報道ステーション 2015.05.06


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫ここから「報道ステーション」です。
早速ですが今日のコメンテーターをご紹介します。
政治学、歴史学多岐に及びます。
北海道大学の中島岳志先生です。
よろしくお願いいたします。
今日もまたワンポイント解説よろしくお願いします。
最初のニュースですが箱根に関しては警戒レベルが1つ上がりました。
その根拠になりましたのが昨日のこの番組でもお伝えしましたら夜の9時過ぎにあった有感地震なんです。
そんなに震度が強かったわけではないですが非常にそれまでに比べて震源が深かったと。
これが、1つの根拠になって警戒レベルが上がりました。
その意味をちゃんとお伝えしますがその前にもう1つここでVTRに入る前に今日からまた、新たに規制が加わりました。
大涌谷を中心として。
オレンジ色の、長い芦ノ湖方面にも一部、延びているライン。
これは、今までもずっと数日間ハイキングコースですので立ち入り禁止となっていた部分です。
新たに今日から立ち入り禁止となった部分が赤い線のところ。
こちらの一番太いロープが見えるでしょうか。
有名なロープウェーですがこれが今日から動いていません。
それから、赤い線の太い道路があるんですがこの部分だけは自動車も通れるところ。
このエリアは通行止めになっています。
並行はしていいませんが隣接する、ややそれに比べて細いこの道は遊歩道ですが、ここも立ち入り禁止となりました。
もう1つ大涌谷の半径300mのこの赤い点々で囲われた部分ですがここは事実上の立ち入り禁止となっています。
≫火山性地震が増え登山道などが次々と閉鎖されている大涌谷上空に来ています。
機体の中にも若干、硫黄のにおいが立ち込めています。
現地調査を行った温泉施設では現在でも蒸気が勢いよく噴出しているのが確認できます。
≫気象庁は今朝、火山活動が活発化している箱根山について小規模な噴火が起きる可能性があるとして噴火警戒レベルを1から2に引き上げた。
レベル2は火口周辺の立ち入りを規制するものだ。
≫今日はゴールデンウィーク最終日で普段であれば上空から登山客の姿が目視できると思うのですが人の気配は全くありません。
広い観光施設にある駐車場には車が全く止まっていません。
≫噴火警戒レベルが2に引き上げられたことで警戒範囲も広がっています。
大涌谷に続く県道ですがおよそ1km手前で通行止めになりました。
≫更に、大涌谷につながるロープウェーも終日、運休に。
箱根町は新たに大涌谷につながる遊歩道の立ち入りを規制したほか大涌谷の半径およそ300mの範囲に避難指示を出した。
≫箱根山の噴火警戒レベルが引き上げられたのは2009年にレベル表示が導入されてから初めてのことだ。
気象庁は今後活動が落ち着いてきたとしてもレベル1に引き下げ立ち入り規制の解除までには1〜2か月かかるとしている。
箱根山の地下で何が起こっているのか。
≫そもそも、箱根山には深さ7kmから深さ10kmのところにマグマだまりがあるとされている。
このマグマから高温のガスが噴き出て地下水を熱して、山の表面から水蒸気を噴き上げているという。
4月末からはマグマから発生するガスの量が増え山の上の地層などの割れ目に入ることでごく小さい地震が起きていたとみられていた。
ところが昨日の午後9時過ぎの地震はこれまでよりも深い震源でその深さはマグマに近い5kmほどだったという。
これは、何を意味するのか。
気象庁火山噴火予知連絡会の石原副会長はこう指摘する。
≫今回の震源の深さ5kmの地震はより深いところからマグマだまりに供給されて、その周辺にもともとかかっていた力のかかり方が変わって岩石が破壊されるなどして発生したという。
≫箱根山では岩石の破壊などで起きる火山性地震は過去15年で最も多くなっている。
その意味では要注意だが一方で火山性微動は発生していない。
これは、マグマや水蒸気が地下で移動していないことを意味している。
気になる動きは箱根山だけではない。
今日、山形と福島の県境にある吾妻山では3か月ぶりに火山性微動が発生した。
箱根山とは距離にして300kmほど離れているが関連は…。
≫今日も大涌谷からは大量の真っ白い蒸気が勢いよく上空に噴き上がっています。
