤める方はベーシックプランで受けられるじゃないですか。
なかなかオプションに手を出せないですよね。
プラスアルファのお金になってくるので。
ただ基本的な人間ドックを受けるに越したことはないですよ。
自営業の方は自費で受けることになります。
ベーシックプランだとおおむねこういう検査があります。
この中には生活習慣病ですとか血管の病気ですとか心臓の病気ですとかいろんなものを試すための検査なんですが特にがんの初期症状も確認できます。
例えば、これらのがんに関しては人間ドックのベーシックな検査というのは有効といわれているんです。
≫これ、先生ほとんどのがんを網羅しているように見えるんですけど。
よく人間ドックでも見落としてしまうというのはどういうことなんですか?≫がん検診は非常に重要ですし有用なんです。
ただ本当に小さな数ミリぐらいのがんは引っかかってこなかったりとかあとは、がん検診でも全部の臓器を調べるわけではないので、そういうふうに見逃しみたいなところでいわれてしまうんだと思いますね。
我々は。
≫つまり、早期発見するためにはどういうふうな解決法があるかという。
見てみましょう。
肺がんの早期発見のためにはということで、こういうことです。
≫非常に重要なデータなんです。
人間ドックのベーシックプランでは胸のレントゲンを撮ります。
ただ、これは2mm未満の初期の肺がんは79%つまり、8割方写らないということです。
≫それ、矛盾していると思うんですよ、私。
なんでかというとやっぱり、人間ドックというのはまず、初期の段階のものを見つけるためにやっているはずですよね。
にもかかわらず初期だとわからない。
小さいと。
これ、森田先生私、矛盾しているように思うんですけど。
≫体中のどこかにがんがあると尿でわかるような検査が今、開発されてきましたからそんなのがあるといいんですけどやっぱりここは限界なんです。
気になる方はこうなんです。
例えばマキタさんのような喫煙者の方は胸部CT検査。
7000円というオプション料金を足すわけですね。
ただ、やっぱりベーシックプランだとここまでいきませんのでここだけで初期のがんは見つからないというケースが現状なんです。
長年たばこを吸っていてどうしても心配だという方はこういうCTを受けられるのもいいかなと。
≫7000円ですからね。
≫やりましょう。
≫続いては、こちらです。
胃がんの早期発見のためには。
≫がんのワースト3に入っている胃がんなんですが実は、胃のバリウム検査これはかなり効果的といわれていて胃がんの死亡率の減少の効果はあるといわれているんですね。
早い段階で見つけることはできるということなんです。
ただ、小さなもの。
これがまた微妙に発見しづらいというんですよ。
すべての胃がんに関して写るというものではなくてそのためにどうすればよいのかというのもオプションです。
こういう提案です。
胃カメラの検査。
ちょっときつい方もいらっしゃるかもしれませんがこのオプション料金1万2000円プラスピロリ菌検査というのも最近、有効といわれています。
≫ピロリ菌というのは絶対やったほうがいいと思う。
≫特にやったほうがいいと思います。
ピロリ菌って胃の中に潜む菌なんですけど50代以上の方の半数が感染しているといわれています。
ピロリ菌を持っている人がそのまま放っておくと大体8%の方に胃がんが発症するといわれています。
それをやっつける薬いっぱいありますからそれをやっつけると4分の1になりますから。
やらない手はないですね。
≫しかもこれは血液検査に含まれますから。
2000円出すだけで。
≫今一般的なのは血液じゃなくて吐いた息で検査をするものです。
簡単に検査できます。
≫僕は10年ぐらい前に胃潰瘍でピロリ菌があったんですけど薬を飲むだけで治るんですよね。
飲み薬だけなんです。
≫50以上になったらこれはピロリ菌の検査をお勧めと。
≫口移しで食べ物を与えてたりすると子どもにもうつってしまう可能性があるから親としてもちゃんとやるべきだと。
≫子どものころのうつるかどうかで変わるんで。
大人の場合、1回除菌すればもう、かからないんで。
≫そして、がんの中で特に発見が難しいのがこのすい臓がんです。
≫沈黙の臓器、沈黙のがんの1つといわれています。
全く自覚症状がないのがすい臓がんの特徴。
ゆえに有効なのがこちら。
症状がなくても腹部の超音波。
これは人間ドックのベーシックプランに含まれていますからここでみていただくしかないです。
ジェルを飲むやつです。
≫あれ、普通にやりますね。
≫すい臓って非常におなかの奥のほうにある臓器なので超音波でも見にくいところがある。
やっぱりすい臓とか肝臓とか本当に症状が出ないから検診が大事だといわれているんですね。
≫私事なんですが私の父もすい臓がんだったんですが全然違うがんをしていてたまたま、よくよく見てみましょうといったらすい臓がんが見つかったんです。
だから、全然すい臓がん自体の症状はなかった。
出にくいんですね。
≫腰痛でって思ってたらって聞きますね。
≫やっぱり、医療の進化とともに年齢も、高齢化率って上がってるじゃないですか。
更に医療器具も患者さんに苦痛を与えないようにいろんな病巣を発見するというように進化しているんです。
そこで、がんの検診苦労もしますよ。
苦痛を伴います。
そんな中でこういうものがあるんです。
PET‐CT検査という検査で。
PET検査ってよくありますけどCTを使って細胞からがん細胞だけに目印をつけるという検査があります。
検査があります。
長所は一度の検査でほぼ全身調べることができます早期の発見、転移原因不明のがんに有効といわれています。
ただ、見えにくいがんもあるということなんです。
尿管がんですとか膀胱がん、前立腺がんちょっと下腹部の部分のがんに関しては見えにくいということなんです。
あと、血糖値が高いと検査できないというのもあるんですけど。
≫先生、なぜ血糖値が高いと?≫がん細胞というのはブドウ糖をいっぱい取り込むんです。
その原理を利用してこのPET‐CTというのがあるので血糖値がすごく高い人とかはちょっと難しいことがあります。
≫血糖値も高いですけど値段も高いですね。
≫ただ、これを保険診療で受けることも可能なんですね。
例えば皆さんのお住まいの市町村では医療サービスってありますよね。
40歳過ぎたらとか二十歳過ぎたらとか。
一定の年齢に達したら無料で検診があります。
これは港区の場合ですが港区のがん検診。
無料で9項目、年齢があります。
一定の年齢に達したら区民の方にはがきが来て無料検診の案内がありますよね。
これを受けて何か問題があればこれは、いろんな高額な検査を保険診療でまかなえるということなのでこれはもう、ただ受診しない手はないと思うんですけどただ、行政的には2割から3割ぐらい利用される方が少ないんですって。
≫会社とかで人間ドック入っている方はそれでまたもう1回やろうなんて思わないですからね。
≫ここまでは森田先生と一緒にお伝えしました。
≫世界中が待ち望んだロイヤルベビーの誕生。
ついにその姿が全世界にお披露目された。
≫日本時間のおととい午後4時34分キャサリン妃は長女を出産。
≫出産からおよそ10時間ほどしか経っていないが待ちに待った王室ファンや報道陣ににこやかに手を振るキャサリン妃。
注目されたキャサリン妃の服装は黄色い花柄をあしらったワンピース。
これはセレブ御用達イギリスブランドジェニー・パッカムの特注品だという。
出産にもずっと立ち会っていたウィリアム王子。
キャサリン妃が階段を下りる際にもそっと手を取り気遣う優しさを見せた。
プリンセスの姿を捉えようとひしめき合いシャッターを切る各国の報道陣。
気になるプリンセスのお顔は…。
きれいな目鼻立ちと透き通るような肌。
きっと美しいプリンセスになるはず。
しかし大勢の報道陣を前にしてもぐっすりと眠ったまま。
体重3714gは少し大きめ。
早くも大器の片鱗を見せてくれた。
わずかな時間のお披露目。
その後、ウィリアム王子はチャイルドシートにプリンセスを乗せ自ら≫ついに生まれました。
よかったですね。
≫なんか、克実さんもすっきりしましたよね。
生まれながらにしてプリンセスってちょっと憧れちゃいますね。
それにしてもキャサリンさんはやっぱりハイヒールで出てきましたね。
≫生まれてすぐに外に出てくるのは日本じゃ考えられないですね。
≫しかも、かごに入れて車に。
≫そして気になるのが名前ですがイギリスのブックメーカーでは
(剛力)さあ始まりました。
『アンビリバボー』2015/05/04(月) 13:55〜14:55
関西テレビ1
直撃LIVE グッディ![字][デ]

