プラチナエイジ #29【豪華賞品プレゼント!今週は見逃せない】 2015.05.07


(翔也)ただいま。
(和子)おかえりなさい。
(翔也)カズさん。
(和子)うん?
(和子)えっ?
(翔也)今日母の日だから。
(和子)私に?
(翔也)うん。
(和子)うれしいわ。
ありがとう。
(吾郎)何か間違えてんじゃねえのか?そういう光景は。
(和子)あら。
どうして?お前あいつの母親じゃないだろ?気持ちの問題よ。
(吾郎)へえー。
気持ちの問題ね。
(翔也)パパさんには父の日にあげるからね。
(吾郎)だからその呼び方はやめろって言ってんだろ。
俺はなお前のパパなんかじゃねえんだよ!
(男性)「トントントントン…」
(男性)いやぁ。
それにしてもこの朝の準備の音で起きれるって最高…。
いや。
太鼓かよ。
何で朝から太鼓たたいてんだよ?うるせえな。
(男性)太鼓じゃなかったかしら?
(男性)ちゃんと朝飯作ってくれ。
(男性)分かった分かった。
(男性)ったくよもう。
(男性)「トントトントン…」
(男性)変なリズム刻んでるよ?ちょっと。
ちゃんと朝飯作ってる?
(男性)ケンジ。
ちょっとお塩取って。
お塩。
(男性)ああ。
塩。
いいよ。
ちゃんと料理作ってんだね。
びっくりしたな。
塩まいた!うん。
うん。
力士。
力士?何で朝から力士…。
なるほど。
何かに使えるなこれな。

(チャイム)はい。
あら。
(配達員)岩村さん。
お荷物です。
はい。
(配達員)ここに置いていいですか?よいしょ。
はい。
えっ?
(吾郎)ああっ。
(翔也)よいしょ。
大丈夫?
(翔也)よし。
これで全部です。
よいしょ。
(吾郎)何だよ?これ。

(チャイム)
(翔也)ああ。
俺出ますね。
(吾郎)どっから来てんの?これ。
(翔也)はい。
あっ。
こんにちは。
(昌代)あんたは?
(翔也)ああ。
僕は…。
えっ?母ちゃん。
(昌代)荷物届いてる?何?
(翔也)どうぞ。
(昌代)しかし吾郎さん。
こんな立派な家買って。
さすがあなた。
私が見込んだだけのことはあります。
(吾郎)そんな大げさな。
(昌代)ううん。
田舎の連中はみんな感心してんですよ。
湘南に家買うなんて大したもんだって。
(吾郎)そんな大したことでもありませんよ。
そんなことよりこの荷物。
これどういうこと?
(昌代)えっ?何これ?布団まで来てるじゃない。
(昌代)フフッ。
これね。
(昌代)しばらくここにお世話になろうかと思ってね。
ここってここ!?部屋余ってんでしょ?はっ?
(吾郎のせき)ちょっ…。
ちょっと待ってよ母ちゃんねえ。
(昌代)さっきから気になってんだけどこのお兄さん誰?
(翔也)あっ。
俺翔也です。
(昌代)翔也?
(吾郎)あっ。
あのですね。
あのう。
この子はですね。
そのう。
なっ?ええ。
そうそうそう。
何がそうそうそう?吾郎さんの。
ねっ?俺?うん。
あっ。
あのう。
私のですね遠い親戚の子供なんですよ。
山形から出てきたのよ。
ミュージシャン目指してね。
(吾郎)そうそうそうそう。
はい。
(昌代)あんたミュージシャンなの?
(翔也)うん。
(昌代)さすが湘南だわ。
ミュージシャンがいるんだもん。
違うわ。
田舎と。
うん。
どういうことだよ?分かんないわよ。
ここで一緒に暮らすって言ってたぞ。
だから分かんないって言ってるでしょ。
何考えてんだよ。
いきなり来てさ一緒に暮らすなんてさ。
非常識にも程があるだろう。
人の親をそんなふうに言うことないでしょ?母にだって何か事情があるかもしれないんだから。
あれれれ?逆ギレですか?キレてませんよ。
とにかく俺は絶対に認めないからな。
考えてもみろよ。
老後はお前と2人でのんびり暮らす計画だっただろ?それがさホストか何か連れ込んじゃってさ。
ホストじゃありません。
何でも一緒だよ。
とにかくその変な男と一緒に暮らすことになってさ。
よく言うわよ。
翔也君が出ていこうとしたの引き留めたの誰?「強い男にしてやる」とか言って。
今はその話をしているんじゃないでしょ?してるのはあなたでしょ?お母さんの話をしてるんだろう。
それをあなたがさ…。