実は、あの場所は近くの旅館や保養所などに温泉を供給する施設で箱根にとってとても重要な場所です。
≫大涌谷を空から見てみると山肌にパイプのようなものが張り巡らされている。
勢いよく水蒸気を噴き出している煙突のようなものも温泉供給に関わる施設の一部だ。
箱根には自ら源泉を持つ旅館もあるが民間の会社が強羅や仙石原などおよそ400軒にここから温泉を供給している。
配管は硫黄などの温泉の成分が付着しやすく毎日のメンテナンスが欠かせない。
しかし、立ち入りが規制されたため作業ができず今後、供給が止まる可能性があるという連絡が今朝、旅館などにあったという。
供給を受けている宿泊施設の1つを取材した。
≫一時は、休業もとらざるを得ないと考えていたが箱根町が条件付きで関連施設の関係者に限り一時的な立ち入りを認めることになった。
供給停止の心配はなくなった。
≫本当に温泉で生活をしていらっしゃる商売の方っていうのは死活問題ですからね。
お気持ち、よくわかるんですけど一方で安全のために備えておく警戒することがすごく大事なんですね。
次、いきましょうか。
≫ゴールデンウィークも最終日。
今年はどんなふうに皆さん過ごされたでしょうか。
人気のテーマパークに行かれたという方もいらっしゃると思います。
こちらは年間の来場者が1位3000万人以上が来場しています東京ディズニーリゾートです。
2位はこちら。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなんですね。
この次、3位。
800万人以上が来場しているんですが皆さん、どこだかわかりますか?あるパーキングエリアなんです。
ここを見ていきますと今年のゴールデンウィークの消費動向が見えてきます。
≫こちらは遊園地も大人気なんですね。
とにかく驚くのがメリーゴーラウンド1回100円。
ここもにぎわっていますね。
≫ここは、年間入場者数第3位の刈谷ハイウェイオアシス。
≫ゴールデンウィーク最終日も大盛況です。
こちら、建物の外も…。
失礼します。
中も人がいっぱいでして今日1日で5万人の方が訪れるとみられているんです。
≫今年のゴールデンウィーク。
JTBによれば旅行者数はおよそ2386万人と統計を取り始めて以来過去最高となっている。
帰国のピークとなった成田空港。
≫今年は、アジアなど近い地域の人気が高く円安の影響もあってヨーロッパなどは減少傾向だったという。
国内では帰省した人が多かったようだ。
≫今年のゴールデンウィークの傾向に関してアンケートがある。
最も回答が多かったのはガソリン代が下がったので自動車で旅行というものだった。
今日、都内のガソリンスタンドでの店頭価格は1リットルあたり128円。
確かに去年一番高かったころと比較すると30円以上も安くなっている。
店によればこのゴールデンウィークは去年と比べ1割ほど客が増えた感じだという。
≫取材班は車で行ける人気スポットに向かった。
≫まだ10時半過ぎなんですけれどパーキングの入り口は渋滞していますね。
もう、こんな。
駐車場もいっぱいですね。
すごい人気だ。
≫刈谷ハイウェイオアシスの去年の年間入場者数はおよそ820万人。
東京ディズニーランドとディズニーシー大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次いで日本第3位の入場者数を誇る。
伊勢湾自動車道刈谷パーキングエリアの上り、下りどちらからも直接入れるようになっていてかつ一般道から入れる駐車場もあり誰もが無料で入場できる人気のテーマパークだ。
メリーゴーラウンドやゴーカートなど子どもたちが喜ぶ遊具は、ほぼ100円とお得感たっぷり。
≫天然温泉の入浴施設もある。
そして、こんなコーナーも。
≫こちらのパーキングエリアには産地直送の市場もあるんですね。
ここもにぎわっていますね。
≫そもそも入場料が無料のうえに家族でお弁当を広げるスペースもありこちらの女子トイレのように施設も充実している。
≫なぜ、ここを訪れるのか。
利用者に聞いた。
≫刈谷ハイウェイオアシスの人も現在の人気を同じように考えていた。
≫旅行者数については過去最高となった今年のゴールデンウィーク。
消費者の動向について専門家に聞いた。
≫小川さん我々テレビニュースもよくないと思うんですよ。
