ようこそいらっしゃいました。
認知症カフェ「どーも」です。
認知症を正しく知って治療介護予防をどうすればいいのかこのカフェから発信してまいります。
マスター知ってますか?え?65歳以上の高齢者の450万人は認知症の患者さんなんですって。
結構多いですよね。
多いですよね。
今日ねちょうど認知症の検査と治療が専門の浦上克哉さんいらっしゃってます。
はい。
こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
まだまだ増えていくんですね。
団塊の世代の方が全て75歳以上になる10年後には認知症の方は700万人にもなるという予測が出されております。
また…何か治療法みたいなのあるんですか?はい。
治療法はいろいろありましていろんな治療があるんですけど…薬があるんですか?はいお薬があるんです。
今日少し持ってきましたのでご覧頂けたらと思いますけども。
効果っていうのは結構あるんですか?そうですね残念ながらまだ根本的に一度失われてしまった能力を取り戻すだけの能力はないんですけどもでも1年間ぐらいであったり改善期間をもたらす事ができますしまたそれ以降にしてものまなかった場合よりは明らかに進行を緩やかにさせる効果があります。
こちらがわのお薬なんですけどもどちらかというと意欲を向上させやる気を出して頂くような事に効果がありますしこちらのお薬はどちらかというと気持ちを穏やかにさせるそういった効果もありまして両者をうまく併用してあげる事によって更に単独で使う場合よりも効果があるという事もございます。
認知症の薬はほかにも貼り薬のタイプやのみやすいようにゼリー状にしたものがあります。
また認知症の治療には…薬というと副作用っていうのはどうなんですか?私が使わせて頂いてる経験から言うと極めて頻度が低いものです。
ただお薬ですからやはり症状というのはありまして消化器系の症状ですね。
少し下痢気味になったり少し吐き気がしたりとかですね便秘をしたりあるいは頭痛めまいあるいは興奮を少しされるような方といったような事もございます。
知り合いの方がのんで怒りっぽくなったっていう話を聞いた事があるんですけれども。
それがすぐ副作用だというふうに思われている場合が多いんですけども実際にはそれはお薬が効いていろんな…家族が言う事が分かるようになったためにそういった症状怒るというような症状が出てくると。
というのは結構家族の方から見るとついもの忘れを何回もしておられますからきつい言葉をかけてる事が少なからずあるんですね。
ですからきつい言葉をかけられたらどうしたって本来ならば怒って反応するのが当然なんですけども治療を始める前にはそういう事に対して怒る元気もなかったと。
ですから正規の…私から言わせれば副作用ではなくて主作用としてですね当然反応すべき症状が出ているんだと。
それからあとまれにですけども薬をのみ過ぎたりしてですね間違ってそのために興奮したりと怒ったりという場合もございます。
私が是非皆さん知って頂きたい事としては薬の効果というものも先ほどお話ししましたように一歩間違えれば副作用だと思われてしまうようなところもありますので正しく薬をですね効果を理解して頂くいう事が服薬を中止せずに続けて頂けるために重要なんではないかと思っております。
単純に考えない方がいいっていう事なんですね。
よりよい治療をして頂けたらというふうに思います。
2015/05/07(木) 14:50〜14:55
NHK総合1・神戸
認知症キャンペーン「認知症の治療薬」[字]
【ゲスト】グッチ裕三,【解説】鳥取大学医学部教授…浦上克哉,【司会】山本哲也
詳細情報
番組内容
認知症とわかったときにどんな治療薬があるのか?どれくらい効果があるのか?ポイントを5分間で専門家の解説を交えて紹介する。【出演】グッチ裕三 ほか
出演者
【ゲスト】グッチ裕三,【解説】鳥取大学医学部教授…浦上克哉,【司会】山本哲也
ジャンル :
福祉 – 社会福祉
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サンプリングレート : 48kHz
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