です。
生字幕放送でお伝えしますことし夏にはロシアで世界選手権が開かれます。
そこに出場する日本代表も登場します。
会場は東京・江東区辰巳国際水泳場です。
辰巳での開催は3年ぶりです。
きょうの演技のもようは解説日本水泳連盟のシンクロ委員長本間三和子さんです。
よろしくお願いします。
本間⇒よろしくお願いいたします。
ことしは世界選手権も開かれて来年には、リオデジャネイロオリンピックも開かれます。
ことしの意味合い日本にとってはどうでしょうか。
本当、ことしは正念場の年と位置づけています。
ことしの日本のポジションによって来年のオリンピックどのように戦っていけるかということが見通しがつくといいますかそれと去年から日本が新しい体制で組んでいますのでどういう進化した日本を見せられるかということが非常に大事だと思っています。
その中でまず、日本代表のデュエットペアを組んで2シーズン目ということになりました。
乾友紀子、日本のエースそして三井梨紗子、この2人で世界選手権、さらにはリオへと向かっていくことになります。
去年のワールドカップそして、アジア大会では銀メダルを獲得しました。
大会前、この2人に意気込みを聞いています。
三井⇒去年は新体制になって自分たちもコーチについていくことでしたりいろいろ精いっぱいな部分がたくさんあったんですけどことしはそれも1つ乗り越えてコーチとともに、もう1つ上のレベルの上がった演技を作り上げてこれたのでそれを日本選手権で見せられたらいいなと思います。
乾⇒ことしはスピード感であったり間がなくても同調したりとか最後まで勢いが落ちないというものを目指してやってきているので去年に比べて1ラップ目とか出だしから攻めているというのと足技も詰まっているのでそこで、ぐっと見せられたらいいなと思います。
本間さんは、この2人の成長した部分、いちばんどんなところだと感じていますか。
デュエットとして非常に一体感が出てきたと思います。
また、今のインタビューにあったように精神的に大変成長したというふうに感じています。
去年井村雅代さんがヘッドコーチ日本に10年ぶりに復帰したということになりましたがその中で勢いだとか、攻めるそういったことをヘッドコーチも言ってますね。
日本のエネルギーというんですかそういうものをしっかり出せれば世界にアピールできるっていうふうに思っています。
きょうのデュエットのフリールーティンでも序盤の足技、これが1つポイントになってくるでしょうね。
はい。
では、このシンクロナイズドスイミングの順位の決定方法をご紹介します。
おととい行われていますがテクニカルルーティン100点満点そしてフリールーティンこれから行われますその決勝の100点満点トータル200点満点で争われます。
そのフリールーティンの詳しい採点の基準ですが大きく3つに分かれています。
エクスキューション、実施点ディフィカルティ、難易点この2つがどちらかというと技術系の得点で、60%。
そしていちばん下アーティスティックインプレッション、芸術点が40%。
本間さん、採点の方法というのが昨シーズン大きく変わったんですよね。
そうですね。
それまでは2パネルだったのが3パネルに細分化されるようになりました。
より技術系の得点の割合が多くなったということでしょうか。
テクニカルルーティンのほうはそうなんですけれどもこれまでよりもジャッジが見る要素というのが焦点を絞れるようになったということです。
この得点の形になって日本に与える影響はどうですか。
特に、日本にどうということはありませんがシンクロという採点競技でそれぞれで点数が出ますのでその点数を見て、自分たちがどこが足りなかったのかどこがいい点が取れたかをしっかり見極められるようになったというのがあります。
このあとはフリールーティンをご覧いただきますが、そこでポイントに見ていくところはどういったところでしょうか。
フリールーティンはパーセンテージがアーティスティックインプレッションこれが40%ありますのでまず、演技の構成、流れ音楽の解釈、そういうものがいちばんパーセンテージが高くなっています。
もちろん、技術のほうでは水上の高さ、クリアさデザインの正確さパターンの正確さをジャッジはしっかり見ているところです。
