≫こんにちは。
≫今日はゴールデンウィーク最終日ということで5月6日はなんの日かわかっていますか?安藤さん。
≫わからない…。
そんなの知らないです。
≫振り替え休日です。
≫してやられましたね。
≫そういう答えってありかな?最初からむき出しの敵意を感じました。
≫敵意はないです。
本当に1日も昼間雨降らなかったということで。
珍しいですよね。
ぐっちーさんのお天気大当たりでした。
≫ということで、まずは連日お伝えしております箱根の火山活動について今日は上空に大村さんが飛んでおりますので大村さん、お願いします。
≫噴火警戒レベルが1から2に引き上げられました箱根町の大涌谷の上空に来ています。
噴煙が見えていますがこの噴気は相変わらず続いているんですね。
ここ大涌谷になります。
20分ほど前からこの上空におりますけれどもおおむねこのような状態が続いているんですが。
ちょっと広い映像になりますと今日は5連休の最終日。
今日から、この箱根の観光のハイライトともいえるロープウェーが運休になりました。
こちらの右の建物がロープウェーの大涌谷の駅。
そして画面左側が大涌谷のドライブインになりますがここに通ずる県道も通行止めになりました。
ですから5連休の最終日箱根の観光の中枢が完全に通行止め。
観光客が入れない状況になってしまいました。
≫大村さん、大涌谷の噴煙みたいな感じというのは僕、行ったことあるんですけどやっぱり、全然違う状況なんですか?噴き上げている感じが。
≫今朝6時ごろはもう少し激しく噴き上がっていたんですね。
3時間ほど前にいったん少なくはなったんですけどそのあと、20分ほど前からこのような状態が続いています。
これまでの動きをまとめました。
VTRご覧ください。
≫神奈川県箱根町。
大涌谷の山肌から噴き出る水蒸気。
ゴールデンウィーク中の大涌谷周辺。
多くの行楽客でごった返すはずが人影は見えない。
今朝、気象庁は箱根山の火山活動が高まったことにより噴火警戒レベルを1から2に引き上げ緊急会見を行った。
≫富士山から直線距離でおよそ30km。
芦ノ湖の東にそびえる箱根山。
今朝、噴火警戒レベルが1から2に引き上げられたことで立ち入り禁止区域は一気に拡大した。
昨日まで通行できた大涌谷に向かう県道734号線は通行止めに。
更に、箱根ロープウェイも全線が運休となった。
一体、箱根山にどんな異変が起こったのか。
≫昨日、箱根山付近を震源とする震度1の地震が3回観測された。
体に感じる震度1以上の地震が観測されたのは一連の火山活動で初めてのことだ。
中でも午後9時に発生した地震に気象庁は警戒を強めた。
≫箱根山で噴火レベルが2に引き上げられたのは2009年3月に現在の警戒レベル形式が導入されてから初めてのこと。
これに伴い箱根町は今朝大涌谷の半径300mの範囲に避難指示を出すなど緊迫が高まっている。
一体、現地は今どうなっているのか。
大涌谷から北に位置する仙石原では…。
≫下から噴気が大量に沸き上がっていて木が根元から折れていますね。
火山ガス噴出立ち入り禁止という看板が出ていますね。
≫火口から離れた場所でもおびただしい量の煙が噴き上がっていた。
そして、大涌谷に向かう県道の分岐点では…。
≫この先が箱根山の火口に続く道なんですけれども今、通行止めになっておりまして車も人も通れない状況になりました。
≫昨日まで通ることができた道路は、通行止めに。
観光客などが入ることができないように警察官も立って厳重に警戒している。
目の前の道路には、観光客なのか次々と車が訪れては引き返していく。
≫近くではパトカーが通行する車に向かって緊急のアナウンスを行い立ち入らないように注意を呼びかけていた。
箱根ロープウェイの起点、早雲山駅でも影響が出ていた。
≫こちら、ホワイトボードが出ているんですが箱根ロープウェイは全線運休ということでここに来たお客さんもその先には行けないということですね。
≫噴火レベルの引き上げの影響でロープウェーが全線運休してしまった。
駅には運休の影響で足止めを受けた人々が。
≫一方、温泉宿が多く並ぶ小涌谷温泉のエリアでは…。