(物音)・
(翔也)痛え。
(吾郎)おい。
あら。
(吾郎)何やってんだ?お前。
(翔也)あっ。
いや。
ばあちゃんがこれ2階に運べって。
もう。
(吾郎)2階に?こんな奇麗な海が見えるなんて。
ああー。
夢みたいだわ。
あのね母ちゃん。

(翔也)ばあちゃん!よいしょ。
うわ。
(翔也)布団どこ置く?
(昌代)ああ。
その辺に置いといて。
(翔也)よいしょ。
母ちゃん。
(昌代)えっ?父ちゃんと何かあった?ケンカでもした?
(昌代)ううん。
父ちゃんはよくしてくれるわ。
だったらどうして出てきちゃったのよ?こんなに持って。
あのね母ちゃん。
何があったか知らないけど私たちには私たちの生活ってもんがあるのよ。
だからね母ちゃんがここで暮らすのは無理なの。
分かるよね?あっそうだ。
お土産にぼた餅と漬物持ってきたんだよ。
えっ?
(昌代)翔也。
下で食べようか。
いいよそんなの。
(翔也)うっす!母ちゃん。
(翔也)いただきまーす。
(翔也)うーん!ばあちゃん。
これ超うめえ!
(昌代)だろう?
(翔也)うん。
私のぼた餅は村一番なんだから。
もっともっと…食べ。
ばくばく食ってんじゃねえ。
このバカ。
(翔也)うめえ。
(昌代)ほら。
吾郎さんも。
(吾郎)あっ。
はい。
(昌代)ほら。
ほれほれ。
(吾郎)ああ。
いただきます。
久しぶりだなぁ。
うわっ!超うめえ!
(翔也)うめえ。
(吾郎)どんどん食え。
これな。
だからね父ちゃん。
こっちも困ってるのよ。
いきなりやって来て一緒に暮らすって言うんだもん。
ホントに何もなかったの?母ちゃんと。
うん。
あっ。
もしかしてぼけちゃってるとか?普通?しっかりしてんの?
(翔也)うん?ヘヘヘ。
(昌代)フフッ。
(吾郎)ちょっと。
どうだった?よく分からないって。
よく分からない?ケンカしたわけでもないしぼけてるわけでもないって。
昨日まで普通にしてたって。
朝起きたらいなかったんだって。

(昌代)和子。
(吾郎)行け。
行け。
行け。

(昌代)ぼた餅おいしいよ。
(翔也)ごちそうさま。
父ちゃんに電話したよ。
(昌代)あっそう。
驚いてたよ。
こっちに来てるって言ったら。
そう。
すぐに帰ってこいって。
そう…。
よっこいしょっと。
(吾郎)お母さん。
お帰りですか?ご近所回りしないとね。
(吾郎)ご近所?
(昌代)あんたのお友達がいるって言ったでしょう?ヨガ教室の。
えっ?
(昌代)ぼた餅と漬物持ってきたのよ。
ご挨拶に行かなくちゃ。
何で挨拶なんか行くのよ?だってこれからちょくちょく会うでしょう。
何言ってんの?母ちゃん。
えっ?いいからもう座って。