では、このあとデュエットフリールーティンをご覧いただきます。
30のペアがエントリーしました。
デュエットのフリールーティン決勝に進んだのは12ペア。
すでにここまで6つのペアが演技を終えています。
ここまでの順位をご紹介します。
6ペアが終えています。
現在トップはスロバキアのラバトバダブソバのペアです。
テクニカルルーティンフリールーティン合わせて157.3101。
残り6組です。
決勝、このあと後半演技に臨む6ペアです。
アクラブ調布の横竹姉妹から始まります。
7番目アクラブ調布の横竹幸穂そして横竹茉優の双子の姉妹です。
お姉さんが幸穂妹が茉優、ともに早稲田大学の3年生です。
テクニカルルーティンでは7位でした。
ピアノジャック、そして葉加瀬太郎さんの「チャールダーシュ」などの音楽にのせて演技が始まりました。
演技時間は3分です。
解説、日本水泳連盟シンクロ委員長の本間三和子さんです。
横竹姉妹どんなところが印象的ですか。
本間⇒双子ですので、ほかにはない同調性の高さをしっかり見せてほしいと思っています。
中学2年生のときからペアを組んでいます。
このシンクロではどういうところを意識して見ていけばいいですか。
デュエットは同時性、タイミングがどれだけ合っているか。
それから体の高さですね。
立ち泳ぎの高さです。
それから動きの切れ足技の正確性、シャープさ、そういうものが採点の基準になっています。
双子のデュエットですから体つきはもともと似ていますね。
まもなく足技があります。
ここまで非常によく合わせていると思います。
今のも高かったです。
曲調が変わりました。
音楽もいろいろ変わっていく中でそれに合わせた解釈をしていくことが大事ですね。
音楽がスローになって情感があふれてきますと動きもそれに合わせて抑揚のある動きこういうのは芸術点をあげるジャッジがしっかり見ています。
また曲調ががらっと変わります。
今度はタンゴのリズムです。
表情も非常に豊かですね。
そうですね。
こういうのも姉妹ならではの技だと思います。
20歳になって少しずつ大人っぽい演技ができるようになったとアクラブ調布のコーチが話しています。
演技中にはこのような足技の細かいのがたくさん入っていまして結構何度も詰まって見応えのあるルーティンだったと思います。
音楽に合わせて演技時間は3分を終えました、テクニカルルーティンでは7位でした横竹姉妹。
現在のトップはスロバキアのペアです。
157.3101アクラブ調布の2人が78.7207点以上でトップになります。
改めて2人のルーティンはどうでしたか。
とてもスピーディーで曲に乗って軽快に最後まで泳ぎきったと思います。
特に印象に残った部分はどこですか?細かい足技いろんなアングルを使っているんですけれどもよく合わせていたと思います。
バリエーションも豊かでしたね。
また2人の絡みコネクテッドアクションそういうものもうまく取り入れてバランスのいいルーティンだったと思います。
テクニカルルーティンフリールーティンの合計200点満点の中での合計点で順位を争います。
フリールーティンの決勝です。
実施点、芸術点、難易点3つ合わせてフリールーティン81.6333得点は169点台に乗せてきました。
スロバキアを抜いてトップに立ちました。
続いてスイスです。
去年に続いてのジャパンオープンです。
左側長身の1m77cmがサーシャ・クラウス右側小柄なほうがソフィー・ギーガーです。
まずリフト。
高さはどうですか。
ダイナミックですね。
この2人は全身をくまなく使って非常にスケールの大きい演技をします。
1m77cmのサーシャ・クラウスそしてソフィー・ギーガーが1m68cm。
昨年の日本選手権よりずいぶんうまくなりました。
去年はジャパンオープンで7位でした。
足技です。
足技をしながら移動しています。
両足を使いながら移動しながら足技を使っています。
これは難易度のところで高い点が出ます。
20秒近く足技が続きました。
ジャパンオープンには海外からは11か国が出場しています。
スペイン、フランスといった強豪はヨーロッパチャンピオンを来週控えているので出ていません。