≫観光用バスのバス停なんですがこちらに、お知らせというふうに警戒レベルが2に上がったことが張り出されています。
そして大涌谷へは入らずの運行になっておりますと書かれています。
そして大涌谷方面通行止めというふうに車の規制もされています。
≫観光客にも広がる不安。
地元の人たちはどうだろうか。
≫男性によると地震の揺れはかなり強く感じたという。
ただ、そうした地震はこれまでもあったというが町には異変が起きているという。
≫地元にとってゴールデンウィークは書き入れ時。
心配する気持ちを隠せない。
今日午前には、箱根町も会見し観光業への影響を心配する心境を口にした。
≫ゴールデンウィークの最中に起きた人気観光地の警戒レベル引き上げ。
一体、いつまで警戒が続くことになるのか。
≫今ご覧いただきましたVTRの中で一部映像が乱れました。
大変失礼いたしました。
「グッディ!」では連日お伝えしているんですがこの箱根山の火山性地震の動き。
とうとう噴火警戒レベルが1から2へと引き上げられました。
気象庁の話でも明らかに違った動きが出てきているということでとても気になるところなんですが皆さん、ちょっと風評被害も気にされていてただ、私たちとしても風評被害をまき散らそうとしてやっているわけではなくてあくまでも安全を守りたいと。
こういう思いからですよね。
≫今日でゴールデンウィークは最終日ですけどこの週末、土日。
これから、暖かくなって観光トップシーズンも始まりますからね。
≫とにかく一体何が起きているのかを冷静に分析していきたいと思います。
≫今日の「グッディ!」のパネラーをご紹介します。
カンニング竹山さんと時事通信社解説委員の田崎史郎さんです。
よろしくお願いします。
そして、スタジオには地震や火山活動に詳しい筑波大学の生命環境系准教授の八木勇次さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫それでは現在の箱根山再び上空から見てみたいと思います。
大村さん。
≫連休中、この箱根お天気に恵まれましてご覧の形で富士山もくっきり望めるんですね。
そして、箱根といいますと富士山、そして芦ノ湖。
芦ノ湖の遊覧船も今日通常どおり観光客を乗せて湖面を泳いでいるわけですね。
ただ、この上空大涌谷の周辺だけは立ち入りが制限されています。
現在、出ています噴気孔の周辺。
300mを立ち入り禁止にしました。
これ、今朝からの措置になります。
おおむね画格が300m圏内になってくると思うんですがその中にメインの噴気孔があります。
そして、ところどころ細い噴気、細い噴煙なども見えているかと思いますけれどこの辺りも観光客の方足を踏み入れるのが可能だったんですが、今日は立ち入りが制限されています。
この細かい噴気が出ることは珍しいことではないということなんですけど先ほどは出てなかったんですよ。
ですから、出たり出なかったりという状況。
そして、このメインの噴気はちょっと勢いを増したような感じがいたします。
≫大村さん勢いなんですけれどもやっぱり、強くなったり弱くなったりはあるんですか。
それとも大体こんな感じですかね。
≫上空から見ていると刻々と変化している感じはしますね。
≫八木先生に聞きたいんですが。
今現在の噴煙が上がっている状況ご覧になってどういうふうなこと。
どういう状況にあると推察されますか?≫こういうふうな火山の現象は完結的に推移していくんですね。
要するに大きくなったり小さくなったりということを繰り返していくわけなんですけれどもそういうものを見てるんじゃなかろうかと見ています。
≫大きくなったり小さくなったりしてそれが、だんだん大きくなっていくものなんですか。
≫そうは考えていません。
落ち着いていくものだと考えています。
少なくとも、地震活動に関しては昨日と比べると、だいぶ穏やかになってきましたので。
ただ、この地震活動も頻発したり収まったりを繰り返してだんだんと穏やかになっていくんじゃなかろうかと考えております。