やっぱり、帰国ラッシュで海外から帰ってくるお客さんがどっとみたいなこと言うでしょ。
みんなサーフボードもって帰ってくるのかと思うでしょ。
我々、働いてばかりいるからなんだろうと思ったりしませんか?≫感覚がわからなくなったりしますね。
≫中島先生、全体で見たらデフレ気分がまだありますから、やっぱり無料も含めてにぎわっているところがありますよね。
≫先日のニュースで2年前に日銀がインフレ目標を2%に設定した。
それが達成できませんでしたというそういうニュースがありました。
結局、その目標を先延ばしにすることになったんですがインフレ目標というのはどんどんとインフレですから物の値段が上がっていく。
そうすると、物の値段が上がっていくから今のうちに買い物をしておこうという気分を盛り立ててどんどん消費を喚起していく。
≫あと、目減りしちゃうから投資しようっていう気分にもなるとはいいますね。
≫そういうことだったんですが結局のところ、それが目標に達していない。
消費もあまり伸びていませんね。
VTRにあったようにまだまだ安いものを求める。
お金を使わないようにしよう。
そういういわゆるデフレマインドがどうも継続しているような感じがするんですよね。
ですから、アベノミクスと言われるものの影響というのは、やはりまだまだ一部にとどまっているとみるのが見方かなと思いますね。
≫実質賃金が下がり続けているところでも考えちゃいますよね。
≫使えないですよね消費にお金を。
≫刈谷のあそこはすばらしいんでしょうね。
それだけではなくてすばらしいからこそみんな行くんでしょうけど。
次、いきましょうか。
≫今日はこのあと日米ガイドラインと南シナ海についての特集をお伝えするんですがその前にこれに関連して1つニュースがありますのでお伝えします。
アメリカの陸海空軍と海兵隊およそ150万人を率いる統合参謀本部議長に海兵隊総司令官のダンフォード氏が指名されました。
ダンフォード氏は海兵隊出身です。
ダンフォード氏の指名会見の際オバマ大統領がイスラム国対策とともに触れたのがアジア重視戦略の必要性です。
≫ということでここから特集に入ります。
日米ガイドラインということなんですが。
南シナ海改めてご覧ください。
パラセル諸島、西沙諸島ですね中国でいうと。
それから、スプラトリー。
南沙諸島ともいいます。
こちらは、ベトナムと中国が領有権を争いそして、南沙スプラトリーのほうはフィリピンと中国がもめている。
どんどん中国がいろんなものを埋め立てて造ったりとか言われています。
南シナ海緊張の海中国の海洋覇権の象徴としていわれるところ。
厳密に言うと、インドネシアもいろいろ問題抱えています。
中国とのね。
ここでなんと、日本の自衛隊が行くのではないかということがもっぱら、このところいわれ始めています。
まだ、決定ではないというもののじゃあ、どうしてかというとこの日米ガイドラインには南シナ海と具体的には書かれておりませんがアメリカ軍と自衛隊が共同でというニュアンスで南シナ海といわずとも警戒監視あるいは偵察活動を行うというような文言が入りましたのでここは行くんじゃないかという想定が出てくるわけです。
だとすると、ここで一体何をするのか。
そして、アメリカは中国のここでの活動の一体、具体的に何を警戒しているのか。
取材でわかってきました。
≫日米同盟の新たな1ページ。
それは…。
≫自衛隊の活動範囲が日本周辺から大きく拡大することを意味している。
それは、主にどこなのか。
自衛隊とアメリカ軍の役割分担を決めるガイドラインの改定作業の中でアメリカ側が期待を示していた地域があった。
≫南シナ海スプラトリー諸島。
中国名、南沙諸島。
中国は今、ここにある7つの浅瀬で埋め立て工事を急ピッチで進めている。
フィリピンなどとの間で領有権をめぐる争いがある場所だ。
フィリピンは危機感を強めている。
≫南シナ海パラセル諸島。
中国名、西沙諸島。
ここでは、中国とベトナムが島の領有権をめぐって激しく対立している。
南シナ海に面したベトナム沿岸警備隊の基地。
ちょうど、新しい警備艇の改修作業が行われていた。
≫こちらにあるベトナム沿岸警備隊の警備艇は日本の古くなったものがベトナム側に無償提供されました。
「昇鶴」という文字を確認することができます。
≫「昇鶴」は日本の水産庁が使っていた中古の監視船だ。