その中でスイスのデュエットです。
このあと、もう一度リフトがあります。
ダイナミックさという部分ではどうですか。
本当に体、上半身を大きく使ってしっかり表現してると思います。
大きく見せるというのは大事な要素ですね。
ストローク中の体の高さが非常に高いです。
水面からよく出ていますね。
このあとロケットスプリット。
今の高さはどうですか。
十分だと思います。
この足技もよく合っていました。
演技時間は3分。
終盤へと入りました。
ペアを組んで2年になったというクラウス、ギーガー。
たいへんアグレッシブな振り付けだと思います。
スイスのクラウス、ギーガーのルーティンです。
去年のワールドカップ日本代表もあってそのとき2位になりましたこの大会、13位だったこのペアです。
足技もいろいろバリエーションがありましたね。
両足を上げているときにもう少し高さが抜けると次をねらっていけると思います。
ロンドンオリンピックのときデュエットは別のペアでした。
スイスとしては20位でした。
ダイナミックなんですけれども今後の課題と言いますともう少し細かいところを合わせていくまだ荒削りなところが残っていると思います。
細かい部分ですね。
そうです。
ですけどスケール感の大きさは見応えがありますし私たちも見習わなければいけないなと思います。
ちなみにこのあと2人は、成田を出て次のヨーロッパ選手権ヨーロッパカップのためにスイスに戻らずにオランダに向かうということでした。
現在のトップはアクラブ調布の横竹姉妹です。
テクニカルルーティンと合わせてトップに立っています。
だいぶ表情が変わりましたね。
デュエットの数は、あと4つです。
テクニカルルーティンは6位でしたアクラブ調布糸山真与と北浜美波ロンドンオリンピック、チームでも出場しました。
ことしからペアを組んでいます。
「007」のテーマに乗せてまずリフト、北浜が飛びました。
大変気合が入っていますね。
振り付けも、音楽も含めて自分たちがやりたいと考えたものをやっているそうです。
この2人は今年度ナショナルBチームにも入っている非常に力のある選手です。
2人とも安定した技術力を持っています。
左は北浜、右が糸山です。
音楽に乗せてよかったですね。
ここまで、よく合わせていると思います。
まもなくリフトです。
アクラブ調布の中村コーチの話では北浜美波が非常に耳がいいと、音楽に対する創造性、豊かなセンスがあるという話でした。
このあと2人で考えたというピストルの動きを思わせる振り付けがあります。
表情も音楽によく合わせていると思います。
糸山が迫力のあるジャンプをしました。
このあと最後のロングフィギュア長い足技です。
表情にも注目です。
最後もピストルを撃つしぐさでした、「007」のテーマに乗せて糸山真与と北浜美波の演技でした。
こういうテーマ性のある演技を見ていて、本当に楽しいと思います。
この2人は全くタイプが違って合わせにくいんですがきょうはよく合わせていますね。
得意技や2人の体格も違いますし足の質というものがそれぞれ特徴が違います。
デュエットとして一体感を出していくのは時間をかけて練習したんだろうと思っています。
タイプの違った人が合わせるというと、それだけ頑張ってやらないとだめなんですね。
このあと日本代表の乾、三井です。
北浜美波は大学2年生です。
スイスに次いで2番目です。
第2位です。
決勝はここまで9つのデュエットが演技を終えています。
残り3つのペアです。
このあと日本代表です。
手前が乾奥が三井です。
ペアを組んで2シーズン目を迎えています。
頑張れという声が聞こえました。
三井は日本大学の4年生。
1m64cm井村コーチと滝田コーチの姿が見えます。
久々の大型デュエットです。
スケール感のあるダイナミックな演技を見せてほしいと思います。
曲は去年と同じですがことしに入って振り付けが変わっています。
ピアノジャックの「台風」に乗せて2人のルーティンです。
乾が飛びました。
注目はこのあとの長い足技です。
20秒ほど水中に潜ったままです。
去年より5、6秒長く潜ります。
よく進んでいます。
プールの中央から移動しています。