≫大村さん、上空から見ても観光客の方、もしくは地元の方避難指示が出ているところには一切立ち入ってないですよね。
もちろん。
≫そうです。
ご覧のように遊歩道もすぐ横にありますので。
これまで、ここを歩けたんですよ。
ずっと広い映像にしていきますと立ち入り制限区域。
半径300m圏内の中に有名な黒たまごを販売する黒たまご館なども含まれてくるんですけれども今日は、この辺りが立ち入り禁止となっておりますので通常ですと観光バスは左側の駐車場。
一般車両は右側の駐車場こういったところ全て埋まるような状況だったんですけれど今日は一切、車の姿ありませんね。
関係車両だけというような状況になっています。
またロープウェーの駅もあります。
箱根観光の場合は箱根湯本まで小田急線。
そこから登山列車で強羅。
そしてケーブルカーで早雲山。
早雲山からこの箱根ロープウェイ。
1駅目が大涌谷の駅になります。
ちょうど画面にロープウェーのワイヤが見えますけど右のほうがロープウェーの大涌谷の駅。
そして、上のほうが駅舎になります。
ここも今日は始発から運転を休止していますので観光客は一切ありません。
≫田崎さん、こうやって上空から見てみますと人っ子一人いないロープウェーの駅なんて初めて見ますね。
≫いつもごった返しているところで僕も行ったことあるんですけど1か月咲きに箱根の宿を予約しているんですよね。
だから、行けるかどうか不安になりますね。
その辺りはこれから説明していこうと思う部分なんですが。
≫今、上空でご覧いただいた場所改めて地図で確認していきたいと思います。
今、大村キャスターが大涌谷の上空からこの大涌谷駅の周り半径300mのところをご覧いただきました。
昨日まではハイキングコース今、黄色で示されていますそちら側が規制区域だったんですが今朝になってこの赤で示した部分。
そしてこのピンクのロープウェーも全線、運休となっています。
≫全体に北側に広がっていったという感じですよね。
立ち入り禁止のエリアが。
≫田崎さんも心配されていましたけど箱根湯本、宿がにぎわっていますけど安藤さんのちょうど顔辺りです。
≫ということは、影響は受けない。
≫今、立ち入り禁止がこのぐらいの区域ですのでレベル2で、この区域です。
レベル3になってもまだ、このぐらいの大きさなので温泉宿は、まだまだレベル3になったとしても立ち入り禁止区域にはならない。
レベル4、5に上がりますと住んでいる方または、普通に観光に訪れる方もちょっと規制してくださいという段階になります。
立ち入り禁止のエリアのちょっと本当すぐ外なんですけれども立本アナウンサーが行っています。
この赤く示したところです。
立本さん。
≫箱根山から1kmぐらいのところに来ているんですけれども先ほどVTRにもありました通行止めになっているあの場所からすぐのところです。
ここからも箱根山の火口がよく見えるんですが手前、水蒸気が上がっているのがわかります。
そして、その奥大きく水蒸気がわき上がっていまして少し柱のようなそんな高さまで到達しているとそんな感じになっているんですね。
音が聞こえるかなと思うんですがちょっと、ヘリコプターの音とも合わさってしまっているんですが水蒸気が出る音が1km離れた、この場所にも伝わってくるんですね。
住民の方にお話を聞いたんですがこれだけ大きな音が伝わってくるというのは最近ではほとんどなかったというふうにおっしゃっていました。
においなんですけれどもいわゆる温泉地のにおい硫化水素のにおいがこの辺りに充満していましてこちらも住民の方いわくここ最近では一番のきついにおいがしているということでした。
≫立本さんがいるところまでは基本、人は入っていけるわけですよね。
やはりその辺りまで来て断念してお帰りになる方っていうのは結構いらっしゃるんですか?≫私の左手に道路があるんですけれどもこちらが先ほどのVTRにもありました大涌谷渋滞ができる道路なんですね。
普段は大涌谷の駐車場に入るために3時間近くかかるというそれぐらいの渋滞ができる道なんですが、現在はほとんど、交通量がないという状況でしてここ、上がっていきまして左に曲がりますと大涌谷に続く道につながるんですがそこは通行止めになっていますので通行止めのところをひと目見てそのまま直進していかれる方というのが非常に多いなという印象があります。