操舵室には神棚が残っている。
ベトナムはこうした日本の中古船を改造した警備艇で中国の海洋進出に対抗しようとしている。
≫南シナ海で活発化する中国の動きにオバマ大統領は…。
≫中国の海洋進出を非難するオバマ大統領。
ただ、この発言のあとにこう付け加えた。
≫中国を非難しながら領土問題では立場を鮮明にしない。
アメリカの本音はどこにあるのか。
≫南シナ海に浮かぶ中国・海南島。
中国のハワイといわれるリゾート地だ。
≫リゾートで知られるこの島ですが中国にとって南シナ海における軍事戦略の最重要拠点でもあります。
そして、あちらに見えますのがその海軍基地です。
ご覧ください、桟橋には4隻の潜水艦が停泊していることがわかります。
≫4隻の潜水艦のうち少なくともこの2隻は核ミサイルを搭載できる戦略原潜だ。
中国は水深の浅い東シナ海ではなく水深の深い南シナ海に戦略原潜を配備している。
水深が深いほうが敵に探知されずに自由に活動できるからだ。
≫アメリカが警戒するのはアメリカ本土を狙う核ミサイルを発射できる中国の戦略原潜の動きだ。
ただ、国防予算が削減される一方でイスラム過激派組織やウクライナからも目を離すことはできない。
その中で、海上自衛隊による南シナ海の警戒、監視を含むパトロールに期待が高まっているという。
≫先週、合意された日米ガイドラインには南シナ海という言葉は入っていない。
しかし、自衛隊とアメリカ軍が平時から、情報収集警戒監視および偵察活動を行うという文言が≫アメリカ第7艦隊のトーマス司令官と海上自衛隊自衛艦隊の鮒田司令官。
≫もし、南シナ海で警戒、監視を含むパトロールを行うことになればそれはこれまで海上自衛隊が海外で行ってきた任務とは全く性質が異なるものになる。
≫日本の国土と国民を守る自衛隊の活動とその活動範囲が大きく変わろうとしている。
≫小原さんがおっしゃるように本当に国民の支持がなければと本当に思いますし先週、先生に解説していただいたホルムズ海峡での機雷掃海にまつわる話。
そこに目が行き過ぎていてあれも大事なことですが南シナ海で平時の際からも米軍と共同で自衛隊が監視活動をやるかもしれないという部分にいってなかった部分もあるかもしれないです。
今日の先生のミニ講座は南シナ海関連でちょっと教えていただけますか。
≫まず、根本的なところを。
昨年の7月に閣議決定というのがあってそれで、自衛権の範囲というのが拡大されたと思われているんですけどもそれはまだ国会に法案は通っていないんですけど。
じゃあ、どこまで自衛隊が何ができるのかというのが今、実は非常にあいまいなんですね。
そのあいまいなもとになっているのが昨年に決まった閣議決定の文言です。
武力行使の三要件というものなんですが。
非常にいろんな重要な箇所があるんですけど非常に重要なのはどういうときに武力行使ができるかですが、まず我が国の存立が脅かされる。
我が国の存立自体が危うくなる。
それがなければだめですよと書いてあるのとそういうものが脅かされる明白な危険がある場合っていうのが非常に重要なポイントなんです。
しかし、重要なのは明白な危険っていうのはとても主観的な言葉ですよね。
例えば、何について危険を感じるかというのはそれぞれ人によって違います。
それぞれの政治家によっても違いますよね。
ですから、政治家がやっぱり、ホルムズ海峡が今閉鎖された。
封鎖された。
これは我が国の存立が脅かされる明白な危険だとそう危険だと私は感じるんだと言ってしまえばこれ、要件が満たされるのかっていう問題があって。
≫別な政治家でいえばいやいや、将来的な危険はもちろんあるけれども備蓄が半年間あるからまずはここはじっくり見てという人もいますね。
≫非常に明白なという非常に強い言葉がついたにもかかわらず最後まで、どうしても主観性というのがぬぐえないものになっているんですね。
じゃあこういう文言に対してある種のあいまいさを含んだものに対して公明党が非常に重要になってくるんですけども公明党がどういう歯止めをかけたと主張しているかというと公明党はこれまでとは全然、解釈を憲法については変えていません解釈改憲なんて行っていませんと。
逆に、自衛がやれる自衛の措置の限界っていうのを今回示しただけなんですっていう説明をしてきたんです。
他国の防衛他国防衛についての集団的自衛権は認めないんだといってきました。