高さなどはどうですか。
勢いに乗っていい演技をしていると思います。
スピンも軸がよく決まっています。
表情がいいですね。
角度をつけたフィギュアです。
予選のときには2人の距離感がちょっとあいていたということでしたね。
ここまではどうですか。
よく距離感を保ってしっかりと泳いでいます。
曲調ががらっと変わります。
このあとの見せ場、ロングスピン非常に長いスピンが待っています。
回転を増やしたんですね。
よく合わせたと思います。
予選のときにはタイミングがずれましたがそこはよく改善されていました。
足からのジャンプレッグブースト。
最終盤でのリフト。
このあとに持ってくるのは体力的にもきついところですね。
そうですね。
最後の足技です。
すごい歓声です。
日本の乾、三井の2人です。
去年のアジア大会、ワールドカップではともに2位ワールドカップではウクライナを破って、2位に入りました。
井村コーチも、本人たちも非常に自信になっていると言っています。
それが表情にも表れていると思います。
本間さん、変わったという印象ありますか。
演技を自分たちで楽しんでいるのが伝わってきました。
最初の乾は。
よく上がっていると思います。
大型デュエットらしさを見せてもらいたいという話でした、その辺はどうですか?これからはもっと上体の高さが出てくると、もっとアピール力が高くなってくると思います。
そういうものに十分挑戦をきょうはしていたと思います。
力を入れてきたスピンです。
井村ヘッドコーチもバリエーションをいろいろ多くして臨んで振り付けを変えたという話でした。
ですから細かい角度をたくさん使った足技が入っています。
合わせていくのは非常に時間をかけています。
予選では91.3000でした。
井村ヘッドコーチは92点台が出せればという話でした。
日本はテクニカルのところでほかの、チームを大きくリードしています。
フリールーティンの得点91.8000。
きのうの予選よりはスコアを上げてきました。
181.5699。
この時点でこのあとのチームがたとえフリールーティンで満点を取っても日本にはおよびませんので、日本優勝。
2人のペアで、去年に続いての優勝となります。
得点はどうですか。
予選よりも出来がよかったですし本当はもうひとつ出るとよかったですね。
十分に満足した表情をしていましたので、よかったと思います。
デュエットあと2つです。
大学1年生のペアです。
アクラブ調布の大澤が左側、右側が河野みなみです。
ともに18歳です。
画面の左の大澤友里子国士舘大学1年生で河野みなみが法政大学の1年生です。
ロボットをテーマにしています。
いきなりプラットホームにいるところからです。
この2人のモットーに長い足技があります。
およそ15秒です。
表情もロボットらしさがでていますね。
ロボットをイメージしてたくさんそういう振りがあっておもしろいルーティンだと思います。
ことしはナショナルのBチームに入っている2人です。
ナショナルのBチームに入っていまして、6月にスペインオープンがあります。
出場する可能性がある2人ですね。
まもなくロボットの手の動きが見られます。
顔の表情も非常におもしろいですね。
非常に口を大きく開けるような。
この辺りもロボットらしいですね。
河野みなみが飛びました。
このあと、もう1つの見せどころ、足の動きです。
直角の角度で動かしています。
片足をアイソレートしてそのまま出しています。
小島コーチの話によりますとフィギュア力が強いのでそれを見せられるような演技構成にしているという話です。
最後までロボットになりきりました。
たいへんユニークで特徴のあるルーティンだったと思います。
本当に1つのテーマでルーティンを通しましたね。
ですけども内容もバラエティーに富んでいまして足技への入り方崩しかたいろいろと工夫があったと思います。
今2人は大学1年生で18歳です。
どういうところをこれから伸ばしていくことが大事だと思いますか?きょう自分たちの持ち味を十分に発揮できてると思いますけど今後全体の高さがもっと上がったまま技が見せられると今持っているものが説得力あるものになっていくのではないかなと思います。
足の形は。