≫そして、そちらの地域の方たちなんですがやっぱり、先ほども風評被害という言葉が地元の方からは聞かれたんですけれども皆さん、どういうふうにおっしゃっていますか。
≫車で箱根湯本からここまで上がってきたんですが箱根湯本はゴールデンウィークということで非常ににぎわっていました。
そして小涌谷もお客さんは比較的多かったんですけれども。
そこから上に上がると急に人の数が少なくなりまして話を聞いていても、湯本では安全でしょう、大丈夫でしょうという声が多かったんですがこの小涌谷大涌谷に近づくにつれて不安であったり地震が怖かったという声。
風評被害これは本当にやめてほしいそんな切実な声が聞こえてきました。
≫わかりました。
ありがとうございました。
レベル2に引き上げられた状況で皆さん、いろいろと戦々恐々とされていると思うんですがどういう状況かもう一度整理したいと思います。
今朝、箱根山はレベル2。
火口周辺規制ということで火口周辺への立ち入りが規制されました。
昨日までは1、平常でしたが箱根町が自主的に規制した部分もありました。
今、日本の火山を見てみますと何がレベル2なのか。
こちら、ご覧ください。
レベル2、熊本の阿蘇山そして霧島山、箱根山がレベル2。
火口周辺が規制されています。
その上のレベル3になりますと入山規制となりまして御嶽山去年の9月に噴火しました。
そして桜島。
こちらがレベル3になるわけです。
≫八木さん今後、この箱根山なんですが噴火につながっていく可能性というのはあるんでしょうか。
≫可能性は低いと考えられますが今、噴火するとしたら水蒸気噴火が考えられると思います。
≫水蒸気噴火なんですけれども実は噴火には種類があるんですよね。
≫マグマ噴火、水蒸気噴火マグマ水蒸気噴火と大きく分けて3種類あるんですね。
≫マグマ水蒸気噴火は一体になっているわけですね。
≫具体的に見てみますとマグマ噴火というのはマグマが出てくるもの。
そのものですね。
マグマ噴火。
水蒸気噴火は水蒸気が出てくるものマグマ水蒸気噴火というのは両方出てくるもの。
≫八木さん、これ大まかに言って日本で多いのはどの噴火のタイプなんでしょうか。
≫最近ですと水蒸気噴火ですね。
≫御嶽山が水蒸気噴火でしたよね。
実際の映像をご覧いただきたいと思います。
水蒸気噴火。
去年の9月御嶽山が噴火したときの様子です。
マグマは見えません。
これは水蒸気がそのまま出てその勢いによって周りの火砕流ですとかそういったものも吹き飛ばされています。
≫噴石でもって随分、被害を受けた方が出ていますよね。
≫見た目は白い煙水蒸気が立っているという状態ですね。
そのメカニズムどうしてこういうふうになるのか見ていきたいと思うんですがマグマの周辺に地下水があります。
これがマグマの熱によって地下水が気化します。
水蒸気になって、それがどんどん膨らんで、ついには我慢できなくなって噴火すると。
それが水蒸気噴火。
≫ただ、水蒸気噴火が多いということなんですがこれは八木さん予知することはできるんですか。
もうすぐくるぞっていう感じでいいんですか。
≫この手の水蒸気噴火は予知しにくいと言われています。
例えば御嶽山の火山噴火の場合も今回の、昨日までの箱根と同じようにレベル1の状態でそれがいきなり噴火したわけですね。
≫続いてのマグマ噴火を見てみますか。
≫マグマ噴火、どういったものか。
まずは、メカニズムです。
地下水が先ほどのようにないのでマグマが、どんどん膨らんで、周りの圧力によって膨張します。
このときに昨日のおさらいになりますけども火山性の微動があったり山の膨張が見られたりする場合があります。
そしてまだまだマグマが膨らんで周りの圧力によって噴出してしまう。
これがマグマ噴火です。
≫マグマ噴火は予知ができるんでしょうか?≫水蒸気爆発というのは基本的に地下水がマグマに間接的に温められてそれが膨張する。