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番組内容
 個性派人気俳優・高橋克実と報道キャスター・安藤優子がお届けする「フツーのニッポン人の見たい情報に日本一寄り添う“ちょっと硬派な、どワイドショー”」。事件、事故、政治、経済、芸能、スポーツ、グルメ、健康…、視聴者が見たい、知りたいと思うあらゆる情報を、視聴者が知りたいように、知りたいだけ伝える番組です。
番組内容2
 午後の時間帯は、ニュースがまさに動いている時間帯。その「現場の今」を徹底的にLIVEで伝え、曜日ごとに登場する日替わりの芸能人パネラー、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
 そして、ニュースだけでなく流行、グルメ、趣味、健康などの生活情報も、テーマの新鮮さ、情報量の多さで、視聴者の知りたい欲求に応えていきます。
番組内容3
 『直撃LIVE グッディ!』は、そんな「視聴者ファースト(第一)」な番組です。

※放送内容が変更になる可能性があります。
出演者
【キャスター】
高橋克実 
安藤優子 

【進行アナウンサー】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー) 

【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー) 

【パネラー】
〈月〉 マキタスポーツ 
〈火〉 高橋茂雄(サバンナ) 
〈水〉 カンニング竹山 
〈木〉 川島明(麒麟) 
〈金〉 土田晃之

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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