(チャイム)あっ。
私出るから。
じっとしててよ。
はーい。
(由美)ああー。
ただいま。
こんなとき来るかな?
(由美)何?お母さん。
何でもない。
(由美)もうおなかすいた。
何かある?翔也。
何かある?ぼた餅。
超うめえよ。
(由美)いいね!熱いお茶もよろしく。
(翔也)うい。
(昌代)おいしい漬物もあるよ。
(由美)あれ?おばあちゃん。
(昌代)由美ちゃん。
久しぶりだね。
(由美)久しぶり。
元気そうだね?
(昌代)うん。
元気元気。
(由美)おじいちゃんも一緒?
(昌代)うん?ばあちゃん一人で来たの。
(由美)へえー。
旅行?
(昌代)ここで暮らすことになったのよ。
えっ?
(吾郎)嘘嘘。
何だ。
びっくりさせないでよ。
おばあちゃんがここに来ちゃったらさ私の部屋がなくなっちゃうもんね。
お父さんとお母さんの部屋でしょ?翔也の部屋。
で私と赤ちゃんの部屋。
ないわよ。
あんたの部屋なんか。
お父さんでしょ?私の部屋。
翔也君の部屋じゃないの。
(由美)じゃあ私の部屋は?だからないって言ってるでしょ?その部屋お父さんとお母さんで使えば1部屋空くでしょ?私今日からこちらでお世話になりますから。
えっ?今日から?
(由美)お医者さんに言われちゃったのよ。
お産早まるだろうって。
だからもうこっちで暮らすことにしたから。
何勝手なこと言ってんのよ。
私は認めてませんよ。
ここで産むの。
(由美)お父さんがいいって言ったもんね?お父さん。
(吾郎)ああ…。
(由美)荷物あしたには届くから。
(由美)翔也。
お茶まだ?
(翔也)はい。
ちょっと待って。
(昌代)ちょっといいかい?何?
(昌代)由美ちゃん。
赤ん坊生まれんの?
(由美)そうなのそうなの。
私ほら。
仕事があるでしょ?だからお母さんに面倒見てもらうことになったわけ。
(昌代)ああ。
なってないわよそんなことには。
私ね絶対嫌ですからね。
孫の面倒なんか。
やりたいことがあるんです。
(由美)何よ?やりたいことって。
翔也君をスターにするの。
(由美)まだそんなこと言ってんの?
(吾郎)俺にもお茶。
(翔也)はい。
(昌代)分かった。
分かった…。
(由美)うん?
(昌代)ばあちゃんがあんたの赤ん坊の面倒見てやるよ。
(由美)えーっ?
(吾郎)いやいや。
あのう。
お母さん。
お母さんにね赤ん坊の面倒見るのはちょっと無理じゃないでしょうかね?
(由美)そうよ。
ダイコンやニンジン育てんのとは訳が違うんだから。
(吾郎)そうそうそう。
(昌代)何言ってんのよ?こう見えても3人の子供育て上げたんだから。
昔の話でしょう?幾つだと思ってんのよ?あれ?何?
(昌代)何か変だよね?
(由美)うん?そうだ。
赤ん坊の父親いないよ。
ああ…。
(昌代)父親もここで暮らすの?
(由美)ううん。
暮らさないよ。
(昌代)どこで暮らすの?
(由美)うん?自分の家。
自分の家?奥さんも子供もいるからね。
そりゃ駄目だ!駄目だよそれは。
妻子ある男なんか。
絶対認めませんよ。
そんなふしだらな!そうですよ。
ふしだらな。
(由美)よく言うわよ。
自分なんかホストに入れ揚げてこの子の養育費全部使っちゃったくせに。
ホスト?
(由美)しかもそのホストと一緒に暮らしてるんだよ?
(昌代)えっ?
(昌代)あんたホストなの?違いますよ。
今は。
(昌代)へえー。
ホストなの。
さすがイケメンだと思ったわ。
(翔也)えっ?
(昌代)いや。
うれしいわ。
一遍ホストに会ってみたかったのよ。
(翔也)ばあちゃん。
(由美)何言ってんの?おばあちゃん。
その子お母さんの浮気相手だよ。
いや。
浮気なんかじゃないわよ。
いいかげんなこと言わないでよ。
(由美)私知ってるもんね。
お母さん。
翔也をベッドルームに入れてたでしょ?あ…あれはね違う。
違いますよ。
あのね翔也君が肩もみしてくれるって言うから。
(昌代)和子。
あんたも!?違います。
(昌代)何てふしだらな…。
母親代わりなのよこの子の。
(由美)ふしだら主婦。
違う違う。
いいかげんにしてくれよ!何でこう波風を立てるんだ?俺の老後に。
ごめんなさい。
(吾郎)お母さん。
申し訳ありませんが田舎に帰ってくれませんか?ご覧のとおりこの家色々とめちゃくちゃなんです。
田舎で何があったか知りませんがここでお母さんの面倒を見ることはできないんです。
ですからお引き取りください。
このとおりです!和子。
ご近所に挨拶行こうかね?
(吾郎)いや…。
いいんです!いいんです!挨拶なんか行かなくったって。
だってお母さんはこれから帰るんです!ねえ。
ねっ。
そういうの。
そういう言い方ひどいんじゃないの?
(吾郎)何!?だって…。
母にだって何か事情があるかもしれないじゃないの。
(吾郎)だけどな…!それをさ頭ごなしに帰れっていうのもひどいんじゃないの?自分勝手過ぎるわよ。
(吾郎)自分勝手?そうよ。
(吾郎)冗談じゃないよ。
冗談じゃないよ!いいか?俺の母親は介護施設に入ってるんだぞ?引き取りたくても引き取れないじゃないか。
お前に迷惑を掛けたくないから引き取れねえんじゃないか!ずーっと我慢してんだよ。
俺の親のことなんか何にも考えないでさ何でお前の親の面倒を見なきゃいけないんだ?冗談じゃないよ!母ちゃん。
(昌代)えっ?ご近所に挨拶行くよ。
(昌代)分かった分かった。
(吾郎)だから挨拶はいいっつってんだろ。
お母さん荷物と一緒に帰るんだよ。
おい。
おい!
(由美)いってらっしゃーい。

