あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県南三陸町 佐藤由成さん」 2015.05.04


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(テーマ音楽)津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町志津川地区。
今もあの日のまま残る結婚式場の建物があります。
津波はこの建物の屋上にまで迫りました。
結婚式場の営業部長を務めていた…300人のお年寄りを建物に引き止め津波から救いました。
あの日佐藤さんは3階の披露宴会場にいたところを大きな地震に襲われました。
そこでは平均年齢およそ80歳のお年寄り300人近くが集まって芸能発表会が開かれていました。
しばらくすると町の防災無線から大津波警報と高台への避難を呼びかけるアナウンスが聞こえてきます。
しかし高台まではおよそ1.5キロ。
お年寄りたちの足では急いでも20分以上かかります。
佐藤さんは高台への避難はせずみんなで建物に残る事を決断します。
しかしお年寄りたちの中には家に帰りたいと申し出る人もいました。
佐藤さんたちは3階の階段の前に立ちはだかり皆が帰宅するのを引き止めます。
お年寄りたちを3階にとどめたあと屋上に海の様子を確認しに行った佐藤さん。
ある異変に気が付きます。
外から避難してきた住民を合わせて327人。
全員が階段を上りきった瞬間大津波が押し寄せます。
津波は屋上に避難した人々の足元にまで達しました。
幸い津波の水位はそれ以上上がらず屋上に避難した327人は全員助かりました。
翌朝自力で動けないお年寄り30人ほどが自衛隊のヘリに救出されます。
残りの300人は佐藤さんの指示で干潮を迎える午後3時ごろを見計らって高台まで歩いて避難しました。
2015/05/04(月) 23:20〜23:25
NHKEテレ1大阪
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県南三陸町 佐藤由成さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県南三陸町の佐藤由成さんは、海沿いの結婚式場に集まっていたお年寄り300人を4階建ての建物にとどめ、全員の命を守った。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県南三陸町の佐藤由成さんは、海沿いの結婚式場に集まっていたお年寄り300人を4階建ての建物にとどめ、全員の命を守った。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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