でも閣議決定には集団的自衛権という文字が入っているわけですね。
じゃあ、一体なんなのかというとまた、ややこしいんですね。
こういうふうに説明を指摘ました。
集団的自衛権と個別的自衛権というのは実はちょっと重なっている部分があるんですね。
レギュラーの木村草太さんも同じようなことをおっしゃっていますけど例えば沖縄の米軍基地が攻められた場合にもちろんこれはアメリカの基地に対する攻撃ですからそれに対して日本が協力をして対処するとなると集団的自衛権はもちろん沖縄の基地ですので日本の国内にある。
個別的自衛権でもあるよねと。
とすると、個別的自衛権で説明できる範囲内で集団的自衛権と重なっている部分についてはもし集団的自衛権と言いたいのだったらそれはそういっていいんじゃないかというような説明をしているんですがしかし、この領域があいまいなんですよね。
つまり、先ほどのホルムズ海峡の例もそうなんですが。
それが明白な危険だといった場合には実は、重なっている部分がどんどん拡大していく。
≫つまり、どんどんこっちの集団的自衛権になりかねないですね。
≫これまでほとんど集団的自衛権で説明していたものが我が国の存立を脅かされる明白な危険があるといってしまえばこれがどんどん拡大解釈されてしまう。
そこに今、私たちは立たされているんですね。
恐らく公明党は最初からそのことを織り込み済みだと私は思っています。
昨年の7月4日閣議決定の直後にこう述べているんですね。
個別的自衛権の行使は自国が武力攻撃を受けたことが条件ですが、今回その前であっても限定的に実力の行使が認められました。
この場合、国際法上集団的自衛権が根拠となる場合がありますと言ってるんです。
となると、これは集団的自衛権を、やはり一部にしろ、認めたということになるんじゃないか。
武力行使の条件を公明党は日本への武力攻撃に匹敵するような事態が起きた場合。
匹敵するような事態ですね。
これによって、いろんなものがブラックホールのように含まれていく可能性がある。
今回の南シナ海の問題ですが場合によってはどんどんエスカレートしていくとフィリピンと中国というのが部分的にですけど武力衝突する可能性がある。
ベトナムもそうですね。
可能性があるわけです。
そのとき日本がどうするのかと問われてくると思うんですね。
それを実は今の閣議決定そしてこのままいってしまうとなかなか憲法の範囲で歯止めをかけることが難しくなってくるんですね。
朝日新聞の2月23日に公明党の幹部のコメントが載っています。
何ができて何ができないのか。
結局、それはそのときの政府の政策的判断だというコメントがあるんです。
そうすると、その時々の政治家が決定できる。
結局、国民が国家に対して制約を加えるという憲法が空洞化しているということにほかならないんだと思いますね。
≫平時から南シナ海に自衛隊と米軍が偵察活動および先ほどの中国の原潜を警戒して偵察をするという事態になっていくとすればあるときからそれが重要影響事態ということになるかもしれませんし存立危機事態ということになって集団的自衛権の行使というような方向は連鎖していく懸念とどうしても感じますね。
≫それに対する明確な歯止めがなかなか見えないんですよね。
≫そこがポイントですね。
≫今朝の富山湾。
だるま太陽という大変美しい日の出が見られる。
日の出は美しいんですけどこれまた美しいという。
私には、だるまには全く見えませんで、ふーっとオレンジ色で吹いて形を変幻自在に変えていくビードロ細工のビードロ太陽に見えるなんて、私の見え方はどうでもいいんですが。
ご覧ください。
≫午前5時前。
水平線から2分間だるまが顔をのぞかせた。
≫このだるま太陽はこの時期だけ見ることができる現象だ。
春の訪れとともに、富山湾には北アルプスからの雪解け水が流れ込み海水面が冷やされる。
一方、陸地からの春めいた空気によって気温は上昇。
海水面近くで冷やされた空気との温度差で蜃気楼が起きる。
氷見で水平線からの日の出が見ることができるのは4月下旬から6月中旬まで。
更に気象条件が整った日にだけだるま太陽と顔を合わせることができる。
8年間撮り続けている戸部さんは…。
≫地元でだるま太陽は幸運を呼び込む朝日といわれており見た人には幸せが訪れるそうだ。