そういったことによって起こるんですね。
そういった意味でマグマの動きというのは顕著じゃないわけですね。
マグマ噴火の場合はマグマ自身に含まれる気化した水とかそういったものが気化してマグマが膨張して発生するわけですね。
マグマに動きがあるということですね。
なので、こちらのほうがより顕著にいろんな異常が噴火の前に観測されやすいということになります。
≫いわゆる山体膨張があったりとかそういうことを予兆として捉えられるということですね。
≫山体膨張とかもありますね。
普通の地震じゃない低周波地震とか火山性微動とかそういうふうなものが観測されるわけです。
≫三原山の噴火をご覧いただいていますがこれがマグマ噴火。
実際、マグマが外側に出てきて赤く見える状況が水蒸気噴火とはまるで違った状況ですよね。
≫そして、マグマ噴火のほうが実は予知しやすいということなんですけれどもやはり水蒸気噴火と同じように非常にひとたびマグマ噴火があると被害がものすごく広がるわけですよね。
≫本当に被害がどういうふうに起こっていくのかというのはケースバイケースだと思います。
三宅島の例ですと最近起こった噴火ですとその噴火のあとの有毒ガスによって非常に長い期間、我々被害を受けているわけですが。
≫そこに住めない方たちが出てきてしまうという被害が広がっているわけなんですが箱根山の火山活動がほかの火山に飛び火していくということも考えられるんですか?≫現時点でほかの火山に飛び火していくというのはないというふうに考えていいと思います。
≫今までお話を伺った範囲では火山性の地震も穏やかになってきていますし少しずつ水蒸気の発する部分も少しずつ少なくなっていくだろうと。
こういうふうに見ていいでしょうか。
≫揺らぎながら少なくなっていると考えています。
≫一刻も早く終結してほしいなと思います。
≫ここまでは筑波大学生命環境系准教授八木さんをお迎えしてお伝えしてまいりました。
では、続いてのニュースです。
≫アメリカ・テキサス州で3日イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画イベントの会場で銃撃事件が発生した。
容疑者は2人で車で会場に乗りつけ襲撃したという。
その後、事件について過激派組織イスラム国が犯行声明文を出した。
アメリカ国内の事件に対しイスラム国が公式に声明を出すのは初めてだ。
声明文には我々の2人の戦闘員が風刺画イベントを襲撃したと記されていたという。
これは、風刺画コンテストの内部映像。
事件発生直後、現場は緊迫した状態となっていた。
≫現場にはSWATの隊員も駆けつけ…。
≫会場の外ではこのとき車で乗りつけた2人の容疑者と警備員による銃撃戦が繰り広げられていた。
警備員の1人が負傷し容疑者2人は駆けつけた警察官に射殺された。
イスラム国は犯行声明の中でこれから最悪の事態が起きるだろう。
イスラム国の戦闘員がアメリカを恐怖に陥れる日はそう遠くないと更なる攻撃を示唆。
これに対しニューヨーク市民は…。
≫と、危機感を抱いている。
ムハンマド風刺画コンテストを開催した理由について主催者はこう語っている。
≫ムハンマドの風刺画をめぐっては今年1月、風刺画を掲載してきたフランスの出版社を兄弟が襲撃。
風刺作家や警察官ら12人が死亡した。
≫僕はちょっとわからないですけどなぜ、コンテストを行ったのか。
行ったらこうなるというのはわかってるような気がしますけれども。
≫わざと刺激してるんじゃないかなというところも私は感じてしまうんですが。
例えば、竹山さん。
お笑いだってそうじゃないですか。
笑うための笑いっていうのかな。
侮辱するための笑いとか。
そういうものをちょっと、このコンテスト自体に感じるんですが。
言論の自由はさておき。
≫嫌がる人がいるというのが事実だから。
これは難しい問題だと思うんです言論の自由でもあるし。
≫このイベントってどういうイベントなんですかね。
≫襲撃されたイベントなんですが改めて見ていきます。
ムハンマド風刺画コンテストが行われました。