(昌代)和子。
(吾郎)おーい!
(昌代)吾郎さん怒らせちゃったね。
いいのよ。
和子。
あんたあのホストと何かあったのかい?ありません。
立派な家だねぇ。
ご主人とお母さんしかいないと思うけど。
弁護士さんだったよね?今は違うけど。
金持ちなんだねぇ。
ごめんください。
(晃司)お母さん。
あっ…。
あら。
何かお取り込みの最中ですか?
(晃司)ああ。
いえいえ。
あのう。
あっ。
どうぞ。
どうぞ。
ごめんください。
(香織)あっ。
あら。
(香織)あっ。
どうも。
結局戻ってきたの?
(香織)いや。
そうじゃないの。
(晃司)あっ。
あのう。
ああ。
そうでした。
うちの母です。
(香織)ああ。
和子がいつもお世話になっております。
(香織)どうも。
田舎から遊びに来たんですけど伊佐山さんにご挨拶したいって言うもんで。
(昌代)いつも娘がお世話になっております。
(晃司)いやいや。
お世話になってるのはこっちの方ですから。
あのう。
これ母の手作りのぼた餅と漬物なんです。
よかったらどうぞ。
(香織)どうもすいません。
じゃあよかったらお茶でも。
いやいや。
今日はここで。
はい。
またちょくちょく伺いますんで。
(香織)ちょくちょく?いや。
それじゃあ。
ほら。
母ちゃん行くよ。
どうも失礼いたします。
ごめんください。
(晃司)どうも失礼します。
(昌代)ねえ。
えっ?奥さんいたじゃないの。
うん。
何でだろう?よさそうなご夫婦だね。
うん。
(昌代)あそこ…。
指さすんじゃないって母ちゃん。
おしゃれな店だね。
さすが湘南だわ。
こんにちは。
留守かね?お店開けたまま?じき戻ってくんじゃないの?待ってようか。
うん。