≫今日お昼の「ワイド!スクランブル」を見ておりましたら橋本大二郎さんがだるま太陽のあとにちょっと寂しそうに富山のこれも美しいけど私が知事を務めていた高知の例えば宿毛というところにも大変美しいだるま夕日。
日の出じゃなくて沈むほうのだるま夕日があるんですけどあんまり有名じゃないのが残念みたいなこといってあるんだったらだるま夕日も撮ったほうがいいと思って取材班に行ってくれと電話をしたら笑われて冬だって言うんですよね。
高知のだるま夕日は。
だから、逆なんですね。
外気が冷たくて富山と逆で高知は外気が冷たくて冬だから。
それで黒潮が入ってくるから海水温が暖かい。
その温度差、逆の温度差で蜃気楼によって出てくるということで高知県が宿毛のだるま夕日。
これまた美しいですよね。
≫ちょっと気持ちよさそうに温泉につかっているようにも見えてしまうんですけど。
≫本当に人の肩口。
≫北朝鮮の人権問題を話し合うニューヨークのシンポジウムで横田めぐみさんの弟さんが訴えました。
≫40年前に撮られた写真に笑顔で写るのは拉致被害者の横田めぐみさんと弟の拓也さんら家族。
5日、アメリカ・ニューヨークの国連本部近くのホテルで、日本政府主催の北朝鮮人権問題などを話し合う国際シンポジウムが開かれた。
≫このシンポジウムには横田さんのほか拉致の可能性が否定できない山本美保さんの双子の妹森本美砂さんや、アメリカの北朝鮮人権問題担当特使100人以上の国連関係者などが参加したが北朝鮮担当者の姿はなかった。
≫イギリスでは7日に5年に一度の総選挙が行われる。
果たして、与党・保守党が政権を維持するのか。
それとも、最大野党・労働党が政権に返り咲くのか。
≫イギリスの世論調査会社ユーガブの最新の調査結果では保守党、労働党ともに支持率は34%と拮抗している。
今回の選挙では前回と同様どちらの政党も過半数に届かないとみられている。
そんな中、キャスチングボードを握るのがスタージョン党首率いる地域政党スコットランド国民党だ。
現在は6議席を有するのみだが緊縮財政転換や社会保障の充実を訴え、一気に50を超える議席を獲得するとの予想も出ている。
≫2大政党、どっちも過半数を取れなかった場合どこと組むんだ。
難しいぞ、考え方全然違うじゃないかと≫連休最終日の今日釧路から桜の便りが届きました。
平年より11日も早く観測史上最も早い開花となったんです。
今年の桜前線はこれで終点。
4月の暖かさでこれまでにない駆け足の桜前線となりました。
明日の北海道もスッキリ晴れそうです。
北日本では青空が広がります。
一方、沖縄は雷雨で激しく降るところもありそうです。
そのほか、晴れが多いんですが実は、マークに隠れて雨になるところがありそうです。
いつ、どこで降るのか詳しく見ていきましょう。
まず、朝の通勤時間帯は九州から中国、四国にかけて雨雲がかかります。
特に九州南部では強く降ることもありそうです。
これが昼になると雨の範囲が広がるんですね。
近畿から東海でも雨雲が湧きそうです。
そして夕方は関東でも急に雨が降り出す可能性があります。
山沿いではザーザー降りになりますので朝晴れていても傘を持って出かけたほうがよさそうです。
≫スポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずサッカーです。
ヨーロッパナンバーワンクラブを決めるチャンピオンズリーグ。
いよいよ準決勝です。
今日はこちらの試合です。
前回王者、スペインのレアル・マドリード対先日、イタリア・セリエAで4連覇を決めたばかりのユベントスです。
ホームアンドアウェーの第1戦はユベントスのホームトリノで行われました。
≫準決勝では12年ぶりの対戦となった名門同士の一戦。
試合は序盤から動く。
白と黒のユニホームユベントスが前半8分に先制。
対するスター軍団レアル・マドリードは27分。
コロンビア代表、ハメスからポルトガル代表、ロナウド。
メッシを上回る大会歴代最多ゴールで同点とする。
互いに譲らぬ攻防は後半11分に動く。
こぼれ球を拾ったアルゼンチン代表、テベス。
ドリブルで上がる。
上がる。
まだ上がる。
PKを獲得。
テベス自ら、ど真ん中。
ホームのイタリア王者ユベントスが準決勝第1戦をものにした。
≫一方、アジアのクラブナンバーワンを決めるACL。