よく合っていますね。
ロボットの表情です。
よく使い分けていると思います。
去年は高校3年生でこの2人はジャパンオープンに出場しました。
今の足技もわりと難しいです。
つま先の先端の部分も意識して合わせようという感じが見られますね。
あとは伸びやかさです。
そういうものが課題になってくると思います。
左が河野みなみ、右が大澤友里子です。
アクラブ調布の糸山、北浜ペアはナショナルBチームに入っています。
スペインオープンでデュエットとして出場する可能性があります。
ここを上回れるかが1つ河野、大澤ペアにとってありますね。
トータル3位になりました。
日本、スイスに次いで3位。
162.1220。
糸山、北浜ペアを上回って河野、大澤ということになります。
この意味合いはスペインオープンへどうでしょうか。
上位になったほうをスペインに派遣するということを決めています。
河野、大澤組がチケットを手にしました。
最後のペアです。
井村シンクロクラブの加島知葉、福村寿華の2人です。
テクニカルルーティンは日本のクラブチームの中ではトップでした。
手前側が長身1m70cmの福村寿華、大学1年生。
右側、飛び込みました。
加島知葉が立命館大学の3年生です。
アニメ「フェアリーテイル」より音楽を複数使ってのルーティンです。
やはり最初に長い足技を入れてきます。
そしてプールの中央付近まで進んできました。
テーマはロック。
ロックンローラーの魂を表現したいということでした。
身長差が12cmあるんですがその身長差を感じさせないようなスケールの大きい演技を見せたいというのが井村シンクロクラブの立花コーチが言っていました。
合わせるのはたいへん時間がかかっていると思います。
本当によく合わせています。
技術力の非常に高い加島と福村。
大きさ、広がりのある選手です。
加島選手は技術力が高いです。
正確な技術を持っています。
福村選手はダイナミックさスケール感の大きさがありますので、その2人のいいところをうまく調和させればいい演技になりますね。
また曲調が変わりました。
ここでリフトです。
加島が飛びました。
このあとオリジナルのスピンのフィギュアというのも見せ場です。
いかがですか?よく詰めたと思います。
予選のときに少し終盤ばててしまった、そこを反省点としてあげていました、ここまではどうですか。
本当にスピーディーな演技をしっかり泳いでると思います。
いちばん苦しいんですよねこの辺は。
これはロングフィギュアですね。
長い足技です。
そしてもう1回、潜って。
最後にふんばりどころです。
音の強弱を非常にうまく使ってると思います。
ことし2月からペアを組み始めた右側が加島知葉、大学3年生。
福村寿華、大学1年生で、身長差12cmです。
その辺はどうですか?泳いでいるときにはあまり感じさせなくて加島知葉選手全身を出してしっかり見せられていたと思います。
また福村選手も成長著しく本当に上手になった選手の1人ですね。
立花コーチが言っていたのが加島知葉の技術力が高いのでそれに合わせて福村もそれに伴って上がってきたということです。
その成果が表れていたと思います。
テクニカルルーティンは日本のクラブのチームの中ではトップでした。
現在は日本、スイスが上位2つです。
日本選手権のことで言いますと井村シンクロクラブの加島福村ペアはどうでしょう。
ともにソロにも出場して、そのあとデュエットです。
演じきりました。
スイスを抜いて2位に入りました。
このスコアはどうでしょうか。
上出来だったと思います。
本当に、うれしそうですね。
これでデュエット決勝12ペアのルーティンがすべて終わりました。
優勝は日本、そして井村シンクロクラブの加島知葉、福村寿華そしてスイスと続きました。
このあとは日本代表の乾、三井ペアへのインタビューです。
ことしのデュエットを制しました日本代表の2人です。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
何度も大きな歓声があがる演技となりました。
いかがでしたか。
きょうは今までしてきたことをすべて出し切ってここでやってきたことを世界水泳につなげてやっていきたいという思いでやりました。