漫画家や漫画家志望者など200人が参加しまして最優秀作品には賞金1万ドル日本円でおよそ120万円が贈られる予定でした。
主催者側の主張としましては今年1月のフランス新聞社襲撃事件への抗議が目的であってあえてタブーを犯して言論の自由を守ろうとしたということなんですね。
ただ、ムハンマドの風刺画を描くとなぜ問題になるのかこちらになります。
コーラン、イスラム教の聖典にはこのように書かれています。
他のものを神と同等に崇拝してはならない。
つまり、偶像崇拝を禁止しているわけです。
ムハンマドは神アラーの意思を伝える預言者ですから描くこと自体は禁止ではないんですが偶像崇拝につながる恐れがあるとして侮辱になるわけなんです。
≫だけど田崎さんどういうことなんでしょうか。
襲撃事件に対するあえてタブーを犯すというところだと思うんですよ。
≫これ、日本人にはわかりづらい問題じゃないかと思っていて。
日本は、八百万の神という言葉がありますよね。
神が800万もいる。
でも1つの神を信じる人たちにとってはああいうことになっていくんですね。
こういう面ではもっと我々の社会に学んでほしい気はしますね。
異教徒に対する寛容さを持つということが大事だと思いますね。
≫克実さんクリスマスもやれば仏教で神社も行くし。
あらゆるイベントやりますよね。
そういう意味では田崎さんのおっしゃるとおり寛容なんですね。
≫今回、言論の自由を盾に行ったということなんですけども国際政治に詳しい石澤学長に話を聞いたところイスラム教の教えを侮辱する行為は言論の自由ではなくヘイトスピーチと同じだと問題視する人々もたくさんいらっしゃるということで。
今回のイベントに抗議者が2000人以上集まりました。
参加者は200人ですのでそれ以上に多く集まりました。
40人配備しその費用10万ドル日本円にして1200万円ほどかかったということなんです。
≫こういうふうな議論を巻き起こすということを目的にしているのならまだしもですよ相手から憎悪を引き出すためのイベントだとしたらそれはちょっと違うかなという気がしますよね。
≫ちなみに今回の襲撃事件についてイスラム国によるものという報道もあるんですけどアメリカ政府としては現時点では結論付けるのは早いとして、捜査の行方を見守りたいとしています。
≫ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関イコモスが明治日本の産業革命遺産を世界遺産として登録するよう勧告した。
それは、重工業分野の歴史を今に伝える23の施設。
これは、ぜひとも見ておきたいということで長崎県の沖合にある端島炭鉱通称軍艦島に向かいました。
島への船が出る港町はすでに世界遺産間違いなしと沸きに沸いています。
≫見てください。
このファイル。
下から、長崎、出島グラバー園のあと一番目立つところに軍艦島ですよ。
2009年に一般の人の上陸が許されてから観光客は増えたもののおとといの発表を受けその人気に更に拍車がかかっています。
軍艦島へ向かう「グッディ!」に心強い味方が。
当時、島に住み炭鉱で働いていた木場田友次さんと出発。
すると、1分後。
≫軍艦島と同じく世界遺産の勧告を受けた三菱長崎造船所など歴史的施設をいくつも見ることができます。
そして、港を出てから35分。
≫ついに姿を現した軍艦島。
正式名称は端島。
建物が並ぶ外観が軍艦に似ていることから軍艦島の愛称が。
ここの海底では明治20年から昭和49年まで石炭などの採掘が行われました。
軍艦島たるゆえんを撮影できるポイント。
船で35分ほどの軍艦島。
500mほど離れた海上にここでしか見られない景色があるんです。
立ち並ぶマンション。
炭鉱で働く家族たちが住んでいた名残でいずれも戦前に作られたものなんです。
左側のマンションは立ち入り禁止区域のため海上からしか見られないという貴重な光景。
軍艦島の全容を写真に収めるならここしかありません。
≫いざ、軍艦島に上陸。
島に入ると多くの遺産に目を引かれますが奥に進んでいくと見どころが。
≫日本初の歴史建造物。
島の北西部かつてプールがあった場所から東を見てみるとこんな光景が。