勝てば決勝トーナメント進出が決まるガンバ大阪は1点を追う後半19分。
宇佐美がクロス。
これがそのままゴール。
宇佐美のバースデーゴールで同点とすると更に37分。
ゴール前押し込んだのはリンス。
土壇場で逆転したガンバ。
グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。
≫メジャーリーグです。
イチロー選手。
昨シーズンのナ・リーグ奪三振王のストラスバーグ投手と今日対戦しました。
≫マーリンズ、イチローは2回ノーアウト3塁先制のチャンス。
そこに立ちはだかるのは…。
150キロを超えるストレートと切れ味鋭い変化球を武器とする昨シーズンの奪三振王ストラスバーグ。
4球目。
≫その後2塁に進んだイチロー。
味方の送りバントで…。
相手の選手がボールをはじく。
イチローはその一瞬の隙を見逃さず一気にホームイン。
この2点を守ったマーリンズが勝利した。
≫レッドソックスの守護神上原は2点リードの9回。
外角低めのスプリットで打ち取ると続くバッターはキャッチャーフライ。
あと、アウト1つに。
観客も沸き立つ。
打球へ飛びつく。
勝利への執念を見せた上原。
今シーズン5セーブ目。
日米通算100セーブに王手をかけた。
≫プロ野球まいりましょう。
現在セ・リーグの首位を走っているのはDeNAです。
このゴールデンウィーク期間中の9連戦の勝敗を見てみると6勝2敗と勝ち越していて更に今、4連勝中なんですね。
9連戦の締めくくりとなる今日の試合。
どうだったんでしょうか。
≫4連勝中の首位DeNAは4回、先発の三嶋がピンチを招く。
レフト、筒香がファインプレー。
若き主砲が守備でチームを盛り立てる。
その裏、ランナーを2塁に置き5番、ロペス。
開幕からフル出場を続ける助っ人の一打で1点を先制する。
6回、3連打で満塁のチャンスを作ると打席には2年目の19歳関根。
横浜スタジアムでの自身初タイムリーは走者一掃のスリーベース。
リードを4点に広げる。
その後、2点を返されるも8回はホールド数リーグトップセットアッパーの田中健二朗。
9回は、セーブ数リーグトップルーキーの山崎康晃。
必勝リレーが1人のランナーも許さずDeNAが5連勝。
がっちりと首位をキープした。
≫4月4日からパ・リーグ首位に立ち続けている日本ハム。
だが、2位、西武とのゲーム差はわずか0.5。
もしも、日本ハムが負けて西武が勝てばおよそ1か月ぶりに首位が変わる。
まずは、西武の試合から。
≫5連勝中の西武。
首位浮上へ。
1回、ワンアウト2塁で4番、中村。
7号ツーラン。
この一発などでオリックスから3点を先制する。
5回にはおととい1軍登録された7番、木村が今シーズン第1号。
リードを広げる。
ファンの期待は、おかわり。
6回。
中村の8号おかわり弾。
13安打11得点で西武が6連勝を飾った。
≫西武が勝ったため負ければ首位陥落となる日本ハム先発は去年8勝を挙げた中村。
立ち上がりから楽天打線につかまり2回途中で降板。
序盤で6対1とリードを許す。
5回、ツーアウト2塁で昨日、プロ初ヒットを放ち今日もスタメン出場のルーキー浅間。
狙っていたという初球をはじき返しプロ初のタイムリーヒット。
連休最終日の札幌を沸かせる。
しかし、その後は楽天投手陣の前に勝負どころで打線がつながらない。
7対2で敗れた日本ハム。
首位の座を明け渡した。
≫今シーズン初の4連勝なるか。
ソフトバンクは5回、チャンスで2番、明石。
レフトへ。
ロッテ、角中がボールの処理に手間取る間に高谷がホームイン。
勝ち越しに成功する。
先発・武田が同点とされ迎えた7回。
ワンアウト2塁で岡田。
打ち取ったかに見えた当たりは内野安打。
ピンチが広がり代打、井口。
その初球。
タイムリーツーベースで3対2。
武田はノックアウト。
ソフトバンク連勝は3で止まった。
≫中日先発はバルデス。
いまだ、勝ち星はないものの防御率2点台の左腕は阪神打線を7回までゼロに抑える。
中日2点リードの8回。
阪神代打、新井良太にホームランを浴び1点差に迫られる。
それでもリードを守り9回もマウンドに上がったバルデス。
ところが、ツーアウトから阪神4番、ゴメスに出塁を許したところで谷繁監督がマウンドへ。
初勝利まであとアウト1つのところでマウンドを抑えの福谷に託す。