三井⇒私も同じ感じです。
コーチからもよかったよと言ってもらえてうれしかったです。
ペアを組んで2年目のシーズンです。
去年と比較して成長した部分はどんなところにありますか。
乾⇒去年は同調性であったり高さを上げるということを練習してきたんですがことしはさらに内容を詰め込んでリズムに合わせた演技ができるようにさらに体の中心から使って大きな演技ができるように練習をしてきました。
きょうの大舞台では発揮できましたか。
三井⇒足技が昨年より増えましたが最後まで泳ぎきれたことが自分にとってすごい自信になりました。
去年、国際大会で大きな結果を残して、気持ちの変化はいかがですか。
乾⇒今まで以上に試合での緊張感であったり戦うことの楽しさというかスリルというかそういうのを初めて味わえたシーズンでした。
そういったところでは自分たちの自信になりました。
三井⇒昨年は今までメダルが取れなかった私たちなんですが初めてメダルを持ち帰ることができて本当にうれしくて、よかったのでことしも同じ気持ちで戦っていきたいと思います。
ことしの夏、そして来年と大きな大会が控えています。
どんなシーズンにしていきたいですか。
乾⇒ことしの夏の世界水泳では自分たちにとってもチャレンジであってチャンスの1年だと思うので攻めて攻めて泳いでメダルを取りたいと思います。
これからも期待しています。
ありがとうございました。
デュエットを制した乾選手と三井選手でした。
拍手
デュエットの結果です。
優勝は日本。
フリーでは予選からスコアを上げてきました。
去年に続いての優勝です。
スイスが3位です。
ここでもう1つ、きょうはデュエットのフリーの前にエキシビションとして演技が行われましたミックスデュエットについてご紹介します。
ことしの世界選手権で初めて新しい種目として加わりました。
このジャパンオープンが初めてのお披露目です。
安部篤史、足立夢実のペアです。
きょうの演技のもようをご覧いただきます。
ドラキュラをテーマにしてドラキュラ役の安部篤史が足立夢実をかむところから演技が始まりました。
今回はフリールーティンのみのオープン参加ということになりました。
この男子としての日本代表は初めてとなる安部選手。
ドラキュラをテーマにした、どんなところがいちばん印象に残りますか?この2人がストーリーをどのように演じるかが課題ですね。
安部選手はこの2か月、死に物狂いで練習をして大変成長しました。
2月15日に選考会があってそこから練習が始まりました。
男性と女性が組むことで男性の力強さも演技に影響してくるでしょうね。
もちろんそうです。
足立選手をリフトしたり男性ならではの技だと思います。
足立選手はもともと国際舞台のロンドンオリンピックも経験しているその技術が融合した部分もありますかね。
本当に安部選手が足立選手にしっかりとついていけるようになってデュエットらしくなったと思います。
振り付けも2人の持ち味をうまく融合させられるようにお互い練習してきていました。
今回本当にしっかりと見せられたと思います。
安部選手がドラキュラ表情も彼の持ち味ですね。
終盤は少しスタミナに不安があるということを安部選手も言っていました。
ドラキュラを演じてミックスデュエット。
このあと世界選手権にも出場します。
この演技のあと、廣瀬アナウンサーが話を聞いています。
廣瀬⇒足立選手は、第一歩です。
これからの男子選手のために頑張らねばと気持ちを引き締めていました。
また2人を指導する花牟礼コーチは安部選手に注目が集まりがちなんですが精神的なフォローを務める足立選手の役割も高いですよと評価していました。
飯塚⇒ミックスデュエットへの期待はどうですか。
このあとはテクニカルルーティンもしっかりと練習していかなければなりません。
ぜひ世界で戦えるように仕上げていきたいと思っています。
今回はフリールーティンのみのオープン参加です。
このあとテクニカルルーティンに集中して取り組んで世界選手権に臨むことになります。
もう1つ日本代表のチームをご紹介します。
オリンピックでのメダル復活を目指して、7月の世界選手権のメンバーです。
10人です。