7階建てのビル。
最上階の部屋から植物が伸びています。
土の壁から繁殖して今も手付かずのまま残されているのです。
実は、この建物も歴史的な価値があるんです。
≫見てください。
この黒い建物7階建てですか。
≫建てられたのは1916年、大正5年。
最盛期には5300人もの人が生活していた軍艦島。
人口密度は実に東京の9倍。
島の面積が限られているため居住空間を上に伸ばすための工夫だったのです。
この貴重な建物はあの有名アーティストの作品にも使われていました。
≫B’zが一般人の上陸が許可された2009年、ここでミュージックビデオを撮影していたのです。
炭鉱で栄えた島民の暮らしは裕福そのものでした。
昭和33年当時、家電製品は三種の神器と呼ばれていましたが島での普及率はなんと、100%。
かつてはパチンコ店やスナックなど娯楽施設もたくさん立っていたといいます。
島には子どもたちも暮らし小学校もありました。
乱立する建物にさえぎられがちな太陽の光をできるだけ取り入れようと窓が大きくなっているのも軍艦島ならではの光景です。
≫長崎の軍艦島での散策を終えた帰りの船でまたまた見どころが。
神秘的な自然とのコラボレーション。
島から500m。
今の季節だと午後6時40分ごろこの時間にしか見られない絶景があるんです。
夕日に照らされる軍艦島。
暗くなった島の姿はまさに、軍艦そのもの。
≫夕日がきれい!すごい。
夕日に照らされた軍艦島のシルエット。
水平線に沈む夕日のその隣に軍艦島。
すごい!≫1年でもなかなか見ることができないという軍艦島サンセット。
≫夕日が当たると、この側面本当きれい。
アパートマンションのシルエットも今の夕日が当たるとその日と影の部分がくっきりと違いがわかってきました。
≫更に、時間が経つと…。
≫ここだ、ここだ。
きたか。
なんというミラクル。
こんな神秘的な夕日ありませんよ。
初めて見ましたね。
≫夏の期間はこの夕日を見られる時間にツアーを組んでいる船もあるそうで自信を持ってオススメする絶景です。
世界遺産への登録が勧告された23の施設は多くが九州に集中していますが都心から車で2時間あまりの静岡県にもあります。
≫発表から一夜明けた昨日。
世界遺産候補の韮山反射炉をひと目見ようと人々が押し寄せかつてないほどの混雑ぶり。
いつもの4倍もの観光客でにぎわっていました。
≫一夜にして有名スポットとなった反射炉。
それは一体どんなものなのでしょうか。
≫鉄を溶かすには1000度以上の高温が必要とされるのですが炉の中で熱を反射させ熱を集中させることで高温を作り出すことができる構造なんです。
実際に稼働した反射炉が残っているのはなんと世界でここだけ。
≫広瀬君、思いがけずいいゴールデンウィークじゃなかったですか。
≫小旅行させていただきました。
≫行きたかったですよね。
安藤さん。
≫でもやっぱり軍艦島というのはいろんな歴史を背負っていて。
それが、こういうふうな廃虚として残っていてしかも世界遺産になるわけでしょ。
不思議な感じもする場所ですよね。
≫いろんな人が暮らしていていろんなドラマといろんな意味があったんですよね。
≫やはり軍艦というシルエットですから近づいていくにしたがって軍艦が迫ってくるようなそんな迫力も感じられましたのでぜひとも皆さんも軍艦島に足を運んでほしいということがあって克実さん、今日は旅のしおりというのを。
≫広瀬君がテンションが高すぎてもうちょっとゆっくり、私説明させていただきますのでぜひとも、この感動を視聴者の皆様に味わっていただきたいということでこちらです。
どこよりも早い軍艦島グッディ!ツアーということで本当に、広瀬君がやった!とかばっかりだったのでわからないままきちゃったので。
私のほうから丁寧に見せていきたいと思います。
≫まずは出発前ですね。
持ち物に関してなんですがタオル、帽子。
そして船に乗りますのでかっぱをご用意するといいかなと思います。
そして、それほど船は揺れませんでしたので酔い止めは必要ないかなというところがあります。