しかし、コントロールが定まらず連続フォアボール。
ツーアウト満塁一打サヨナラの場面で3番手の又吉が対するは阪神、代打の切り札、関本。
フルカウントからの6球目。
痛恨の押し出し。
好投のバルデス8試合目の先発でも白星をつかめない。
なおも満塁で新井良太。
9回、ツーアウトランナーなしからの大逆転劇。
中日は、悪夢。
阪神にとっては歓喜の一戦となった。
≫広島対巨人の3連戦。
おととい。
思わぬ形で広島サヨナラ勝ち。
昨日。
初回に10得点。
広島、圧勝。
連日、広島の劇的勝利。
第3戦の結末は…。
≫2連勝で勢いに乗る広島は1回セカンド、菊池がこのプレー。
試合開始と同時に超満員の観衆を沸かせる。
直後の1回裏の攻撃。
ランナー2塁で、菊池。
巨人のまずい守備もあり送りバントは内野安打に。
ノーアウト3塁、1塁とチャンスが広がり3番、丸。
センターへの犠牲フライ。
前夜の勢いそのままに先制すると更に、追加点を奪いリードを2点に広げる。
先発、野村は3回先頭バッターにヒットを許し、この試合初めてランナーを背負う。
またもや見せた名手、菊池。
華麗なグラブトスでダブルプレーに打ち取り巨人打線の反撃を封じる。
その裏の攻撃。
4番、新井の3試合連続となるタイムリーなどで更に2点を奪う。
野村は、7回1失点の好投で2勝目。
チームは今シーズン初の同一カード3連勝を飾った。
≫セ・リーグの順位です。
首位DeNAは実の46年ぶりとなる単独でのリーグ20勝一番乗りです。
貯金を今シーズン最多の6としています。
続いてパ・リーグ。
こちらは首位が入れ替わりました。
西武が4月3日以来およそ1か月ぶりとなる単独首位に浮上です。
スポーツ、まだ続きます。
今度はボクシングです。
こちら、ご覧ください。
現在世界チャンピオンとなっている日本人選手は8人いるんです。
その中で、今夜は2人が防衛戦です。
ライトフライ級の田口選手。
そしてスーパーフェザー級の内山選手は歴代2位に並ぶ10度目の防衛をかけて挑みました。
≫5年にわたって王座に君臨する内山高志、35歳。
黒のトランクス内山は第1ラウンド前に出る。
9度の防衛のうち7度が防衛勝ち。
序盤から持ち前の強打を見せ付ける。
続く第2にラウンド1分が経過。
カウンターの右ストレートが炸裂。
一撃で相手をマットに沈め2ラウンドTKO勝ち。
圧倒的な強さ。
内山が10度目の防衛に成功。
日本歴代2位の記録に並んだ。
内山のジムの後輩、田口良一。
世界ライトフライ級王座の初防衛戦。
試合開始早々から内山譲りの左ボディーをたたき込む。
第2ラウンド、試合が動く。
右ストレートを打ち下ろしこの試合、最初のダウンを奪う。
田口の圧倒的なペースで迎えた第8ラウンド。
≫3月にフランス南部で起きたドイツの旅客機墜落で調査報告書が発表されました。
墜落は副操縦士の意図的な操作が原因とされていますが報告書によりますとこの副操縦士が同じ日に搭乗した直前の便でも機体を急降下させていたことがわかりました。
リハーサルをしていた可能性があるとみられています。
2015/05/06(水) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

きょう何があったか!一日のしめくくりとして欠かせないニュース番組。古舘伊知郎を中心に正解のない時代のニュースを「まじめに」「前向きに」「正直に」お伝えします。

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◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
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【特別リポーター】
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【スポーツアナウンサー】
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映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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