(ドアの開く音)
(男性)こんにちは。
(女性)こんにちは。
(昌代)行きなさいよ。
(女性)これ。
(男性)1万2,000円?
(女性)うん。
(男性)これが欲しいの?いらっしゃいませ。
どうしちゃったんだろう?智恵子さん。
(昌代)ご主人は?ご主人はいつもふらふらしてるから。
ふらふらって。

(智恵子)ただいま。
純ちゃん。
母さん。
店番ありがとう。
おかえりなさい。
(昌代)お邪魔してます。
(智恵子)あら。
来てみたらお留守だったから店番してました。
(智恵子)えっ?純ちゃんどこ行っちゃったんだろう?あっ。
さっきねお客さんが来てここにあったステンドグラス売れました。
えっ?セールで1万2,000円の。
お金はここに。
あっ。
ああ。
ごめんなさい。
いいのよ。
前にも店番したことあったから。
すてきなお店ですね。
ああ。
ありがとうございます。
あっ。
あのう。
私の母です。
田舎から遊びに来てて。
あっ。
失礼しました。
速水智恵子と申します。
よろしくお願いします。
和子の母親でございます。
どうも。
お世話になってるそうで。
いえいえ。
お世話になってるのはこちらの方なんです。
これあのう。
手作りのぼた餅と漬物です。
アハハ。
あらまあ。
わあ。
お口に合うかどうか。
ありがとうございます。
うわぁ。
おいしそう。
今すぐお茶入れます。
ああ。
いいのいいの。
もうすぐ失礼しますから。
だって。
だって。
いや。
ホントにホントに。
すみません。
何かばたばたしててお話もできなくて。
いいえ。
またちょくちょく参りますんで。
ちょくちょく?あっ。
ほら。
母ちゃん。
失礼しましょう。
ねっ?お邪魔しました。
ごちそうさまでした。
ほら。
母ちゃん。
ほら。
行くよ。
(昌代)分かった。
奇麗だねぇ。
(由美)いいの?謝らなくて。
お母さんに。
(吾郎)いいんだよ。
ああいう自分勝手な人にはなあれぐらい厳しく言わないと分からないんだ。
(メールの着信音)誰からだ?施設筑波山ひまわりの里?「岩村吾郎さま」「ことしも母の日のお花届きました」「お母さま喜んでいらっしゃいます」何だこれ?母ちゃん…。
ああ。
そういやカズさん。
花贈ってましたよ。
施設に。
(吾郎)えっ?パパさんのお母さんがチューリップ好きだからって多めに頼んでました。
喜んでますね。
おふくろさん。
どうしたんすか?パパさん。
うるせえ。
パパさんって呼ぶんじゃねえ。
おしゃれなお店だね。
こんな店うちの田舎じゃ見たことないよ。
どうするつもり?本気でこっちで暮らすの?そのつもりで出てきたけど何だか取り込んでるみたいだしね。
吾郎さん怒らせちゃったし。
テレビ見たのよ。
はあ?
(昌代)ゴールデンウイーク特集。
えっ?
(昌代)湘南のことやってたの。
「あっ。
あんたが暮らしてる町だ」って。
もう海があっておしゃれな店がたくさんあってね。
頭の上モノレールが走ってる。
夢のような町だったよ。
うちの田舎とはえらい違いだった。
そしたら何だか急に父ちゃんと畑やってる生活つまんなく見えちゃって。
死ぬまでに一度あんなとこで暮らしてみたいって。
もう居ても立ってもいられなくなって。
そうだったの。
(昌代)田舎の連中に何言われても構わないって思った。
バカだのくそだの言われてもいいって。
分かるわその気持ち。
ホントに?やっぱり母ちゃんの子だわ。
(昌代)何の話?何でもない。
(昌代)何の話だよ?何でもないって。
ほら。
飲んじゃえば?
(昌代)言いなよ。
でも純ちゃんが香織さんのお母さんナンパするなんて驚きました。
(美佐子)ホントに。
(晴子)あんた。
連絡したの?香織さんに。
今こっちに向かってるって。
お母さま。
私ががつんと言ってやりますからね。
(美佐子)お願いいたします。
あら。
あっ。
あら。
さっきはどうも。
どうも。
ああ。
あのう。
うちの母です。
まあ。
お友達の岩村和子さんとお母さま。
さっきねぼた餅とおいしいお漬物頂いたの。
(晴子)まあそれはごちそうさまです。
いいえ。
速水さんにはいつもお世話になってます。
いやいやいやいや…。
和子の母でございます。
あっ。
失礼しました。
あのね。
こちら…。
あら?あっ。
あのう。
もしかしてさっき伊佐山さんのお宅で…。
(美佐子)香織の母でございます。
まあ。
初めまして。
岩村と申します。
和子の母でございます。
とにかく席着きましょうか?そうよね。
ねっ。
オーダーして何か。
母ちゃん母ちゃん。
奥奥。
おなかすいちゃった。
どうぞ。
(美佐子)すいません。
いいえ。
どうぞ。
はい。
大丈夫ですか?はい。
(美佐子)恐れ入ります。
これ借りるね。

