ニュース 2015.05.04


3時になりました、ニュースをお伝えします。
アメリカ南部テキサス州で開かれていたイスラム教の預言者、ムハンマドの絵を描くコンテストの会場の外で発砲があり、車で乗りつけた容疑者2人が、警備にあたっていた警察官に射殺されました。
テキサス州のダラス近郊で開かれていたイスラム教の預言者、ムハンマドの絵を描くコンテストの会場の外で、3日、車で乗りつけた2人組の男が突然、発砲しました。
地元の警察によりますと男たちは、警備にあたっていた警察官にその場で射殺され、銃撃戦に巻き込まれた警備員1人がけがをしたということです。
2人の男の名前や動機などは、今のところ分かっていません。
警察は、容疑者が乗っていた車に爆発物が仕掛けられている可能性もあるとみて、遠隔操作できる特殊なロボットを使って車の中を調べています。
発砲はイベントの終了間近に起き、会場の中にいた人たちは、直ちに避難したということです。
偶像崇拝を禁じるイスラム教では、預言者の顔を描くことは教えに反するとされ、欧米の新聞社や画家などが預言者の風刺画を描くたびに、イスラム社会から強い反発が起きています。
一方、東部のボルティモアでは、警察に逮捕された黒人が死亡したことを巡って抗議活動が続く中、先月末から続いていた市内の夜間外出禁止令が解除されました。
メリーランド州のボルティモアで先月、不法に刃物を所持していた疑いで逮捕された25歳の黒人男性が1週間後に死亡したことについて、警察の対応に問題があったとして、抗議活動が全米に広がっています。
ボルティモアでは、一部の参加者が暴徒化したことから、先月末から市内で夜間外出禁止令が出されていましたが、3日、ボルティモアの市長は、外出禁止令を解除すると発表しました。
黒人男性が死亡したことを巡っては1日、地元ボルティモアの検察が殺人行為にあたるなどとして逮捕に関わった警察官6人を殺人などの疑いで訴追しました。
夜間外出禁止令の解除を受けて今後、事態が沈静化に向かうか注目されます。
インドネシアを訪れている自民党の二階総務会長は、ASEAN東南アジア諸国連合の課題を話し合う国際会議で、ASEAN地域の各国と災害対策で連携を強化していきたいという考えを示しました。
この国際会議は、日本が提唱して7年前にインドネシアに設立された国際シンクタンク、東アジア・ASEAN経済研究センターと、OECD経済協力開発機構がASEANの経済統合に向けた課題を話し合うため、インドネシアのジャカルタで開かれたものです。
会議に出席した自民党の二階総務会長は、あいさつで次のように指摘しました。
そのうえで二階氏は、大規模災害に強い国造りを進める国土強じん化の重要性は増している。
日本の経験をアジアと世界の共通財産としていきたいと述べ、ASEAN地域の各国と災害対策で連携を強化していきたいという考えを示しました。
続いて気象情報、今夜の天気です。
低気圧や寒冷前線の通過に伴って近畿から北海道にかけて雨の降る所が多いでしょう。
日本海側を中心に雷を伴いながら、激しく降るおそれがあり落雷や突風、急な激しい雨などにご注意ください。
九州や中国四国は晴れる見込みです。
2015/05/04(月) 15:00〜15:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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