注意なんですけど軍艦島に入るとき安全のためハイヒールやサンダルはよしたほうがいいかなと。
≫しっかりした靴がいいんですね。
スニーカーなどで行かれるといいかなと思います。
東京から長崎まで向かった場合です。
今は1万3000円ほどで今、航空券ありますね。
そして1日14便。
そして名古屋、あるいは大阪伊丹、そういったところの経由便もあります。
長崎だと2時間弱ですね。
経由便を使うと3時間ほどで到着すると。
これで長崎に着きました。
ここからです。
長崎空港から軍艦島への移動。
長崎空港から長崎駅までの移動。
バス800円です。
長崎港が非常に近いところがあります。
ここでクルーズ船に乗り換えるわけですが大体、5社の運航会社があります。
午前便と午後便がありまして計10社3100円から4200円というお値段。
入島料として300円かかりますがこちら進行方向、右側に座ると非常にいい景色が見られます。
≫運賃の違いはなんなんですか?距離、同じなんでしょ。
≫運行会社によって用意している船の大きさとかが違いますのでスピードが違うので速いので30分で到達。
船の性能というか。
30分から、遅いものですと45分ぐらいで到着すると。
これで軍艦島に向かいました。
こちらで降りてこちらが見学コースとなっていまして220mほど。
そして、第1見学場第2見学場第3見学場といふうに順番まわっていって1時間ほどかけて軍艦島を回るということで。
こちらは崩れそうだということで。
見るだけ。
ただ、こちら崩れていますので目で見る分には意外とこちら側の景色というのも見られます。
≫日帰りだったの?≫日帰りで帰りました。
≫1時間以上はいられないんですか?≫コースで決まっていますので団体行動で行くので1時間という内容となっています。
≫いれることは、いれるんだ。
≫そうですね。
そういった特別な船で行けば。
日帰りというふうにありましたが宿泊施設が重要になりますね。
駅近くに多くあるんですけど野母崎海の健康村というのが特にオススメ。
宿から軍艦島が見えます。
そして、お値段も9950円からあるということですのでいかがでしょうか。
こういったことで長崎全体を楽しんでいただけたらと思います。
≫ちょっと気になったのはスニーカーとかがいいというのは軍艦島に上がったときは結構、足元は悪いんですか?≫舗装されてるので大丈夫なんですけどくじいてしまったりという可能性もあります。
アスファルトでできておりますので。
(真琴)あっあっあっ!わーっ!危ねえ危ねえ!2015/05/06(水) 13:55〜14:55
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番組内容2
午後の時間帯は、ニュースがまさに動いている時間帯。その「現場の今」を徹底的にLIVEで伝え、曜日ごとに登場する日替わりの芸能人パネラー、各分野で活躍する専門家ゲストが、様々なニュースに斬り込みます。
そして、ニュースだけでなく流行、グルメ、趣味、健康などの生活情報も、テーマの新鮮さ、情報量の多さで、視聴者の知りたい欲求に応えていきます。
番組内容3
『直撃LIVE グッディ!』は、そんな「視聴者ファースト(第一)」な番組です。
※放送内容が変更になる可能性があります。
出演者
【キャスター】
高橋克実
安藤優子
【進行アナウンサー】
三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)
【情報キャスター】
倉田大誠(フジテレビアナウンサー)
【パネラー】
〈月〉 マキタスポーツ
〈火〉 高橋茂雄(サバンナ)
〈水〉 カンニング竹山
〈木〉 川島明(麒麟)
〈金〉 土田晃之
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – グルメ・料理
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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