(ドアの開く音)はい。
あっ。
あっ。
香織さん。
こっちこっち。
こっちこっち。
お母さん。
2015/05/07(木) 13:25〜13:55
関西テレビ1
プラチナエイジ #29[字][デ]【豪華賞品プレゼント!今週は見逃せない】

智恵子(池上季実子)夫婦のことが心配でウガンダ行きを延期した香織(榊原郁恵)は、晃司(宅麻伸)の身に起きた出来事の真相にショックを…。やがて「母の日」がきて…。

詳細情報
番組内容
 母の日—。和子(宮崎美子)の家にも和子の母・昌代(田根楽子)が突然やって来る。湘南観光にでもやって来たのかと思いきや、しばらく和子の家で暮らしたいと言う。突然田舎から送られてきた大荷物に和子も吾郎(中本賢)も驚くばかりだ。そこへ娘の由美(西慶子)も現れ実家に住むと言い出して…。
 元ホストの翔也(小林豊)が住み着いているだけでも大変な中、このままでは老後の計画がめちゃくちゃになってしまうと、
番組内容2
吾郎は必死にこの家で暮らすのは無理だと言うが、昌代は顔色一つ変えず、和子のヨガ仲間である智恵子(池上季実子)や香織(榊原郁恵)に挨拶に行くと言い出す。さすがに吾郎が怒りだし、自分の親の面倒を見ることができないのに、何で和子の親だけ面倒を見なければいけないのかと言ってしまう。家族が険悪な雰囲気になる中、和子は昌代をご近所回りへ連れ出す。
番組内容3
※10日の「母の日」を前に、今週はドラマの世界で「母の日」に起きた出来事を3つの家族の視点から描いていきます!最後の話となる第29話は、岩村家での母の日です。
出演者
伊佐山香織:榊原郁恵
速水智恵子:池上季実子
岩村和子:宮崎美子
速水純一:春田純一
岩村吾郎:中本 賢
伊佐山晃司:宅麻 伸
スタッフ
原作・脚本:清水有生
演出:市野直親(東海テレビ)
プロデュース:市野直親(東海テレビ)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
音楽:佐藤舞希子
主題歌:郷ひろみ「100の願い」(ソニー・ミュージックレコーズ)
制作著作:国際放映
制作:東海テレビ
おしらせ
【プラチナウィークキャンペーン開催!!】期間中、毎日ドラマを見てポイントを獲得し応募すると、抽選で旅行券・プラチナネックレスなど豪華賞品が当たります。5/4(月)〜8(金)の番組放送中にdボタンを押してね。詳しくは公式サイトURL→http://tokai−tv.com/platinumage
ご案内
【公式サイト】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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