田崎選手と小俣選手はフリールーティンには出場しません。
この日本チームのフリールーティンのチームの演技をご覧いただきます。
テーマは去年と同じくブラックマジック。
魔女、こうもりといったまか不思議な世界を演じます。
井村ヘッドコーチ振り付けを少し変えたんですね。
昨年から難易度を高めるようにということで変えました。
やはり足技をバリエーション豊かにしたんですね。
このルーティンはたくさんハイライトが入っています。
見どころ満載です。
見ていて楽しいルーティンになっています。
中村がリフトでしたね。
リフトのバリエーションというのもありますか?たくさんあります。
きょうの演技を通してどうでしたか。
チームの一体感があって勢いがあったと思います。
隊列の変化が大きくみられる1列になったり、三角形になったり形を変えてというところがありますね。
ジャンパーは中村選手が主に飛んでいます。
ジャンパーの育成もありますね。
昨年度からジャンパー育成プロジェクトを始めました。
ナショナル選手はそれに加えて特別にジャンパーの先生をつけて練習をしています。
日本のチームのフリールーティンの演技をご覧いただきました。
この10人で世界選手権に臨みます。
色が変わっている林選手、田崎選手、小俣選手は今年度からメンバーに加わりました。
ロンドンオリンピックを経験したメンバーと新しいメンバーが、うまく融合しながらということですね。
そうですね。
ちょうど今プールサイドに並んでいます。
チームの結果です。
ソロでは日本の乾友紀子が去年に続いて優勝しました。
8人から10人のチームで争いますフリーコンビネーションも日本代表が出場して91点台の記録でした。
解説は本間三和子さんです。
この大会を通じて日本代表の成長、今大会は国内に集中して練習を重ねてきてこれが1つのお披露目の場になりましたね。
日ごろのトレーニングの成果をこういう大きな舞台で自分たちの力をどれぐらい出せるか。
大変大きな経験になったと思います。
今映っているチームの選手の中では初めて公式試合に出た人もいますね。
そういう選手も、しっかりとベテランのお姉さんたちの選手について、いい泳ぎができたと思います。
これを軸に次の世界選手権もう1つ、一回り成長して頑張ってほしいです。
デュエットの2人、乾、三井の世界選手権への期待はどうですか。
2人はベテラン選手ですけれどこういう大会をこえてさらに自分たちのゴールまで何が大事かということ。
今後、客観的に分析してトレーニングにつなげていくと思います。
期待したいと思います。
7月末からは世界選手権のロシアのカザンで行われます。
デュエットとミックスデュエット初めて世界選手権で行われます。
さらにリオデジャネイロオリンピックも待っています。
ここまで解説は本間三和子さんでした。
ありがとうございました。
シンクロナイズドスイミングをお伝えしました
東京・渋谷にあるというたった一夜だけオープンする…
2015/05/04(月) 15:05〜16:00
NHK総合1・神戸
シンクロナイズドスイミング ジャパンオープン2015〜辰巳国際水泳場から中継〜[字]
シンクロナイズドスイミングジャパンオープンは、10月の世界選手権を前に日本代表が出場する唯一の大会。乾・三井ペアがスピード、躍動感あふれる演技で優勝を目指す。
詳細情報
番組内容
井村雅代コーチが就任して2シーズン目を迎える日本代表。10月の世界選手権を前に出場する唯一の大会がこのジャパンオープンだ。注目は日本代表、乾友紀子と三井梨紗子ペア。スピード、躍動感あふれる攻めの演技で優勝を目指す。解説はロサンゼルス五輪銅メダルで日本水泳連盟シンクロ委員長の本間三和子さん、実況は飯塚洋介アナウンサーで、辰巳国際水泳場から生中継でお伝えする。[延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】本間三和子,【アナウンサー】飯塚洋介
ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
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