1時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカのケリー国務長官は、アフリカ東部のソマリアを歴代の国務長官として初めて訪問し、イスラム過激派組織との戦いや、治安維持を支援する考えを強調しました。
ソマリアでは20年余りにわたって内戦が続いたあと、3年前、正式な政府が発足しました。
しかし、イスラム過激派組織アッシャバーブが拠点を置き、テロが頻発して、政情が不安定な状態が続いています。
アメリカのケリー国務長官は5日、首都モガディシオを予告なしに訪問し、ハッサン大統領らと会談しました。
アメリカ国務省によりますと、会談では、イスラム過激派組織との戦いや、治安維持に対する支援のほか、来年行われる大統領と議会の選挙を、どのように民主的に行うかについて協議したということです。
ケリー長官は記者会見で、今後、大使館を再開させ、治安維持を支援する考えを強調しました。
アメリカの国務長官がソマリアを訪問するのは、今回が初めてで、ソマリアをテロの温床から脱却させる考えを示すねらいがあるものと見られます。
イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画のコンテスト会場付近で起きた発砲事件について、アメリカのホワイトハウスは、過激派組織IS・イスラミックステートとの関連は捜査中だとしながらも、再びテロが起きないよう、警戒を続ける方針を強調しました。
アメリカ南部テキサス州で3日、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画のコンテストが開かれていたところ、会場付近で2人組の男が発砲し、警察官との銃撃戦の末に、射殺されました。
この事件について、過激派組織ISは5日、インターネット上で犯行を認め、アメリカに対して再びテロを起こす可能性を示唆しました。
これに対し、ホワイトハウスのアーネスト報道官は記者会見で、次のように述べました。
その上で再びテロが起きないよう、警戒を続ける方針を強調しました。
参議院の選挙制度改革を巡って、自民党は、大型連休明けから党内議論を本格化させる方針で、参議院の執行部が検討している、2つの県を1つの区に集約する合区を行う案で意見集約できるかが焦点となる見通しです。
参議院の各会派は、最高裁判所が、5年前の選挙、おととしの選挙ともに、1票の格差を違憲状態としたのを受けて、選挙制度改革を議論しており、山崎議長は自民、公明両党に対し、今の国会で法改正を行い、来年の参議院選挙で格差是正を実現する必要があるとして、速やかに案を示すよう求めています。
こうした中、参議院自民党の執行部は、2つの県を1つの選挙区にする合区を2か所程度行ったうえで、選挙区の定員を6増6減する案を軸に検討しており、公明党からも理解を示す声が出ています。
しかし、自民党内では、一部の有志の議員が近く安倍総理大臣に、都道府県単位の選挙区を維持するよう申し入れることにしているほか、議員1人当たりの人口の多い選挙区の一部を、人口の少ない隣の選挙区に編入する案を主張する議員もいるなど、合区に反対する声が根強くあります。
自民党は、大型連休明けから、党内議論を本格化させる方針で、合区を行う案で意見集約できるかが焦点となる見通しです。
続いて気象情報です。
せ〜の!
(3人)「土曜スタジオパークスペシャルin」…。
2015/05/06(水) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合
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